葬儀のマナーを調べる

【基礎知識】必見!遺族側が知っておくべき葬儀・告別式のマナーとは?

クリス
クリス
  • 初めて遺族側として葬儀・告別式に参列する。
  • 葬儀・告別式での基本的なマナーが分からない。
  • 葬儀・告別式の流れが分からない。

今までの人生の中で、葬儀・告別式に参列する機会はどれほどあったでしょうか?もう何度も参列してきた人は慣れっこかもしれませんが、まだあまり経験がない人も少なくないはず。

ましてや遺族側として喪主をした回数となると、さらにその機会は少ないことでしょう。

そうなってくると不安になるのが、正しいマナーの知識ですよね。

葬儀・告別式の中で、遺族側として守らなくてはいけないマナーはどんなことがある?そもそも葬儀・告別式ってどんな流れで行われる?

神様
神様

この疑問に答えるぞい。

本記事の内容
  • 遺族側が知っておくべき葬儀・告別式のマナー
  • 遺族・参列者共通で知っておくべき告別式のマナー
  • 告別式の流れ

この記事を読むことで告別式へ遺族側として参加する際に必要なマナーの知識を知ることができるというメリットがあります。では早速お伝えしていきます。

葬儀・告別式のマナー(遺族編)

葬儀・告別式のマナー(遺族編)
  • 服装のマナー
  • 着席のマナー
  • お焼香のマナー
  • 喪主の挨拶

服装のマナー(遺族)

喪服には「正・準・略」という三段階の格式に分かれます。

遺族、特に喪主は正装であることが一般的です。では、正装についてご説明します。

男性の正装

和装は五つ紋付き羽織袴、洋装はモーニングコートが男性の正装となります。

しかし、一般的には洋装のブラックスーツで問題ありません

ネクタイは無地の黒。靴は光沢のない黒のものを選び、靴下も無地の黒を着用しましょう。

女性の正装

和装は黒無地の染め抜き五つ紋に黒帯。洋装は黒無地のアフタヌーンドレスやワンピース。

喪主であれば、黒無地の染め抜き五つ紋に黒帯が一般的です。

足袋は白色、草履は光沢のない黒を合わせましょう。

喪主以外の遺族であれば、アフタヌーンドレスが無難。無ければ黒のワンピースかスーツでも大丈夫です。

着席のマナー

喪主、遺族、世話役は葬儀の10分前までに着席して僧侶の入場を待ちましょう。

ギリギリに着席して、あたかも遅れてきたかのような空気にならないように気を付けて下さい。

お焼香のマナー

お焼香の順番は

僧侶⇒喪主⇒遺族⇒近親者⇒一般会葬者

となっています。

順番を把握し、いざお焼香のタイミングでドキドキしないように心の準備をしておいて下さい。

焼香の仕方についてはこちらの動画を参考にして下さい。

喪主の挨拶

一般的には出棺の前のタイミングで、喪主が挨拶をします。

内容としては参列してくれた方々への感謝が中心となります。長くなり過ぎない範囲で故人の思い出なども添え、最後に生前は故人がお世話になったことへの感謝を述べ、これまでと変わらない支援をお願いして締めます。全体で2~3分程度が適当です。

葬儀・告別式のマナー(共通編)

服装のマナー(参列者)

男性の喪服

男性の喪服は黒のスーツでOKです。

遺族同様、黒ネクタイに黒い靴、無地の黒靴下を着用しましょう。

女性の喪服

女性の喪服は黒の地味なスーツ、もしくはワンピースでOKです。

細かく言うと女性は気を付けて欲しいポイントがいくつかありますのでご紹介します。

ストッキングは肌が透ける程度の黒、靴は高すぎないヒールで光沢のないパンプスが正式となっています。

バッグは光沢のない黒で、派手な装飾のない小さ目のものがいいです。動物の革製のもの(爬虫類など)は避けましょう。

ネックレスは黒壇、黒曜石、パールなどで一連になっているものにしましょう。

メイクは濃くならないようにしましょう。濃い色のマニキュアはNGです。

必要な持ち物

参列者として持参するべきものはこちらの3つです。

必要な持ち物
  • ご香典
  • ふくさ
  • 数珠

ご香典

香典の額は、一般的に故人が勤務先従業員の家族など、直接的な関わりがあまりなかった場合は三千円、 友人・勤務先の上司や同僚など直接的な知り合いの場合は五千円、親類の場合は一万円が目安とされています。

ふくさ

儀礼用絹布のこと。葬儀においては香典袋を包むために使います。弔辞時は寒色系が基本で、控えめなデザインのものが良いでしょう。

また、紫色のふくさはお祝い事の際とも兼用できるので、1つ持っていると便利です。

数珠

基本的に、数珠として販売されているものであればOKです。

ただ、細かくいえば数珠には”略式”と”宗派正式”に分かれています。

初めて数珠を購入する方は略式がオススメです。

また、浄土宗や日蓮宗は宗派正式の数珠が無難とされています。特に家長にあたる方は家の宗派に合わせた数珠を用意しておくと良いでしょう。

お悔みの言葉のかけ方

お悔みの言葉とは、大切な方を亡くしたご遺族に対して思いやりをもってかける言葉です。

「お悔み申し上げます」「この度はご愁傷様でございます。」などが代表的な言葉です。

言葉をかける時のポイント

トーンは低めに小さめの声で言葉をかけましょう。また、死因について尋ねるのはNGです。短めの言葉に抑えて、ご遺族に配慮しましょう。

NGワード

不幸が重なることを連想させるような言葉は”忌み言葉”といわれており、避けるようにしなくてはいけません。「たびたび」「引き続き」「ますます」「繰り返し」などです。

また、直接的な表現は言葉を言い換えるようにしましょう

  • 死ぬ、亡くなる⇒他界される、ご逝去
  • 急死、事故死⇒突然のご不幸、急なことで
  • 生きていた時、生存中⇒ご生前、お元気な頃

このような言い回しを使うといいでしょう。

葬儀・告別式の基本的な流れ

葬儀と告別式の違い

近年では葬儀と告別式をまとめて行う形式が多い傾向にありますが、厳密には葬儀と告別式はそれぞれの意味合いが違います。

葬儀の意味

葬儀は宗教的な儀式です。仏式では、故人を浄土へ導く意味が込められています。

遺族やごく親しい人を中心に営まれるため、参列は告別式からというケースもあります。

告別式の意味

告別式は社会的な式典です。故人と親交のあった人たちが最後の別れを告げるためのものです。

最近は参列者の待ち時間に配慮したり、火葬の時間に合わせるため、葬儀と告別式を同時に進行させる形式が多く見受けられますが、それぞれの本来の意味をよく理解した上で参列するようにしましょう。

葬儀の流れ

葬儀のおおまかな流れを紹介します。

  1. 参列者着席:近親者は祭壇に向かって右、その他の参列者は左に着席。
  2. 僧侶入場:畳席ならそのまま、椅子席なら起立し軽く頭を下げて迎えます。
  3. 開会の辞:司会者が開会のあいさつを述べます。
  4. 読経・引導:大体20分前後で終了します。
  5. 弔辞・弔電の奉読:弔辞は3人程度。弔電も2,3通披露したらあとは肩書と名前を読み上げます。
  6. 焼香:僧侶が焼香した後、喪主⇒遺族⇒近親者⇒友人⇒知人の順で焼香します。
  7. 葬儀終了:司会者が葬儀終了のあいさつをします。

告別式の流れ

告別式のおおまかな流れを紹介します。

  1. 一般会葬者の焼香:遺族は会葬者ひとりひとりに黙礼します。
  2. 僧侶退場:参列者は頭をさげて僧侶を見送ります。
  3. 遺族代表挨拶:喪主が参列者へ感謝の言葉を述べます。
  4. 閉会の辞:司会者が閉会のあいさつをします。

ここまでが葬儀・告別式の流れです。このあと出棺へと続いていきます。

まとめ

まとめ
  • 遺族としてふさわしい喪服をチェック
  • 焼香の順番とやり方をチェック
  • 喪主は挨拶を準備しておく
  • 葬儀・告別式の流れをチェック

いかがでしたか?遺族側として知っておくべき基礎知識をご紹介しました。

慣れていない方は緊張するかもしれませんが、あくまで主役は故人の方です。参列者の方々がきちんと故人にお別れできる葬儀になるよう心掛けてください。

思い出に残る素敵な葬儀になりますように。