お焼香のマナー

お焼香のやり方や回数はどうすればいい?宗派ごとの違いを解説!

クリス
クリス
  • お焼香のやり方やお焼香ついて知りたいな
  • 宗派によってお焼香のやり方に違いがあるよね?
  • 違う宗教にもお焼香はあるの?

こういう不安になるのにも理由があります。なぜなら頻繁に葬儀に参加する機会は中々ないですし、お焼香についてのことは覚えにくくお焼香の意味や、やり方を理解している人は少ないからです。

葬儀に参加することになっても、その時々により葬儀でのお焼香のやり方が以前と違うことがあったり、戸惑った経験をされた方もいるのではないでしょうか?

この問題が起きているのはお焼香のやり方や回数は覚える機会が少なくて、宗派によってやり方が異なる事が原因です。

神様
神様

この疑問に答えるぞい。

本記事の内容
  • お焼香のやり方や意味を解説!
  • 宗派別のお焼香の違いとは?
  • 仏式ではない宗教のお焼香作法を解説!
  • お焼香の種類を紹介!

この記事を読むことで葬儀の際にお焼香のやり方で戸惑うことがなくなります。では早速お伝えしていきます。

お焼香のやり方や意味とは?

お焼香のやり方や回数は?何指を使うの?

お焼香の基本的なやり方は、宗派により額に抹香を押しいただく(掲げる)回数や抹香をつまむ指などに違いがありますが、基本の動作は同じです。

抹香を押しいただく」言葉の意味とは抹香をつまんで額へ近づけて、額のあたりに掲げる行為のことです。

回数は1~3回行うとされていて、抹香をつまむ指は親指、人差し指、中指の3本で行うのが一般的です。参列者数の多い葬儀では葬儀会社の方から焼香は1回のみにするようアナウンスがあることもあるそうです。

お焼香をあげる意味とは

葬儀に出た事のある方はお焼香をあげたことはあるかと思いますが、その意味まで理解していることは少ないと思います。

お焼香の意味は、故人や仏様を拝む行為のことです。そしてお焼香をする人自身の邪気を祓い精神と肉体を浄める意味もあります。

仏教の考えとして、焼香の香りは仏様の食物であるとされており、故人や仏様に食事を楽しんでもらいたい。また故人があの世で幸せでありますよう祈るためにお焼香をします。

またお葬式の際は抹香や線香の香りや煙により、故人が迷わずに極楽浄土へ旅立つことのできるように焼香を上げるという意味もあるそうです。

抹香とは一般的には樒(しきみ)の樹皮と葉を乾燥させて粉末にしたものです。それを棒状にしたものが線香です。葬儀では抹香で焼香することが多いですが、お線香をあげる方法を取る場合もあります。流れは抹香の時と同じです。

お焼香の一連の基本動作

では抹香でお焼香を行う流れと自分の席へ戻るまでの一連の基本動作を説明します。

  1. 自分の順番になったら焼香台の手前に立ちます。この時数珠は左手に房を垂らすように持ちます。
  2. 故人の遺影、遺族の方、参列者全体の順に一礼をします。
  3. 焼香台の前に立ち一礼をします。
  4. 右手に3本の指で抹香をつまみ宗派ごとに決まった回数の焼香をして、抹香を静かに香炉の灰の上にくべます。(移します。)
  5. 合掌、一礼をします。
  6. 遺族の方に一礼、振り返って全体に一礼をします。
  7. 自分の席へ戻ります。

お焼香といえば上記の方法(立礼焼香といいます)が一般的ですが、その他にも2種の作法があるので、後程ご紹介していきます。

宗派ごとにお焼香の回数は違うの?宗教別で解説

お焼香をする際は参加する葬儀の宗派に合わせるのが良いとされていますが、ご自身に信仰している宗派があればその宗派で焼香をしてもいいそうです。

その時々で宗派の作法が分からなくても、心を込めて焼香をすれば一般的には特に問題ありません。ですが作法を分かっていればより安心して焼香をすることができそうですよね。

では宗派別に抹香での焼香の回数とお線香をあげる場合何本なのか見てみましょう。

真言宗 抹香を額おしいだき3回焼香する。
線香場合は3本立てる
日蓮宗 抹香を額におしいだき1回~3回焼香する。
線香の場合は3本立てる
日蓮正宗 抹香を額おしいだき3回焼香する。
線香の場合は3本寝かせる。
浄土宗 抹香を額におしいだき1回~3回焼香する。
線香の場合は1~3本立てるか寝かせるように置く
浄土真宗(本願寺派) 抹香を額におしいだかずに1回焼香する。
線香の場合は1本を2つか3つに折って短くして寝かせるように置く
浄土真宗(大谷派) 抹香を額におしいだかずに2回焼香する。
線香の場合は1本を2つか3つに折って短くして寝かせるように置く
臨済宗 抹香を額におしいだくかは決まりがないが1回焼香する。
線香の場合は1本立てる
曹洞宗 1回目は抹香を額におしいだき、2回目はおしいだかずに焼香する。
線香の場合は1本立てる。
天台宗 抹香を額おしいだき3回焼香する。
線香の場合は3本立てる。

仏式ではない宗教のお焼香作法とは?

お焼香は仏式の葬儀にしか行いません。しかし他の宗教でもお焼香と同じ意味をもつ儀式を行います。

一般的に葬儀は仏式なので、他の宗教がお焼香の代わりに何をするのかは知る機会がなかなかないと思います。仏式以外の葬儀に参列する事になった時の、知識として知っておくと安心です。今回は仏式以外の宗教としてキリスト教と神式のお焼香に代わる作法をご紹介します。

キリスト教のお焼香の作法

キリスト教の場合は、お焼香の代わりに「献花」を行います。これは日本独自の儀式で一般的には白いカーネーションなどの茎が長くて白い生花を献花台に捧げます。献花の流れは下記の通りです。

  1. 祭壇前でご親族に一礼し、花が右手側で茎が左手側になるよう両手で受け取る
  2. 献花台の前で遺影に一礼し、花が手前に来るように時計回りに回す
  3. 献花台に花の根本を祭壇に向けて捧げ、一礼する
  4. 親族に一礼し、席に戻る

神式のお焼香の作法

神式の場合は、お焼香の代わりに「玉串奉奠」(たまぐしほうてん)を行います。

玉串は榊(神事に用いる木)に紙垂という紙を結んだものです。玉串には人と神様を結ぶ橋渡しをする、という意味が込められていて神道のあらゆる儀式で使われます。玉串奉奠の流れは下記の通りです。

  1. 右手親指で枝の下を支えるように、左手で葉がくるよう玉串を受け取る
  2. 祭壇の前で一礼し、根本を手前にして玉串を縦にする。
  3. 右から左手に持ち替えては先が手前に向くように玉串を時計回りに反転させる
  4. 玉串の根本が祭壇側になったら静かに祭壇に置く。
  5. 「二礼」「二拍手」「一礼」をして一歩下がる
  6. 遺影に一礼して席に戻る

玉串奉奠の流れは文章だと特に想像が出来にくいので、詳しく知りたい方は下記をご参考にして下さい。

お焼香の種類と焼香をする順番をご紹介!

クリス
クリス
お焼香の種類は一つではないのですね?!
神様
神様
お焼香には3種のやり方があるのじゃよ。その種類も見ていくぞ。

お焼香作法の種類とは

前述でも少しお伝えしたように、お焼香には3つの作法があります。

葬儀場の大きさや参列者の人数によりどの焼香方法と行うかは異なりますが、一般的には立礼焼香が多いです。葬儀に参列する前にどの焼香方法になるか告知されることはないので、どのような種類があるのか知っておくと安心です。

  1. 立礼焼香(りつれい焼香) 葬儀や告別式で葬儀場にイスがもうけられているところでは、一般的に立った状態で焼香をする立礼焼香の形がとられることが多いです。
  2. 座礼焼香(ザレイ焼香) 立礼焼香のようにイスを設置するスペースがない小規模な葬儀場では、祭壇や焼香台が低く座ったときの高さに合わせてあります。そのため座った状態で焼香を行うこともあります。
  3. 回し焼香 自宅などで葬儀を行うさいにとられる方法で、焼香台までの導線を確保することが難しい状況の場合に、回し焼香というかたちがとられます。香炉と抹香をのせたお盆を参列者の間で移動させながらお焼香を行います。

立礼焼香の方法で焼香する際にご夫婦で葬儀に参列されてる場合は、焼香台まで一緒に進み、お焼香は個別に行うことが通例なので、覚えておくとお焼香の際にスムーズでしょう。

焼香を行う順番は?

焼香を行う順番は基本的に決まっています。

昔からの風習で祭壇に近い血縁関係が深い人の順番から行う事が一般的で、それは座席の順番と同じです。座席と焼香の順番はなるべく同じになるように着席します。宗派別にやり方に違いがありますが、座席や焼香の順番は共通しているのです。

また最近では血縁関係順でも小さな子供や孫が離れ離れにならないように、家族単位で座る形もあります。

では焼香を行う順番を解説します。

  1. 喪主
  2. 遺族・親族(故人の配偶者、子供、両親、兄弟、祖父母、孫)
  3. 会社関係者
  4. 友人や知人
  5. 一般参列者

自分が葬儀に参列する親族に当たる場合に、基本的には座席と焼香の順番には決まりがあります。

ですが、迷った時は同じ家族の中でも年長者を立てる意味もこめて年長者の方に先に座ってもらったり、赤ちゃんや小さい子供がいる方は急に泣き出してしまってもなるべく目立たないように端の席に座るなど、配慮しスムーズに進行するように事前に話し合っておくのも良いでしょう。

まとめ

この記事で学んだことのまとめ
  • お焼香のやり方
  • お焼香の意味
  • 宗派ごとの焼香の回数
  • 仏式以外の焼香の作法
  • 焼香の種類
  • 焼香の順番

いかがでしたか?

お焼香についての知識を知っていれば、葬儀に参列した時に落ち着いた気持ちでお焼香ができるのではないでしょうか。

宗派や宗教が違っても、故人を思う気持ちやお焼香の際に込める思いも同じだと思います。どんな方法をとっても、お焼香のやり方や意味が分かるとより気持ちを込めて故人とのお別れをして送り出すことができそうですよね。

この記事を見た方が焼香について少しでも知って、お役に立てて頂けたら幸いです

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