葬儀についての基礎知識

お仏壇の花は毎日変えなくはご先祖さまに怒られるって本当?毎日変えるのはとても疲れます

クリス
クリス
  • お仏壇のお花を毎日変えるのがめんどうくさい。
  • お供えするのは生花ではなく、造花でもいいの?
  • お供えするときのルールがわからない。

ご先祖さまに喜んでもらいたいなら、毎日生花を飾って毎日水の手入れを知るのが一番だというのはなんとなくわかっています。でも、仕事や家事、育児に忙しくてとてもそんな暇がない。仏花のことを考えることがストレスに感じる。

また、お仏壇への飾り方やどのような花を飾ればいいのか、誰も教えてくれないので分からない。そんな風に思っている方も多いのではないでしょうか。

神様
神様

この疑問に答えるぞい。

本記事の内容
  • 仏壇に花は毎日お供えしなければいけないの?
  • ストレスなく毎日仏壇にお花を飾る方法はあるの?
  • 仏壇に花をお供えする際に気を付けることは?

この記事を読むことで、お仏壇にストレスなくお花をお供えできるようになります。

仏壇へ花をお供えする際の注意点がわかるでは早速お伝えしていきます。

お仏壇に花は毎日飾らなければいけないの?

お仏壇にお供えする花のことを仏花といいます。仏花で仏壇を美しく飾ることで、ご先祖様を供養する役割があります。また、仏花を飾ることでお祈りする遺族または、来客者の心身を清めるという役割もあります。

上記2つの理由で、お仏壇には毎日お花が飾ってある状態が望ましいとされています。

ただし、「忙しくて毎日変えられない」「長期間の旅行に行きたいときはどうすればいいの?」「毎日、花を変えていたらお金がかかる」等の悩みをお持ちの方も多いかと思います。

その様な方のために、お仏壇にお花を供えることが、日々のストレスにならないような方法をお教えします。

ストレスなく毎日お仏壇に花を飾る方法はあるの?

お仏壇に花を飾るものが、いつも生花だと、手入れや掃除が非常に大変です。例えば、忙しくて疲れた時や、旅行に出かけるときは造花やプリザーブドフラワーなどで飾り付けてはどうでしょうか?

しかし・・・

クリス
クリス
でも、造花やプリザーブドフラワーだと、ご先祖さまに失礼ではないの?
神様
神様
そんなことはないのじゃ

確かに、生花の方がご先祖さまを供養するにはいいような感じもします。

また、生花を飾ることによって、遺族や来客者に、その花が枯れていくようすをみせて「命あるものは、いつか終わりが来る」ということと、命の尊さを再認識させるという意図もるようです。

しかし、一番大事なのは、亡くなった人を大切に思い、花を飾ることと、お参りをする遺族や来客者の心身を清めることです。

亡くなった人に感謝の気持ちを伝えながら、花を飾り、遺族の人がストレスなく心身が清められるのであれば、生花でも、造花でもプリザーブドフラワーでも構わないと思います。

では、造花やプリザーブドフラワーを飾るメリット・デメリットを確認しましょう。

  • 造花とは・・・自然の花を手本として、布、紙、糸、皮革、プラスチック、金属などの素材で作った人工の花です。

 

  • プリザーブドフラワーとは・・・プリザーブドとは、日本語で、「保存」という意味です。水分を抜いた生花に保存液と着色料を吸わせ、再び乾燥したものです。

仏花に造花やプリザーブドフラワーを選ぶメリット

値段が安い

生花は、1束1,000円ほどします、これを頻繁に交換するとかなりの金額になります。造花やプリザーブドフラワーで飾り付けるのであれば、頻繁に交換することないので、出費は抑えられます。

仏壇や畳などへの水漏れの心配がない

生花はお水の交換をしなければなりません。お水の交換時に仏壇にお水をこぼしてしまって、濡らしてしまったり、ペットなどが花立を倒し、仏壇や周りの畳を濡らしてしまったりすることが、なくなります。

枯れない

プリザーブドフラワーは、生花を加工しているので、厚い夏の日でも枯れることなく、1年~2年はそのまま飾れます。水替えも必要なく、花が散ることもないので、掃除も必要がないです。

故人が好きだった花であるとか、遺族の方が、落ち着ける花をいつでも飾っておけます。

仏花に造花やプリザーブドフラワーを選ぶデメリット

香りがしない

プリザーブドフラワーと造花は生花ではないため、花の香りがしません。

そのため、花の香りによって季節を感じたり、心が落ち着いたりする効果は期待できません。

紫外線に弱い

プリザーブドフラワーは紫外線に当たってしまうと変色したり、劣化したりします。とくに紫外線が強くなる夏場は注意しましょう。

なるべく、直射日光は避けて、保存しましょう。

色移りする

白い布の上に、色合い鮮やかなプリザーブドフラワーを置くと、色が移ってしまうことがあります。

生花と造花やプリザーブドフラワーを使い分ける

確かに、造花やプリザーブドフラワーを仏花にするとストレスなくお仏壇に毎日お花を飾れると思いますが、いつも、造花やプリザーブドフラワーでは、味気ないのかもしれません。

その様な場合には、日ごろ飾る花は、造花やプリザーブドフラワーにして、季節の変わり目や月命日、法事法要の際には、季節に合わせた生花を飾り、お盆には、ホオズキなどの花を、お正月には若松などを飾るなど使い分けをすることをおススメします。

お仏壇に花を飾るときの注意点は?

どんなお花を飾るにしても、ルールやマナーはもちろんあります。お仏壇にお花を飾るときに、特に気を付けていただきたいことを伝えます。

仏花にふさわしくない花

仏花として、お供えするのにふさわしくない花があります。

花の形状 花の名前 理由
トゲのある花 バラ、アザミなど トゲのある姿が、殺生を連想させる。
毒のある花 チューリップ、彼岸花など 仏さまに毒を与えることになる。
香りの強い花 ユリ、カサブランカなど 虫が花によって来てしまう。
ツル状の花 朝顔、ジャスミン ツルが枯れやすく掃除が大変

諸説ありますが、以上のような花は、仏様にもご遺族にも不快な思いをさせるので、お供えするのは、控えましょう。

仏花におすすめの花

それでは、どのような花をお供えすればいいのでしょうか?

  • 故人が好きだった花
  • 菊やカーネーションなどの日持ちのする花、また、リンドウなどは、夏でもかれにくく、傷みにくいのでおすすめです。

故人が生前すきだった花があれば、その花をお供えしましょう。また、とくに好きだった花がなかった場合は、季節ごとに旬のお花で、日持ちするお花をお供えしましょう。

仏壇に飾るお花の色

仏壇に飾るお花の色は行事別に使い分けましょう。

お通夜・葬式・初七日 白色の花を中心にまとめます。
四十九日以降 白い花を中心にすることは変わりませんが、薄いピンクや青色・黄色などでまとめましょう。

お供えする本数

仏花の本数は、通例では、3本・5本・7本などの奇数が良いとされています。

その理由は、「偶数だと割り算で割り切れる」と「故人との別れをわりきる」がかかっているからとか、見た目のバランスがいいとかの諸説あります。

まとめ

  • 仏壇に花は毎日お供えしなければいけないの?
  • ストレスなく毎日仏壇にお花を飾る方法はあるの?
  • 仏壇に花をお供えする際に気を付けることは?

以上の記事を通して、仏壇に供えるお花は毎日変えなければいけないのかどうか、私達がストレスなく、ご先祖さまに失礼がなく、お花をお供えする方法はあるのかどうかを考えてみました。

お仏壇に供える花は毎日変えて、新鮮な花で供養するのが1番いいのはわかっているけど、忙しくてなかなか出来なかったりします。

その際には、生花やプリザーブドフラワー、造花を使いわけ、ご先祖様と私達遺族にとってお互いに負担なく、快適に過ごせるといいですよね。

その記事を読んで頂いて、すこしでも皆様のお役にたてれば幸いです。