葬儀についての基礎知識

【いつまでに払う?】葬儀費用の支払い方法!支払いは一括?分割?

クリス
クリス
  • 支払いにはどんな方法があるの?一括しかない?分割も出来る?
  • 葬儀費用を支払うタイミングはいつだろう?
  • 葬儀費用が思っていたより多くなり、支払えない時はどうしたらいいんだろう

こういう不安になるのにも理由があります。なぜなら葬儀の際、掛かる費用ばかり気にしてしまって支払い方法はあまり気にしない人が多いからです。

支払い方法をあらかじめ決めておけば、葬儀費用の金銭トラブルを未然に防ぐことができます。

今回は、葬儀の神様に葬儀費用の支払いのタイミングや支払い方法、支払う際の注意点などを教えてもらいましょう。

神様
神様

この疑問に答えるぞい。

本記事の内容
  • 支払い方法は4種類あり、一括か分割か選べる
  • 支払うタイミングは、葬儀が終わってからが多い
  • 補助制度や会員制度で費用を抑える事が出来る

この記事を読むことで葬式費用の支払いの流れや方法がわかります。

そして、費用を抑えるために使える様々な制度がわかり、トラブルに巻き込まれない為に注意しておく点も併せてわかります。では早速お伝えしていきます。

葬儀費用の支払い方法

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葬儀費用の支払いは、現金や振り込みによる支払いが多いです。

ですが、現在は100万円を超えない葬儀が増えていたり、非現金主義の方も多くどんな方にも対応出来る様にさまざまな支払い方法が用意されています。この項目では代表的な4つの支払い方法をご紹介します。葬儀の準備する際のご参考にしてみてください。

神様
神様
”現金のみ一括しかない”と思われがちじゃが、時代に合わせ支払い方法が選べるようになったんじゃ

支払い方法は4種類

支払い方法

現金 一般的。葬儀社に直接、手渡しで支払うか銀行振込で支払います。
クレジットカード 通常の買い物と同じように、一括・分割・ボーナス払い等から支払い方法を選択できます。
ローン 葬儀社と信販会社が提携している「葬儀ローン」を利用します。また、金融機関がリリースしているものもあります。
コンビニ 支払い用紙が着いてから支払い期限までに支払う方法です。

※各項目をクリックするとそれぞれのメリット・デメリットが見れます。

クリス
クリス
色んな支払い方法があるんだね。現金で一括しか払えないと思っていたので安心しました。

支払い方法別のメリット・デメリット

現金
メリット

支払いを長引かせずにすぐに終えられることです。

利息や延滞料金が発生する心配がなく、葬儀費用が後の生活に影響しません。

デメリット

大きな額を一度に用意する必要があることです。

一般的な葬儀費用は平均90万円前後と言われていて、簡単に用意できる額ではありません。その為、一括払いは遺族にとって大きな負担となります。

葬儀社側からは、現金一括振込みが一番歓迎されます。

支払いが遅れたり、支払い途中で音信不通にならないので、支払い方法は”現金一括振込みのみ”という葬儀社もあります。

クレジットカード
メリット

すぐに現金を用意する必要がありません。そして、一括・分割・ボーナス払いが選べるので無理なく支払えます。

ポイントが貯まります。葬儀費用は高額なので、カードで支払う事によってポイントを大量にゲット出来ます。ポイントを使って、ちょっとした仏具を揃えることも出来るのでオススメの支払い方法です。

デメリット

全額カードで支払う事は出来ません。

僧侶へのお布施や接待費用には現金払いが多いので、ある程度は現金も用意しなければなりません。

利用した葬儀社がクレジットカード払いに対応してることが前提です

対応は葬儀社によって異なるので、クレジットカードで支払う予定であれば事前に確認しておく必要があります。

ローン
メリット

ローンはクレジットカードと同様に分割回数を選択できるのが強みとなっています。そのため、事情に合わせ無理のない範囲で支払いができます。

デメリット

利息が発生するので、支払い総額が増加することです。安易に利用して払い期間を長期に設定してしまうとその分利息も高額になってしまいます。

また、ローンを利用するには審査に通らなければなりません。その為、誰でも利用できないので注意が必要です。

ローンが組めない葬儀社も中にはあります。なので、事前に確認が必要です。

コンビニ
メリット

支払い期限内に自分のタイミングで時間を問わずに支払いができる事です。

銀行で支払う場合は窓口が空いている時間帯にしか支払えませんが、コンビニなら24時間対応しています。

デメリット

現金払いと同様、まとまった額のお金を準備し持ち運ばなくてはいけません

また、新しい支払い方法なので一部の葬儀社(Web申し込みに対応している大規模な葬儀社など)でしか取り扱いがされていません。

支払い用紙が着いてから支払い期限まで約7日~10日に設定されていることが多いので、ゆとりをもって現金の準備ができます。

葬儀費用はいつ支払う?誰が払う?

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葬儀費用を支払うタイミングは「先払い」「後払い」の2種があり、一般的には後払いで支払うのが主流です

葬儀費用は弔問客の数によって上下します。そのため、終了してからでないと正確な総額費用はわからないからです。

また、前払いをする場合は、葬儀の生前予約をしている時が多いです。他には、家族葬や直葬のような葬儀の参加人数があらかじめ把握できている場合も、前払いで対応してくれます。

神様
神様

最近は、”終活”をしている人が増えているので生前予約をして支払いまで済ませる人が増えてきているんじゃ。

身寄りがない方。子供に迷惑をかけたくない方。自分らしいお葬式にしたい方。様々な理由で申し込まれているんじゃよ

支払いの流れ

一般的な支払いの流れを図にしてみました。(下図参照)

契約 葬儀社と契約します。(前金・内金がある場合がある)
葬儀 お布施を僧侶に、斎場使用料や飲み物代は斎場に現金で直接お支払い。(葬儀社への支払いとは別
葬儀後 手元に届いた請求書を確認して、選んだ支払い方法で支払う。

 

全額支払いは、葬儀直後から一週間以内が一般的です。

葬儀費用の支払いは、葬儀直後から一週間以内に支払うのが一般的です。

見積もり時には支払い期日の記載がない場合もありますが、基本的には葬儀後に一括で支払うことを前提に話を進められています。

しかし、葬儀は前もって準備出来ないことの方が多く突然やってくるものなので事前に現金を準備していない方が大半です。

その場合は、現金払い以外でも対応してくれる葬儀社にしたり、保険金が支払われるまで1~3か月程待ってくれたりするところもありますので、困った時は相談してみると良いと思います。

どんな場合でも、支払い方法はトラブルに発展しやすい事が多いのでお願いする葬儀社を選ぶ時は必ず確認しておいた方が無難です。

前金や内金を葬儀前に支払うことが多い

葬儀費用の全額を支払うのは葬儀後ではありますが、葬儀の前に前金や内金として葬儀費の一部を請求される事は少なくありません。

これらを支払うタイミングは葬儀社によって異なります。契約時に支払う場合や通夜直前まで待ってもらえる場合もあります。

金額の大きさも、数万円~葬儀費用の半額以上と葬儀社によって差がありますのでしっかりと確認しておきましょう。

提示された金額の支払いが難しい場合は、相談すれば請求額よりも少額の支払いで了承してくれる場合もあります。前もって確認しておくことが大切です。

クリス
クリス

基本的には、葬儀後の支払いが多い。また、前金や内金が必要になる事があるから相談を予約する時にでも確認しておく事が大切。

保険金で支払いたい旨を伝えて相談する事で、保険金が支払われるまでの期間(最大3ヶ月)待ってくれる事もあるんだね!

神様
神様
そうなんじゃよ。よく葬儀社の方と相談する事が大切なんじゃよ

誰が払う?

葬儀費用の支払いは「施主」が行うとされています。施主は「お布施をする主」を意味する言葉です。

葬儀全体の実行役でお世話係を務めている”喪主”が”施主”となる場合が一般的でしたが、最近は高齢な親が施主をつとめ、喪主は子が行う事が増えてきています。

施主を親が務めれない時は、兄弟で分担したり、相続後に支払いをされる方も増えています。

施主と喪主を誰が務めるのかは厳密な決まりはありません。ですが、どちらも血縁関係の深い順に決められることが多いので悩む時は家族構成に合わせて決定して問題ありません。

https://sougino-kamisama.com/tuya-mosyu-rule/

実際のところ、どうなのか聞いてみました!

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葬儀費用を誰が負担しましたか?する予定ですか?

画像引用:株式会社 くらしの友

こちらのグラフを見ていただくと、喪主をしたことが無い方は喪主が支払うと考えているようですが、実際には故人の資産で行われることが多いのがわかります。

体験談

妹が亡くなった時、葬儀費用を負担しようかと思い喪主を務めていた義弟に相談しました。

ですが、父が妹に掛けていた生命保険や数年間の結婚生活の間に妹が貯めた貯金などで賄える事がわかり安心しました。

妹の貯金額を聞いた時は驚きましたが、倹約家の妹らしいなとも思いました。

クリス
クリス
喪主になった時、自分の資産を使って支払うと思っていたけど、故人の資産から支払う事も出来るんだね
神様
神様
そうなんじゃ。葬儀費用は、故人が入っていた生命保険から支払ったりすることが多いんじゃよ

葬儀費用を支払えない時の対処法

クリス
クリス
経済的な理由で葬儀代を準備できない時はどうしたらいいですか?
神様
神様
そういった時に使える制度や葬儀代をなるべく抑えて行う方法があるんじゃ。

経済的な事情で葬儀費用を支払えない場合は、葬祭扶助制度が利用できないか役所に一度確認してみましょう。

葬祭扶助制度は、故人もしくは遺族が生活保護を受けていた場合に受けられる可能性がある支援です。生活保護法で定められているいくつかの条件を満たす必要があります。

条件
  • 遺族が最低限度の生活を維持できないほど困窮している
  • 故人の扶養義務者がおらず家主や民生委員が葬儀を行う

故人が生活保護を受けていたとしても、扶養義務者が葬儀の費用を用意できる場合はこの制度を利用することはできません。

対象の方は、最低限の葬儀を行うだけの金額が自治体と国から支給されます。(葬儀を執り行う意思が無い場合は墓地埋葬法が適用され、地方自治体からのみ費用が出ます。)

葬祭扶助で支給される額は最大で20万円程度です。費用の関係でお通夜や告別式を略した直葬形式の葬儀を行うのが一般的です。

葬儀は火葬場で行い、火葬に立ち会えますが僧侶による読経は行われません。遺族がいるのであればご遺骨は自宅へ持ち帰れます。

また、葬祭扶助制度を利用できない場合は葬儀ローン・死亡保険金を利用し支払います。

葬儀費用を故人の預金や保険金から支払おうと考えている方もいるかもしれませんが、保険金が支払われるまでに時間がかかってしまい支払い期限を過ぎてしまう事があります。

その際に活用できるのがカードローンやキャッシングです。

クレジットカードやキャッシュカードのキャッシング枠や、申し込んだらすぐに融資してもらえるカードローンやキャッシングもあります。

カードローンやキャッシングで借りたお金を葬儀費用に充て、保険金が入ったらすぐに返済をすると、手数料や利子がほとんどかからずに済みます。

支払いの際に気を付けること

透明な電球を持っている人

急な葬儀の場合、喪主の方は冷静に対処するのが難しい事の方が多いです。葬儀費用の支払いは、次の点に注意しながらなるべく冷静に対処する必要があります。

故人の口座の凍結

金融機関が死亡を知った場合は、預金口座を凍結されます

葬儀費用を故人の預金から支払おうとした場合、凍結された口座から預金を引き出すためには、相続人全員の同意やさまざまな書類を用意するなどの手間がかかります

故人の預貯金等は、窓口は避けキャッシュカードを使用し引き出す。

暗証番号が必要です。

女性の体験談
女性の体験談

高校生の時、祖母が亡くなり喪主を務めた父と手続きに回っていました。

その時、銀行窓口で預貯金を引き出そうとしたら、その場で凍結されて引き出すことが出来ませんでした。父は掛け合っていましたが、引き出すことは出来ませんでした。

保険金の支払い

葬儀費用を保険金で支払おうと考えている方も多いと思います。

短期間で支払ってもらう為には、事前に必要書類を調べておく必要があります。ですが、場合によっては支払いに時間がかかったり、逆に支払いを拒否されてしまうこともあります。

契約内容を確認して必要書類を調べておく

互助会・共済会に入っている場合

積立金で葬儀費用を充当は出来ない事の方が多い。

依頼する葬儀のプランや内容によっては、積立金では足りない事もあり、場合によっては積み立てを解約して別の葬儀プランに変更した方が経済的になるケースもあります。

葬式費用や香典のトラブルに注意

骨肉の争い

見積もりの際は、必ず総額での確認をする

トラブルのほとんどは、請求された金額が把握していた金額と違った場合に発生します。

このような事態を避けるために、見積もりをとる際に”総額の見積もり”をもらうことが大切です。

葬儀社には、この他に費用が発生する場合はないかどうかしっかり確認をとり、メモを残しておくと良いと思います。

また、互助会や共済会に既に入っていても総額での見積金額をもらうのは同様です。

お得なプランだと紹介されていても、当日になったら想像を超えた金額を提示された例は少なくありません。

葬儀の総額を知っておけば、どの程度積立金でまかなえるのかを把握することができます。既に契約している場合でも、一度解約して新しい葬儀プランで葬儀をした方が安くなる場合もありますので、一度問い合わせてみてください。

説明を受けた内容は、日を改めてきちんと確認する

見積書をもらった時は、必要なものがきちんと含まれているのか、明細を丁寧に確認することも忘れずに行いましょう。

葬儀社より説明を受けた時には、故人が亡くなったことで頭が混乱していてよく覚えていないこともあります。その為、明細の内容に不足や超過がないかどうかを、日を改めて確認することをおすすめします。

臨時費用を把握する

予定していない参列者が弔問に訪れると接待費用などが追加でかかってきます。

葬儀当日に急遽追加しなければいけないものが増えると、臨時費用が発生します

臨時費用などについて細かい説明を受けたら、後からすぐに思い出せるようにメモを残しておくことが大切です。

葬儀費用の相場は?そもそもいくらかかるの?

葬儀自体にかかる費用は、全国平均で約120万円といわれています。最近は家族葬など、シンプルな葬式が増えていますが、その場合でも数十万円はかかります

また、首都圏の葬儀に関する情報を発信するエンディングデータバンクによると、実際には葬儀の費用は平均90万円(899,341円)という結果になり、地方に行くにつれて、高額になる傾向があります。

平均葬儀費用
葬儀スタイル別の平均費用

画像引用:終活メディア

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葬儀以外に用意しないといけない費用について

葬儀社に支払う葬儀費用以外にも、色々な支払いが発生します。

僧侶へのお布施や戒名料・飲食代・交通費などその他の費用のことも含めた支払い計画を立てておくことが重要です。

心づけや僧侶へのお布施の額

お布施は寺院への感謝の気持ちとして渡すものなので、決まった金額はなく、あくまで渡す側の気持ちで決めるものなのです。

一般的な額は、10万円未満ですが、10~20万円前後が妥当と言われたりもします。なので、一概に決まった額はなく地域によって大きく異なります

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費用を抑えたい時

香典

お通夜・葬儀・告別式で受け取った香典は、故人へのお供えという意味合いと遺族の負担を軽くする意味合いがあるので、葬儀費用の支払いに充てることは一般的です。

香典で葬儀費用のすべてを補うことは難しいですが、費用負担を抑えることは可能です。

葬祭費補助金制度

各自治体や保険事務所によって異なるので、確認が必要です。

国民健康保険加入者であれば、亡くなってから2年以内に申請を行うことで、1~5万円の葬祭費が支給されます

また、社会保険加入者は5万円の埋葬料を受け取ることができます。

扶助制度(生活保護を受給されている方)

生活保護を受給されていて、葬儀費用の支払いが困難な方は葬祭扶助制度を利用することができます。最低限の火葬式ならば、自己負担0円で葬儀を行うことができます。

但し、葬儀の前に必ず手続きが必要な事と条件があるので併せて確認しなくてはいけません。

遺産を充てる

亡くなった方が保有していた現金・預金・貯金や加入していた保険などを葬儀費用の支払いに充てることもあります。

しかし、遺産を受け継ぐ相続人が複数の場合や、手続きなどに時間を要する事があります

葬儀社の会員制度に入会しておく

葬儀社の多くは独自の”会員制度”を設けていて、会員になると葬儀費用の割引などのサービスをうけられます

葬儀の前に事前相談を行い、葬儀社を決めて会員制度に入会しておかなくてはいけないので、突然不幸に見舞われた場合は利用出来ません。

互助会・共済会等もこれにあたります。

【申請編】お金が戻る!忘れずにやっておきたい手続きとは? 大切な人が亡くなってから、悲しみが癒えないうちにバタバタと葬儀や法要を行い、「つつがなく故人を送り出せた」と一息つきたいところで...

まとめ

  • 支払い方法は4種類ある
  • 一括も分割も出来る
  • 補助制度や会員制度で費用を抑える事が出来る
  • トラブル回避の為に総額で確認する。追加費用が発生する事象を確認する
  • 香典を費用に充てることが出来る
  • 葬儀費用は、喪主が支払うのが妥当だが実際には故人の資産で支払われることが多い

以上が今回の記事のまとめとなります。

葬儀費用の支払い方法は、葬儀総額ばかりに気を取られてしまい見落としがちになりえます。支払い方法は、葬儀社を選ぶ際のポイントになります。

この記事を読んで葬儀の際、トラブルに見舞われず故人のお見送りを後悔のないようにする為の一情報になれば幸いです。読んでいただきありがとうございました。