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青森県の葬儀社が歴史ある県内のしきたりに柔軟に対応しています!雪国の工夫とは?

クリス
クリス
  • 青森県の葬儀では日程が地域ごとに違うって聞いたけど?
  • 青森県独特の風習が葬儀であるみたいだけど、どういうのかな?
  • 青森県では葬儀当日に香典返しを行うの?

本州最北端にある青森県。

青森県には独特の葬儀のしきたりがあり、初めて参列する場合には戸惑いが出る可能性もあります。ひょっとすると、「しきたりがわからない!」と、式の流れを止めてしまい、悲しんでいる遺族の方々の迷惑になってしまうかもしれません。

一体、どのように立ち振る舞えばいいのかわからず、迷ってしまい不安になりますね。

神様
神様

この疑問に答えるぞい。

本記事の内容
  • 青森県の葬儀の日程の把握
  • 青森県の葬儀のしきたり
  • 青森県の香典返しについて

この記事を読むことで「青森県の葬儀の流れが分かる!」や「青森県の葬儀のしきたりが分かる!」いうメリットがあります。

では早速お伝えしていきます。

地方で変わる青森県葬儀の流れ

青森県地方名
  • 津軽地方
  • 南部地方

青森県の地方ごとに、葬儀は2つの流れがあります。

葬儀の日程

  • 津軽地方 

前火葬→お通夜→お葬式

お通夜には一般弔問が行われ、葬儀、告別式などは遺族、近親者のみで行われるのがほとんどです。

  • 南部地方

お通夜→火葬→お葬式

上記の流れのため、故人の顔を見ることができない場合もあります。お通夜は遺族、近親者で行われ、葬儀、告別式は一般弔問が行われるのが多いです。

同じ県内の葬儀でも流れが異なりますこれには、青森県の気候が大きく影響しています

青森県は三方を海に囲まれていて、県の中央部分には奥羽山脈があり同じ県内でも気候が異なります。冬には日本海側の津軽地方では豪雪になりますが、太平洋側の南部地方は奥羽山脈が障壁となり乾燥した晴れた気候が多いのが特徴です。

余談ですが、同じぐらいの緯度には、ニューヨーク、北京、ローマ、マドリードがあります。

積雪での苦労により前火葬になった

古くから、冬になると雪が多く降り積もる東北地方では葬儀の際には大変苦労があります。親戚がそろうにも交通網が発達するまでは困難なときが多くありました。

そのため、いつ参列できるかわからないので遺族の方々も故人をそのままにして待つわけにはいきません。

そこで、通夜の前に行われる前火葬が一般的になったのです。

葬儀後の取り越し法要

青森県では、葬儀、納骨後に取り越し法要が行われます。それだけではなく、四十九日、百か日までの法要を行う地域もあります。

全国的には初七日を葬儀後に行うのは、イメージしやすいように思います。

青森県では、積雪の中で親戚等に何度も足を運んでもらうのは気の毒なので一度集まった際にまとめて行う習慣があります。

確かに、合理的とも言えますね。

青森県葬儀のしきたり

葬儀のしきたり
  • もがりを飾る
  • 遺骨を直接納骨

青森には、独特の葬儀のしきたりがあります。まず、葬儀の際にもがりを行うことです。このもがりは、一般的に知られているのとは、少し違います。

そして、もう1つは納骨の際に骨壺に納めないというものもあります。

では、それぞれご紹介します。

もがりという風習

忌中の家の玄関に、長さ1.5~2Mの木の棒をクロスさせてXの形にさせて門に飾ります。これが、青森のもがりです。

本来のもがりとは、形を変えていますね。

もがりとは、古くは日本書紀、古事記の中にも記されていますが、死者と共に過ごすことを指します。遺体が腐敗、白骨化していくのを見守り遺族が故人を偲びつつ亡くなった現実を受け入れる期間のことです。

2016年8月に天皇陛下のお言葉のなかでもがりについてお話しされていました。記憶にある方もいらっしゃるかもしれませんね。

現代社会では難しい内容ですが、青森では故人を思う気持ちを分かってもらうための表現として飾りをします。

ちなみに、喪(も)上がり(あがり)が起源で、現代の漢字では【殯】と書きます。

直接納骨

青森県の多くの地域では、お墓に納骨する際に骨壺から遺骨を出して直接納めることをします

全国的には骨壺のまま納めるのが大変多いですが、これは、土にかえるという意味では本来のことなのかもしれませんね。

また、冬に納骨を行う場合には、雪がとける春が来るまで待つのがほとんどです。

香典返しや供花・供物について

即日返納

全国的には四十九日法要後が多いですが、青森県では多くの地域で即日返納が行われています。そのため、記帳は行いません。

青森では葬儀の帰りに、香典返しとしてお茶や海苔などの日持ちがするものを持ち帰っていただく習慣があります。

供花・供物

  • 供花

ご供花の代わりに、花環ポスターを供えるためお花料として香典と一緒に差し出す習慣があります

戦後の1955年鳩山首相により行われた新生活運動として、冠婚葬祭を簡素化できるよう取り組んでいる一環のひとつが青森県で続いています。

生花での対応ももちろん可能です。

  • 供物

青森の盛り籠はタワーやトーテムポールのように縦長に飾られたものを使用します。全国的には丸形で果物、お菓子などを供えると思いますが、形状が全く異なります。

福島県までは同じ形のものを確認できました。東北地方にある習慣と思われます。

葬儀社の会員制度

青森県の各葬儀社にも会員制があります。会員になることでメリットが多数用意されていますのでご紹介します。

割引適応が多くなる

青森県の平均葬儀費用は120万円程度です。

決して、安い!という感覚の人は多くないはずです。そこで、会員制のある葬儀会社では1~2割引が適応になります。

また、葬儀後に必要になる仏壇、仏具の購入割引もしているところもあるので、気になっている葬儀社に問い合わせてみましょう。

加えて、提携している飲食店や日常の買い物時にも割引される場合もありますので、会員になるとお得が多いといえます。

事前相談ができる

葬儀のことはわからないことが多いので不安に感じる方もいらっしゃると思います。会員特典の一つとして、何度でも相談に応じてくれます。葬儀後の法律、税務問題が難しい場合は専門家への紹介。

行政への手続きなども親身になって相談に応じてくれます。

青森県の感染症対策

青森県庁の感染症の情報は非常に丁寧にまとめられていて読みやすくなっています。発症地域が掲載されることで、心構えができ自分で考えて行動できるようになります。

県独自の取り組みがありますので紹介します。

あおもりオベーション

画像引用:AomoriOvation 青森県庁ホームページ

青森県では、独自にコロナに対しての取り組みを行っています。

「あおもりオベーション」は、感染防止に関する正しい知識の普及、感染者やその家族への配慮、医療従事者など最前線で働く方々への感謝などの気運を盛り上げていくために取り組むものです。

「オベーション」には「拍手」という意味があります。

不自由な生活の中でも日々冷静に行動してくださっている県民の皆さん、自らを、そして周りの方々をたたえ合い、拍手を送りましょう。

感染拡大の防止に向けて、

「離れるやさしさ~あなたへのおもいやり~」を合言葉に、
「3つの密」の回避の徹底、外出時における人との適切な距離の確保などをお願いします。
今は、距離をとることが、思いやりであり、やさしさです。
皆さんのご理解とご協力をお願いします。

コロナ対策にクラスターポスター

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画像引用:AomoriOvation 青森県庁ホームページ

県内の各葬儀会社は新型コロナ感染対策を徹底しています。遺族が故人とのお別れの際に不安にならないよう全力で取り組んでいます。決して不安にならずに、ルールに従って故人を送り出しましょう。

まとめ

青森県の葬儀について
  • 地域によって葬儀の流れが異なり、前火葬があること。
  • 法要をまとめて行うこと。
  • もがりを飾ること。
  • 納骨は遺骨を直接すること。
  • 香典返しは即日。

青森県の葬儀で行われていることを調べて東北地方、最北端の冬の辛さが人に対する優しさになっていると感じました。

これから青森に参列される予定がある方の予備知識になれば幸いです。

残念なことに青森県の葬儀後の会食でクラスターが発生してしまいました。県内の各葬儀社は、再び発生しないように感染対策及び防止を懸命に行っております。