お墓や仏壇について

【これで分かる!】四十九日以降の仏壇の花って?四十九日前までとの違いってあるの?

クリス
クリス
  • 四十九日までに飾る花は何色がいいの?
  • 四十九日以降の花はどうする?
  • 花の選び方
  • 生花じゃないとだめ?

近年では、仏壇にお墓にお供えする仏花(ぶっか)にも、様々な種類があってどれを選んだらよいのか不安になりますよね。

特に、初めて対応する場合は、細かな決まりが分かりませんよね。また、四十九日前の仏花と四十九日後の仏花は異なるのでしょうか。

葬儀で故人様のご家族はバタバタと忙しかったと思います。しかし、葬儀の後も四十九日法要があり、まだ心休まりませんよね。

神様
神様

この疑問に答えるぞい。

本記事の内容
  • 四十九日までと四十九日後に飾る花の違い
  • 花の選び方と選んではいけない花
  • 生花のメリット・デメリット

仏花のマナーを知っていれば、バタバタと慌てることなく対応できます。そのため、故人様を悼むことに集中できると思います。

この記事では、主に四十九日以降の仏壇に、お供えする仏花についてご紹介します。では早速お伝えしていきます。

そもそも四十九日って?

早速ですが、皆さんは、初七日から四十九日までの流れをご存じでしょうか。上の動画は、故人様が亡くなってから四十九日までの流れが理解できます。

仏教では、人が亡くなり次の生を受けるまでの期間を、四十九日と呼んでいます。故人様が、初七日(しょなのか)から七日ごとに受けた裁判により、来世の行き先が決まる最終日で最も重要な日だと言われています。

この日の法要にはご家族だけでなく親族や友人など縁の深かった方々も招いて僧侶に読経をお願いします。故人様がよりよい行き先が与えられるよう一同で祈ります。これを、四十九日法要と言います。

葬儀から初七日、四十九日、一周忌法要についてのマナーはこちらの記事に書いています。

葬儀後に行う初七日、四十九日、一周忌法要のマナーとして知っておく事とは? 葬儀を終えてからは、初七日、四十九日、一周忌と順番に法要が行われます。 それぞれの法要の内容は多少違う事もあるので、マナーとし...

また、こちらの記事は四十九日法要についての基礎知識が解説してあります。

四十九日法要のマナーや基礎知識について解説【どんな準備をする?】 はじめての四十九日法要となると、なにをすればいいのかピンときませんよね。 まして施主としておこなうとなれば、不安も相当なも...

四十九日前までは、白い花

四十九日前までに贈る花の色は、一般的には白いお花か淡い色のお花を飾ります。四十九日後の花の色は白、赤、黄色、紫、ピンクなどを基本として花束にします。

地域や宗派によっては【赤】は悲しみを意味するため避ける場合もあります。詳しい花の情報は、後ほどご紹介します。

ここだけは知っておくべき!

先ほどは、四十九日についてご紹介しました。続いて仏花についての基礎知識をお伝えしていきますね。

仏壇に花を添える理由

なぜ仏花を供えるようになったのでしょうか。仏花を供える意味は4つあります。

  • 故人様を想う気持ちを花で表す
  • 仏様を敬い、修行の誓いを立てる
  • 仏様に花を供養した起源がある
  • 昔は埋葬するときに花を供えていた

上記に星マークがついているのが、主に言われている理由です。それぞれ解説していきます。

故人様を想う気持ちを花で表す

故人様の好きだった花や、伝えたい花言葉の花などを供えて手を合わせます。故人様との楽しい記憶が蘇ってきて、その当時の思いに浸ることができます。

仏様を敬い、修行の誓いを立てる

花は、厳しい環境でも生き抜く植物の生命力の強さが知られていると思います。辛い環境下の中でも耐えて花を咲かる姿が、仏様に誓いを立てながら修行する姿を彷彿させます。

このような様子から、仏花を供えるようになったと言われています。

仏様に花を供養した起源がある

釈迦は仏様に何かを捧げたいが、手元に贈るものが無い状態でした。

そこで、近くの花売りへ行き青蓮華(しょうれんげ)と呼ばれる花を買いました。それを、仏様に捧げて供養したことが起源と言われています。

昔は埋葬する時に花を添えていた

現代では、火葬が一般的になりましたが、昔の日本では遺体と一緒に花を添えて土葬していました。

しかし、土葬の場合は毒性を含む花を添えることで、厄除けと兼ねて動物を近づけないための工夫で花を添えていたとされています。

そうすることで、動物に掘り返される危険性を予防していたのです。

何の花でもいいの?

仏花の選び方にも注意すべき点があります。

  • 花の色
  • 花の本数
  • 仏花にふさわしい花の種類
  • NGな花の種類

これらを一つずつ解説していきます。

花の色の意味

諸説ありますが、仏花の花の色には由来があると言われています。

お釈迦様の白い御歯(みは)の色と言われています。または、亡くなられた方は、四十九日かけて、あの世へと旅を始めます。この旅の途中、亡くなられた方は飾られた花の色を通して現世が見えると言われており、白が適しているそうです。
黄色 金色に輝くお釈迦様の体の色とも言われています。白い花と相性が良いので黄色を使用するようになったと言われています。
樺色(赤みを帯びた黄色) お釈迦様の袈裟(けさ)*の色 *袈裟とは、僧侶が身につける衣装のこと
お釈迦様の髪の毛の色
お釈迦様の血潮の色
紫は白や黄色との相性が良い色と言われていて、3色で組み合わせて使用されています。また、紫色は高貴な色として言われており、「すべての現世のものを完成させる智慧」ともされています。

仏花の色は基本的には、3色か5色と言われています。上でもお伝えしましたが、四十九日までは白色。四十九日以降は徐々に3色から5色にするのが良いと言われています。

  • 3色:白・紫・黄色
  • 5色:白・黄色・紫・ピンク・赤

花の本数

花の本数は、偶数は縁起が良くないと言われています。そのため、本数は奇数がよいとされています。基本的には、3本・5本・7本という本数です。

仏花にふさわしい花の種類

仏花として代表的なお花は、です。菊が代表的な理由は、長持ちする・邪気を払うためと言われています。季節の花も、よく仏花として供えられています。下に、季節ごとのお花の種類をまとめました。

  • キンセンカ(主に、オレンジと黄色の花色)

画像引用:花と緑の図鑑

アイリス(主に、青色、オレンジ、紫、黄色、白色)

画像引用:LOVEGREEN

  • ケイトウ(赤、ピンク、黄色、オレンジ、黄緑など)

画像引用:みんなの趣味の園芸

グラジオラス(白、ピンク、赤、オレンジ、黄色、紫など)

画像引用:LOVEGREEN

  • 鬼灯(ほおずき)

画像引用:みんなの趣味の園芸

リンドウ(青、水色、白、紫、ピンク)

画像引用:花と緑の図鑑

  • トルコギキョウ(白、ピンク、黄色、緑、紫、青、複色、茶)

画像引用:みんなの趣味の園芸

  • 通年カーネーション

画像引用:みんなの趣味の園芸

スプレーマム(白、ピンク、黄色、オレンジ、赤など)

画像引用:LOVEGREEN

NGな花の種類

さて、季節ごとの仏花をお伝えしました。しかし、仏花にはふさわしくない花があります。下にまとめてみました。

  • 毒を持つ花
  • 棘を持つ花
  • 香りが強い花
  • 傷みやすい花

また、仏壇に供えたらダメな花の詳しい種類と、季節ごとにおすすめの花の詳細を、下の記事に詳しくまとめてあります。こちらをご確認ください。

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花の飾り方のマナー

仏花は「二束で一体」と言われています。仏壇には、左右に1つずつ仏花を飾るので、同じ花束を2つ用意する必要があります

ちなみに、花束を購入する際の、輪ゴムはそのままお供えして問題ありません。

仏花の処分

故人様のために、お供えした仏花が生花の場合は、いつかは枯れてしまいますよね。枯れたときは、どう処分したらいいか、分からない方もいると思います。そこで、仏花の処分の仕方をご紹介します。

仏教の考えでは、基本的にはお花は土に還るものであると言われています。しかし、家に庭がある方は埋めることができますが、庭がない方は難しいと思います。そういった場合の対処方法をご紹介します。

燃えるごみとして出す

仏花は燃えるごみとして出せます。ただし、お花を普通にゴミに出すと、ハエがたかる場合があります。そのため、新聞紙などで包んで捨てることをおすすめします。

仏花を長持ちさせる

仏花に生花を供えている場合は、コストもかかるので、できるだけ長持ちさせたいですよね。そこで、仏花を長持ちさせる方法をご紹介します。

  • 水は清潔に
  • 適度な水を
  • 水切りをする
  • 余分な葉は除去

では、一つずつ解説していきます。

水は清潔に

花を長持ちさせるためには、水を綺麗に保つ必要があります。そのため、できれば毎日取り換えるようにしましょう。

適度な水を

水が多いほうが、花が潤って長持ちしそうに思う方もいますよね。

しかし、花瓶に水を入れすぎないということも重要です。水を入れすぎることによって、お花が傷んでしまう場合があります

切り花の下から5cmくらいの高さまで水をいれるようにするのがおすすめです。

水切りをする

水切りとは、水の中で花を切ることです。

生け花や華道をしている方は、良く馴染みがあるかもしれません。水中で茎を切ると、内側に空気が入って、乾燥するのを防ぎます。また、花が給水しやすくもなります。

カットの際には、茎を斜めに切ることも重要です。斜めに切ることで、切断面の表面積が大きくなり、給水しやすくなる効果があります。

水切りの手順
  1. 切れ味のいいハサミを使用する
    切れ味の悪いハサミを使用すると、茎に通っている導管を潰してしまうので、水を吸い上げられなくなります。
  2. 余分な葉は取り除く
    花瓶の中の水につかるくらいの高さの葉は取り除きます。
    雑菌が水の中で繁殖するのを防ぐためです。また、飾っているうちに枯れてきた花びらや葉は、取り除きます。
  3. 水の中に入れる
    切った瞬間に、新しい切り口が水に浸かっている状態で切ります。
  4. 水切りで切る茎の長さは1~2cmほどになるように、ハサミで切ります。
    ※茎の先が傷んで変色してしまって、茎の途中が腐り始めて柔らかくなっている場合は、傷んでいる部分より3cmほど切り取る。

どのくらいの頻度で水切り

一番いい方法としては、毎日花瓶の水を変えて水切りすることです。

しかし、この方法は正直忙しい方々には億劫ですよね。「毎日色々やることがあるのに、さらに増えるなんて!!」とモチベーションが下がってしまった方に朗報です。

水切りの頻度は、花に元気がなくなってきたらで大丈夫なので安心してください。

本物の花じゃないとダメ?

仏花は生花でないとダメなのでしょうか。

結論から言うと、造花でも問題はありません。本来は生花ですが、枯れるたび生花を買い替えるのと、毎日水を変えるのも少しのことですが大変ですよね。現代人は忙しいので、少しでも楽ができると嬉しいですよね。

故人様に対してのお供えは気持ちが一番大切です

そのため、造花でも大丈夫です。ご遺族が、枯れるたびにすると、身体的にも経済的にも負担がかかってしまっているのであれば、故人様の嬉しくないと思います。

ブリザードフラワーは?

ブリザードフラワーは、生花を特殊加工することで、長く形状を保つことができる花のことです。

メリット:美しい状態で、2年ほどその形を維持することができる。水の入れ替えを必要としない。
クリス
クリス
仏花は造花でも良いのだよね?だったら、四十九日前から造花でもダメなの?
神様
神様
ふむ。いい質問じゃ!たしかに、仏花は造花でも大丈夫じゃが、それは四十九日以降の方がいいのじゃ。

それは、上でも説明があったように四十九日の期間は故人様の、来世の行き先が決まる重要な期間なのじゃ。そのため、四十九日までの間、仏花は生花の方が故人様のためにもなるのじゃ。

クリス
クリス
なるほど!よく分かったよ。ありがとう。

自分で栽培した花は?

自身で栽培した花を、仏花として使用しても問題ありません。経済的な負担は少ないので、花を栽培するのが、趣味の方にはお勧めです。

仏壇を用意していない場合は

一般的には、四十九日までに仏壇を購入しておく必要があります。しかし、葬儀や四十九日で忙しい行事が続いたので、まだ仏壇を購入していない方もいらしゃると思います。

でも、安心してください。まだ購入していない方は、こちらの記事に詳しくお勧めの仏壇をご紹介していますので、ご覧ください。

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また、仏壇を買っていない方や、買う理由が分からない方はこちらの記事を、是非読んでください。

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まとめ

四十九日以降の仏壇の花についてお伝えしました。仏花は故人様やご先祖様のためにも大切に、丁寧に扱いたいですよね。また仏花は、私たちの心にも安らぎを与えてくれるものです。

とはいえ、毎日色々やる事に追われていて大変ですよね。そんな忙しい毎日の中でストレスにならないように、様々な情報をまとめました。参考にしていただければ幸いです。