葬儀についての基礎知識

【申請編】お金が戻る!忘れずにやっておきたい手続きとは?

クリス
クリス
  • 葬儀後の手続きでお金が戻ってくるって本当?
  • どのような手続きが必要?
  • 遺族年金についても知りたい
  • 故人が失業保険受給中だった場合は申請することはある?

大切な人が亡くなってから、悲しみが癒えないうちにバタバタと葬儀や法要を行い、「つつがなく故人を送り出せた」と一息つきたいところですが、まだまだ大切な手続きがたくさん残っています。

手続きの中には、申請をすると葬儀の代金の一部が戻ってくるものや、今後の家族の生活に深くかかわる遺族年金も含まれます。忘れずに申請をして受け取れるものはしっかり受け取りましょう!

神様
神様

この疑問に答えるぞい。

本記事の内容
  • 葬儀後にもらえる「葬祭費」「埋葬料」の内容と申請方法
  • 遺族年金の種類と申請方法
  • 故人が失業保険受給中に亡くなった場合の手続き

この記事を読むことで葬儀後に必要な申請について詳しく理解でき、「知らなかった!」で損することがなくなるでしょう。では早速お伝えしていきます。

加入していた各健康保険からお金が戻ってくる!

日本人は国民皆保険制度により、ほとんどの方が国民健康保険か社会保険に加入しています。

葬儀後に故人が加入していた保険の事務所に申請を出すと国民健康保険の場合は「葬祭費」、社会保険の場合は「埋葬料」としてお金が戻ってきます!

国民健康保険の「葬祭費」

国民健康保険や後期高齢者保健に故人が加入していた場合、「葬祭費」が受け取れます。金額は自治体によってさまざまですが、おおむね3万円~7万円です。

直葬・火葬式の場合は葬祭費が支給されない場合があります。自治体に確認しましょう!

葬祭費の申請方法

葬祭費は葬儀が行われた翌日から2年以内に申請する必要があります。2年以内に申請しないと葬祭費は受け取ることができなくなります。手数料はかからないので必ず申請しましょう!

以下が申請方法になります。不明な点がある場合は、各市区町村の窓口に問い合わせましょう。

申請先 故人が住んでいた市区町村の担当窓口(国保年金課など)
申請する人 葬儀を行った人(喪主)
必要なもの 葬祭費支給申請書、国民健康保険被保険者証、死亡診断書、葬儀を行ったことを確認できる書類(葬儀の領収書など)、印鑑など

社会保険の「埋葬料」

埋葬料」は故人が健康保険や協会けんぽに加入していた場合に受け取ることができ、上限が5万円までの実費精算になります。組合によってはさらに追加の給付を受けることができる場合があります。

埋葬料を受け取れる人は、生計を一部でも維持していた方がなくなり、故人を埋葬した方です。故人が被扶養者だった場合は、被保険者に「家族埋葬料」として5万円給付されます。

神様
神様
労災の場合は埋葬料でなく、労災保険から葬祭料が支給されるので注意するぞぃ
「埋葬料」と「埋葬費」の違い

「埋葬料」は故人と生計を共にしていた方が埋葬をした場合に出るのに対し、「埋葬費」は故人と別の生計を立てていた方が埋葬をした場合に支給されます。

金額は埋葬料と同じく、上限5万円の実費精算になります。

埋葬料の申請方法

埋葬料は故人が亡くなった日の翌日から2年以内に申請する必要があります。葬儀を行った日から2年以内の葬祭費とは異なるので注意が必要です。

埋葬料も期日が過ぎてしまうと受け取れなくなります。こちらも手数料はかからないので必ず申請しましょう!

以下が申請方法になります。不明な点がある場合は申請先の担当者に問い合わせましょう。

申請先 故人が加入していた健康保険組合または年金事務所
申請する人 故人と生計をともにしていて、埋葬をした人
必要なもの 埋葬料支給申請書、住民票、死亡診断書、埋葬許可証、埋葬の領収書、印鑑など

遺族年金も請求できます!

成人した日本国民は国民年金・厚生年金・共済年金のいづれかに加入することとされています。年金に加入している方が亡くなった場合、故人と同一の生計を立てていた方遺族年金を受け取れます。

遺族年金の種類

遺族年金には以下の2つがあります。

  • 遺族基礎年金
  • 遺族厚生年金

以前は遺族共済年金も含めた3種類でしたが、遺族厚生年金と遺族共済年金をまとめてしまったので現在は2種類になります。

また、この2つの遺族年金を受給できない方には「寡婦年金」と「死亡一時金」の遺族給付制度があります。

あなたがどのケースに当てはまるのか下記の表を参考に確認してみてください。

故人の職業 遺族年金をもらえる対象者 遺族年金の種類
自営業 18歳未満の子どもがいる妻(夫) 遺族基礎年金
子どもがいない妻(夫) 遺族給付制度(寡婦年金または死亡一時金)
会社員
公務員
18歳未満の子どもがいる妻(夫) 遺族基礎年金と遺族厚生年金
子どもがいない妻(夫)※40歳未満 遺族基礎年金
子どもがいない妻(夫)※40~65歳 遺族厚生年金と中高年齢寡婦加算
クリス
クリス
ケースがたくさんあって難しいね、、、。
神様
神様
自分がどこにあてはまるのかよくわからない場合は、日本年金機構の電話相談を使ってみるとよいぞぃ

遺族年金の請求手続き

遺族年金を受け取るためには請求手続きをする必要があります。請求手続きについて以下の表にまとめました。

年金の種類 請求先 必要書類
遺族基礎年金 住んでいる市区町村の担当窓口
  • 年金請求書
  • 年金手帳
  • 戸籍謄本
  • 死亡診断書
  • 印鑑 など
遺族厚生年金 お近くの年金事務所、共済組合など

必要書類は死因や家族構成により異なるので、事前に年金事務所や近場の年金相談センターに確認しましょう。

詳しくは日本年金機構のホームページをご覧ください。

公式HP➡日本年金機構

故人が失業手当受給中に亡くなった場合

故人が失業手当を受給中に亡くなった場合は、6ヶ月以内にハローワークへ申請すると亡くなった日の前日までの手当を受け取ることができます。

申請には以下のものが必要です。不明な点がある場合はハローワークに問い合わせましょう。

申請先 ハローワーク
申請する人 故人と生計をともにしていた人
必要なもの 受給資格者証、死亡診断書、戸籍謄本、印鑑

私の友人が「大切な人が病気のため退職したが、治療の甲斐もむなしく亡くなってしまった。失業手当をもらっていたが、その残りを受け取れると知ったのが申請期限ぎりぎりで焦って手続きをした。」と話していました。

もしもの時に「知らなかった!」で損をしたり、期日ギリギリで焦ってしまうのは嫌ですよね。

まとめ

まとめ
  • 国民健康保険の場合は「葬祭費」、社会保険の場合は「埋葬料」がもらえる。
  • 葬祭費と埋葬料には申請期限があるので、忘れずに申請しよう!
  • 遺族年金には「遺族基礎年金」と「遺族厚生年金」がある。
  • 遺族年金受給対象に当てはまらない場合は「寡婦年金」と「死亡一時金」の遺族給付制度がある。
  • 故人が失業保険受給中に亡くなった場合は、6ヶ月以内にハローワークに申請しよう!
  • いずれの手続きも不明な点がある際は、請求先に問い合わせるべし!

いかがでしょうか。

今回はお金を受け取れる申請について詳しく説明しましたが、葬儀後の手続きはほかにもたくさんあります。こちらの記事に、葬儀後に解約すべき手続きや必要な届け出について詳しく書かれているので併せてお読みください。

https://sougino-kamisama.com/cancellation-procedure/

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