葬儀のマナーを調べる

葬儀後に訃報を知って仏壇へお参りしたい!弔問するときにもマナーはある!?

クリス
クリス

遠くに住んでる人の訃報がお葬式の後で届いたんだ。

それで、遺族の家に弔問したいけど不安なことがあるんだ。

  • 弔問するときの流れってどうだっけ?
  • 何か気をつけなきゃいけないマナーとかないかな?
  • お線香のあげ方って決まりあるの?

葬儀会場が遠方で参列に間に合わなかったり、家族葬などでそもそも葬儀に参列できないという場合に、そのあとどう行動したらいいのかよくわからないと思います。

とりあえず遺族の家を訪ねてお仏壇に手を合わせる、という何となくのイメージはあっても、細かいマナーまでは知らない人は意外と多いです。

では、仏壇にお参りする時のマナーにはどんなものがあるのでしょうか。

神様
神様

この疑問に答えるぞい。

本記事の内容
  • 弔問の仕方(流れ)
  • 仏壇に線香をあげるやり方
  • 特に気を付けたいマナーポイント

マナーある行動は、相手の目線からどのくらい思いやりがあるか見えるということです。

この記事を読んで、失礼のない行動ができるようになりましょう。

葬儀後の弔問の仕方(流れ)

弔問するときは、以下のような順序が基本です。

  • 遺族に弔問に伺うことを先に連絡しておく
  • 挨拶をする
  • お線香をあげる
  • 長居せずに引き上げる

親族など、故人と近い間柄の場合は葬儀前に弔問することがありますが、それ以外の人は通夜や葬儀に参列するか、葬儀後に弔問することになります。

近年、家族葬が増えてきたため、葬儀後の弔問に焦点を絞って解説していきます。

葬儀後の弔問するタイミングはいつ?

葬儀の終了後3日以降から四十九日の間に伺うのがマナーです。

葬儀の翌日や、四十九日を過ぎた弔問は遺族の方の負担となります。親戚など近い間柄の場合はなるべく早く駆けつけることもありますが、そうでない場合はこの期間に伺うようにしましょう。

お悔やみの挨拶

弔問して挨拶をするときは、「この度はご愁傷様です」や「お悔やみ申し上げます」と言います。他にも「何かお手伝いすることがあれば、お声がけください」と、遺族を支える気持ちを表す言葉もあります。

死因や病状など、悲しいことを思い出させることは聞かないよう気をつけましょう。

お線香をあげたら長居しない

せっかくお線香をあげに伺ったので、遺族の方と生前の思い出話をしたいところではありますが、あまり長居はせず早めに引き上げましょう。

仏壇へお線香をあげるやり方

本来は、遺族から招かれなければ玄関から先にはあがりません。ただし、どうしてもお線香をあげたい時は「お線香をあげさせてください」と一言断りを入れる必要があります。

お供え物や香典がある場合は、自分で仏壇にお供えします。

お線香の作法

お線香のあげ方の流れは、以下のとおりになります。

お線香のあげ方
  1. 仏壇の前に座って遺影や位牌に目をやり、一礼する
  2. ろうそくに火がついているか確認する
    火がついていなければ自分でつける
  3. 宗派に合わせた本数の線香を持ち、ろうそくから火を移す
  4. 線香を右手に持ち、空いた左手で扇いで火を消す
  5. 線香を香炉に立てる(宗派によっては寝かせる)
  6. 数珠を持った手を合わせ、宗派に応じた念仏を唱える
    「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」「南無妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょう)」など
  7. 仏壇に一礼し、座ったまま向きを変えて遺族に一礼する

宗派別 お線香のあげ方

お線香の本数は、故人の宗派に合わせるのが最も丁寧ですが、わからない場合は自分の宗派のやり方でも構いません

自分の宗派がない、わからないという方は1本火をつけて立てておくと良いでしょう。四十九日の間は、魂が往生する期間と言われているので、行き先が複数あると迷ってしまうと考えられているためです。

宗派 お線香の本数 立てるかててないか
天台宗・真言宗 3本 立てる
臨済宗・曹洞宗・日蓮宗 1本または2本 立てる
浄土宗 1本 二つ折りにして立てる
浄土真宗 本数に規定なし 寝かせる

特に気を付けたいマナーポイント

大勢の人がいる葬儀とは違い、葬儀後の弔問は、基本的にあなたと遺族しかいないため、失礼な行動があると目立ってしまいます。

その中でもこれは気を付けなければいけないというマナーをいくつか紹介します

  • お悔やみの挨拶は語尾を濁らせる
  • 忌み言葉を避ける
  • 線香の火は口で吹き消してはいけない
  • 服装は平服で良い

お悔やみの挨拶は言葉を濁らせる

面接や普段の会話では、ハキハキと喋る方が印象が良くなるものです。しかし、人が亡くなるという悲しい出来事の挨拶の場合は、大きな声より、静かな声で最後まではハッキリ聞き取れないくらいの喋り方をしましょう。

忌み言葉は避ける

「重ね重ね」「ますます」など、同じ言葉を2回繰り返す言葉は不幸が続くと考えられていることから、縁起が悪いとされています。他にも挨拶の「お悔やみ申し上げます」は「悔しい」という言葉があり、不吉と言われているため、あまり使われません。

【小ネタ】プレゼントに櫛(くし)がダメなのも不吉な言葉だから

友達や彼女など、女性への贈り物に悩んで、日用品なら良いだろうと櫛を贈ったりしていませんか?実はこれも忌み言葉とかけられているので、良くないものです。

ではどんな言葉なのかというと、「苦」と「死」。文字どおり、「苦しんで死ぬ」という意味ですね。昔の人でこれを渡された相手は、それほど嫌われていたのかと悲しい気持ちになったようです。

櫛をプレゼントするというのは、いじめのようなものだったと考えられますね。

線香の火を口で吹き消してはいけない

お線香のあげ方でも紹介したように、火は手で扇いで消します

口は悪徳を積むと言われていることが由来で、お供えするお線香に悪徳が移り、故人の魂にも悪徳がついてしまうと考えられているからです。

上手く火を消せない場合は、上から下へ、縦に振るとすぐに消えます。

 服装は平服で良い

葬儀に参列できなかったからといって、喪服で弔問する必要はありません。遺族側も私服の可能性が高いので平服で伺いましょう

平服でもTシャツなどではなく、スーツのように礼服ではないがどこへ行っても失礼にはならない服装のことです。

まとめ

いかがでしたか?葬儀以外の場所でも実はこんなにしっかりとマナーがあったんですね。

それでは記事のおさらいをしていきましょう。

おさらい
  • 弔問前にきちんと連絡を入れる
  • お悔やみの挨拶は語尾を濁らせて喋る
  • お線香のあげ方は宗派によって違う
  • 遺族を気遣い、長居せず引き上げる
  • 忌み言葉を使わないように注意する
  • 線香の火は口で吹き消さない
  • 弔問は平服(スーツ)で良い

これだけ見ると、マナーがたくさんあるように思えるかもしれません。しかし、この中のいくつかは、冠婚葬祭あらゆる場面でも求められるものです。

仏壇に向かってお参りするだけのことですが、マナーをちょっと意識してやってみましょう。