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四十九日法要のマナーや基礎知識について解説【どんな準備をする?】

クリス
クリス
  • 四十九日法要の準備はなにをすればいいかわからない
  • 四十九日法要の流れがわからない
  • 四十九日法要でのマナーがわからない

はじめての四十九日法要となると、なにをすればいいのかピンときませんよね。

まして施主としておこなうとなれば、不安も相当なものでしょう。人生の中でそうそう多く機会があることでもないのですから、仕方ありません。

とはいえ、僧侶や親族を招く集まりなので、派手に失敗すると忘れられない日になってしまうかも・・・。

四十九日法要ではどんな準備をすればいいのでしょうか?法要の流れは?どんなマナーがある?

神様
神様

この疑問に答えるぞい。

本記事の内容
  • 四十九日法要の準備
  • 四十九日法要の流れ
  • 四十九日法要でのマナー

この記事を読むことで「四十九日法要をおこなうための基礎知識が身につく」というメリットがあります。では早速お伝えしていきます。

四十九日法要の準備

日時を決める

本来であれば、命日から数えて四十九日目におこなうのが正式とされています。

しかし、参列者が予定を合わせることを考えて、四十九日目の前の土日におこなうことが一般的です。

必ず、四十九日目を越えておこなわないようにしましょう。

時間帯は午前・午後どちらでも問題ありませんが、法要後の会食があることを考慮し、午前中におこなうことが多いです。

会場を決める

四十九日法要は自宅かお寺でおこなうことがほとんどです。

しかし、会食のことを考慮して、食事施設のある仏事料理店や霊園施設でおこなう場合もあります。

自宅でおこなう場合は会場使用料がかからないというメリットがありますが、自分たちで準備をしないといけないというデメリットもあります。

案内状を出す

四十九日法要をおこなうにあたって、案内状を出す必要があります。

身内や親族だけでおこなう場合は電話での案内で済ますこともありますが、基本的には案内状を出すことがマナーとされています。

会食をおこなう場合、料理を予約しなくてはいけないので、そのために出欠を確認する意味でも案内状は必要です。

白い無地の封筒に案内状を入れて送るのが正式なマナーとされています。この時、返信用のはがきも同封するようにしましょう。

案内状の基本的な内容は以下のとおりです。

案内状の内容
  • 故人の名前
  • 施主の名前
  • 四十九日法要をおこなう旨
  • 法要をおこなう日時、会場
  • 会食がある旨(会食がある場合)
  • 行事の内容

法要の会場によっては墓参りや納骨を後日おこなう場合があります。

当日の行事は明記しておくようにしましょう。

持ち物を用意する

四十九日法要に必要な持ち物はこちら

  • お布施
  • 故人の遺影
  • 仮位牌・本位牌
  • 参列者の引き出物
  • 埋葬許可証(納骨式をおこなう場合)

どれも忘れると困るものです。自宅以外の会場でおこなう場合は、出発前に必ず確認しましょう!

四十九日法要の流れ

四十九日法要の流れはこちら

四十九日法要の流れ
  1. 読経・焼香
  2. 僧侶による説話
  3. 各位牌の閉眼供養・開眼供養
  4. 納骨式・墓参り
  5. 施主の挨拶・会食
  6. 引き出物を渡す

施主の方は特に、しっかり確認して滞りなく進めていきましょう。

読経・焼香

僧侶の読経からはじまり、僧侶の合図で焼香をはじめます。

焼香は故人と関係が深い人から順番におこなうのが一般的です。順番を間違えて恥ずかしい思いをしないようにしてくださいね。

自宅の場合は読経の前に施主から開式の挨拶がありますが、お寺の場合はないことが多いです。

僧侶による説話

読経と焼香が終わると、僧侶からの説話がはじまります。

説話とは、僧侶からのありがたいおことばです。

説話の内容は僧侶によって異なりますが、主に仏法に関することなどの身になるお話です。

難しい話で眠たくなるかもしれませんが、椅子から崩れ落ちたらとても目立つと思うので、ご注意を。

各位牌の閉眼供養・開眼供養

説話の後には位牌の閉眼供養・開眼供養がおこなわれます。

閉眼供養とは、「故人の魂が宿っている物からその魂を抜く法要」のことです。

一方、開眼供養とは「新しいものに故人の魂を宿す法要」のことです。

仏教の中では、故人の魂は葬儀の段階で仮位牌に宿っていることになります。

その仮位牌から本位牌に魂を移すことがこの閉眼供養・開眼供養の主旨となります。

閉眼とか開眼とか、なんだかかっこいい名前ですね。主旨を知らずに眺めているだけだと退屈な供養に感じるかもしれませんが、故人の魂がお引越ししてると思うと、ちゃんと見届けたいと思えるのではないでしょうか。

納骨式・墓参り

閉眼供養・開眼供養の後は、納骨式と墓参りに移ります。

お寺で四十九日法要をおこなう場合、近くにお墓があるのでこのタイミングで可能です。

しかし、会場がお墓から遠い場合や、まだお墓の準備ができていない場合は納骨式と墓参りは後日おこなうこともあります。

また、納骨には埋葬許可証が必要になります。この書類は「死亡届」を提出すると受け取ることができます。忘れずに持参しましょう。

施主の挨拶・会食

納骨式と墓参りの後は、会食に移ります。

この時、会食の前に施主から参列者へ挨拶をするのが一般的です。

挨拶では法要に参列してくれたことへのお礼、無事法要を終えられたことへのお礼、そしてささやかながら会食を用意していることを伝えます。

引き出物を渡す

会食の後は、参列者へ感謝の気持ちをこめて最後に引き出物を渡します。

引き出物選びのポイントや相場については、この後のマナーの所で解説します。

四十九日法要のマナー

3か月をまたぐ前におこなう

四十九日法要の日時を決める際には、命日から3か月をまたがないように注意してください。

これには理由があります。「始終苦(四十九)労が身(み)につく」といわれているからです。言葉遊びのようですが、仏事にはこういったルールが多々あります。気をつけましょう。

服装のマナー

四十九日法要では、一昔前まで遺族は喪服が基本でした。

しかし、近年では施主や遺族も略礼服での参列が主流となっています。

男性の略礼服は黒いスーツに白無地のシャツ、ネクタイと靴は黒となっています。

女性の略礼服は黒のワンピースやスーツが主流です。夏でも露出は控え、ストッキングと靴は黒に統一しておきましょう。

平服で法要をおこなう場合もありますが、その際は必ず事前に参列者へ”平服での参加”の旨を伝えておきましょう。

お布施のマナー

四十九日法要の際には、僧侶にお布施を渡さなくてはいけません。

金額相場は一般的に葬儀費用の10分の1が目安とされています。具体的には3~5万円程度を渡すことが多いです。

お寺によって相場は変わってきますので、事前にお寺に相談しておけば間違いないでしょう。「直接聞くのは失礼では」と思うかもしれませんが、そんなことはないようです。

引き出物のマナー

引き出物の相場は2,000~3,000円程度となっています。

引き出物として向いている品は、持ち帰りやすさを考慮してコンパクトで軽いものです。

食品の場合は日持ちして常温保存のものがいいでしょう。

他にも、石鹸や洗剤などは穢れを落とすという意味あいから引き出物の品に向いています。

会食のマナー

法要後の会食は「お斎(おとき)」と呼ばれており、本来は午前中に頂くこと、精進料理を出すことなどが決まっていました。

しかし、現在は故人の偲んでする食事という考え方が強くなり、故人の好きだったものや仕出し弁当などを出すケースもあり、比較的自由な献立が選ばれています。

ただ、騒がしい会食になることは避けるべきなので、立食形式や大皿などではなく一人分の料理がきちんと分かれているお膳を用意するのが一般的です。

また、慶事で用いられる紅白の食器は不適切です。

これらのことを考慮し、お店で予約する場合は必ず法要後の会食であることを伝えておきましょう。

久しぶりに会う親族との食事となると、色々話をするかと思いますが、あまり盛り上がって騒がしくならないように注意しないといけませんね。

まとめ

まとめ
  • 命日から数えて四十九日目直前の土日がベスト
  • 案内状は基本的に出す
  • 忘れてはいけない持ち物がいくつもあるので注意
  • 服装は準喪服でOK
  • 会食の予約では必ず法要後の会食であることを伝える

いかがでしたか?四十九日法要の全体像がイメージできたのではないでしょうか。

葬儀会社によっては法要の相談にものってくれることもあるので、不慣れな方は葬儀の際、事前に相談しておくといいかもしれませんね。

四十九日法要は法要の中でも特に重要な位置づけになっていますので、しっかり準備してのぞみましょう。