お通夜・告別式

【完全解説】葬儀・告別式の流れ!準備手順やスケジュールは?

クリス
クリス
  • 葬儀って何から始めればいい?
  • 葬儀と告別式はどんな流れで行うの?
  • スケジュールの組み方は?

急に家族や親族が亡くなり喪主を務めることになったら、故人を思って悲しむ時間もそこそこに、葬儀の準備を始めなければならず不安ですよね。

葬儀に参列したことがあると葬儀や告別式の雰囲気はなんとなくイメージできます。しかし、何を準備してどういった流れで進行するのかは、参列しただけではよく分かりません。ましてや葬儀自体初めてという方は何から始めればいいのか想像もつかないでしょう。

そこで今回は葬儀と告別式の流れを中心に、その準備手順やスケジュールを葬儀の神様が解説します。

神様
神様

フォッフォッフォ、ワシに付いて来るのじゃぞい。

本記事の内容
  • 葬儀・告別式の流れがわかる
  • 必要な準備について解説
  • スケジュールを決める際の参考になる

この記事を読んで、クリスと一緒に葬儀・告別式についての理解を深めましょう。

葬儀と告別式の違いは?

大まかな葬儀の流れをご説明する前に、そもそも葬儀と告別式の違いはご存知ですか?大半は葬儀と告別式を一緒に行いますが、小規模・少人数で行う場合は葬儀のみで告別式を行わないこともあります。

つい葬儀と告別式をセットで考えがちですが、まずはどういった違いがあるのかを確認しましょう。

葬儀とは?

家族や友人、知人が故人の冥福を祈り、死者を葬るための儀式です。宗教や宗派によって異なりますが、仏教では僧侶による読経や焼香を行います。一般的にはお通夜の翌日の昼間に行われ、時間は大体1〜3時間です。

告別式とは?

故人と最期のお別れをする式典のことです。仏式では焼香、神式では玉串奉奠(たまぐしほうてん)、祈祷、キリスト教式では献花などがこれにあたります。葬儀の直後に行われることが多く、お通夜と葬儀ほど明確な区切りはありません

葬儀は宗教色が強い儀式になりますが、告別式は宗教儀式にあまりとらわれることなく、一般会葬者を含めて故人とお別れをする式典です。そのため宗教者は不在で行うことができます。

昨今では家族葬を選ぶケースが増えました。この場合葬儀・告別式は近親者のみで執り行うため、生前つながりがあった人たちにとっては最期のお別れの場がありません。そのため、当日参列できなかった人のために後日「お別れの会」や「偲ぶ会」を開くこともあります。

クリス
クリス
芸能人がやってる「お別れの会」や「偲ぶ会」は告別式に含まるれるんだね。
神様
神様
その通りじゃぞい!

葬儀・告別式の流れ

亡くなられてから葬儀を終えるまでの全体的な流れはこちらで分かりやすく解説しているので合わせてお読み下さい。

【完全保存版】初めての喪主!葬儀の流れ完全マニュアル!【無料プレゼント有り】 こんな疑問や不安を抱えていませんか? 特に葬儀となると人生の中でそうそう経験するものではありませんよね?たくさん経験するも...

本記事では葬儀社を決めてからの準備と、葬儀・告別式の流れをご紹介します。

葬儀社選びの参考にこちらもどうぞ。

【2021年最新版】おすすめ葬儀社ランキング3選【初めてで不安な方向け】 他サイトのランキングは広告収入目当てのステマ記事しかないので、本ランキングでは審査基準から除外商品まで、全てを公...

葬儀・告別式の流れは葬儀社と相談しながら決めます。もちろん葬儀社の方から丁寧に説明してもらえるとは思いますが、大まかな流れを把握しておけば話し合いもスムーズに進むはず。亡くなられてから葬儀までの時間は本当に短いので、一緒に予習しておきましょう。

それでは一般的な流れを見ていきます。

葬儀・告別式の流れ
  1. 当日受付
  2. 一同着席、僧侶入場、開式
  3. 連絡読経、引導
  4. 弔辞・弔電
  5. 読経、焼香
  6. 僧侶退場、閉式

上の表をパッと見ただけでは分かり辛いのですが、一般的に開式から親族の焼香までが「葬儀」、一般参列者の焼香になった時点から閉式までが「告別式」です。

葬儀と告別式の違いはお話しましたが、実際の葬儀・告別式は一緒に行われることが多くその境目は曖昧になっています。さらには葬儀・告別式の後に控えているお別れの儀(別れ花、釘打ち)〜出棺までの流れも含めて告別式と呼ぶ場合も。

葬儀社の進め方や地域の風習でこの葬儀の流れは変わってくるので、初めに葬儀社にも確認しておきましょう。

出棺までを告別式とした場合は、以下の流れも加わります。

葬儀後の告別式の流れ(お別れの儀〜出棺)
  1. お別れの儀(別れ花、釘打ち)
  2. 棺の搬出
  3. 遺族代表挨拶
  4. 出棺

お別れの儀〜出棺までは、葬儀後から火葬までを繋ぐ大切な流れです。葬儀・告別式とは切っても切れない関係ですし、同じ日に合わせて行うのが主流です。葬儀・告別式とセットで準備を進めましょう。

出棺後には火葬や収骨だけでなく繰り上げ初七日法要、精進落としなどもその日のうちに一緒に行うこともあります。

火葬・収骨については以下をご参照下さい。

火葬の流れ 骨上げまでの時間・手続き・火葬場でのマナー / よりそうお葬式

繰り上げ初七日法要についてはこちらもあわせてご覧ください。

繰り上げ法要とは?初七日や四十九日法要、納骨の場合も紹介します / 安心葬儀

精進落としについてはこちらです。

葬儀で出す食事「精進落とし」の意味とマナー / 小さなお葬式

クリス
クリス
流れは分かったけど、何から準備すればいいんだ?神様教えて!
神様
神様
では次に準備手順について解説するぞい。

葬儀・告別式の準備手順

亡くなられてから火葬を終えるまでの平均日数は5日〜6日です。そのため1週間もかからないうちに目まぐるしく葬儀の準備は進みます。亡くなられた後、葬儀社を決めて遺体を安置し、いざ葬儀のことを考えようと思った時にはすでに2・3日経過しているので、その後の準備は急を要します。

しかし意外と準備することが多くて何から手をつけていいのかもわかりませんよね。

ここではその準備手順と当日の準備についてを紹介します。

葬儀の前日までにする準備手順

  1. 誰が喪主を務めるか決める
  2. 死亡届を提出
  3. 火葬場を予約
  4. 宗教者のに連絡して都合を確認
  5. 訃報の連絡
  6. 弔辞の依頼
  7. 受付係のお願い
  8. 遺影写真
  9. 家紋の確認

誰が喪主を務めるか決める

葬儀の手配を進める上でまず決めなくてはならないのが喪主です。喪主は葬儀社との打ち合わせや会葬者、宗教者への対応など重要な仕事を担います。

喪主を務めるのは亡くなられた人の配偶者や同居していた方、よく介護をしていた方など故人との関わりが深い方が務めるのが一般的です。喪主を決める際のポイントは、葬儀後の供養まで行えるかという点です。葬儀の準備や進行を主導するだけでなく、葬儀後は仏壇やお墓の管理ができる方が喪主に適しているでしょう。

補足として、喪主の明確な決め方はありませんが、以下のような優先順位があります。

喪主を決める際の優先順位
  1. 遺言で指名された人
  2. 故人の配偶者
  3. 故人の子供(男性)
  4. 故人の子供(女性)
  5. 故人の両親
  6. 故人の兄弟、姉妹
  7. 上記以外の親しい人

喪主を決める時点から時間がかかってしまうとその後の進行がどんどん遅れてしまいます。

遺体の状態も時間経過とともに悪くなって行くので早めに喪主を決めて葬儀の準備を始めましょう。

また、喪主は通夜や告別式で行う挨拶文を考えなければいけません。参列してくださった方々への感謝の気持ちを中心に、2〜3分ほどの内容が適切です。

挨拶の作法やマナーについては動画で分かりやすくまとめたものもあります。

  • 故人と関わりが深い人の中から喪主を決める
  • 葬儀後の供養まで行える人が望ましい
  • 喪主を務める人は挨拶の内容を考える

死亡届を提出

亡くなった後にそれを証明する「死亡届」の提出が義務付けられています。死亡届は火葬(埋葬)許可書を貰うために必ず役所に提出しなければなりません。市町村役場で発行された火葬許可証は、遺体を火葬する際に火葬場の管理事務所に提出します。葬儀当日までに大切に保管して、火葬場へ向かう際には、必ず持参するようにしてください。

死亡届には提出期限があり、基本的には死亡した日、または死亡を知った日から7日間以内とされています。国外で亡くなった場合は3ヶ月以内であれば提出できます。

上記の期限を過ぎてしまい、正当な理由がなく提出が遅れた場合は、戸籍法により5万円以下の過料を徴収されるのでご注意下さい。

また死亡届には届出人を立てる必要があります。

届出人となれる人物
  • 同居の親族
  • 同居していない親族
  • 同居人
  • 家主
  • 地主
  • 家屋管理人、土地管理人
  • 公設所の長
  • 後見人
  • 保佐人
  • 補助人
  • 任意後見人

上記の条件を満たす人であれば届出人として死亡届を申請できるのでご参考に。

葬儀社が手続きを代行してくれることもあるので一度確認してみましょう。

死亡後の詳しい手続きを確認したい場合はこちらのチェックリストをご覧ください。

【無料プレゼント】死亡後に行う35の手続きチェックリスト【これだけでOK】 故人が亡くなられてからも遺族には休む時間はありません。生前受けてきたサービスや亡くなったことで変えなければいけないサービスなど手...
  • 死亡届には提出期限がある
  • 死亡届を出さないと、火葬(埋葬)許可書がもらえない
  • 期限を過ぎると5万円以下の過料を徴収される
  • 死亡届は届出人を立てる必要がある

火葬場の予約

意外と大切なのは、火葬場の空き状況を確認することです。火葬場が併設している斎場を使用する場合も同じです。

火葬場は毎日のように稼働している場所もあれば、季節によって混雑することもあるため、まずは予約枠を確認しておくのがオススメです。

火葬は一般的に、葬儀・告別式の後に行いますが、地域によっては葬儀の早い段階で火葬を行う風習があります。どのタイミングで行うにしても、火葬場の予約が取れない事には葬儀が進みませんよね。

通夜・葬儀・告別式の日程を先に決めてから火葬場の予約を取ろうとすると、希望する時間帯の予約枠が既に埋まって予約ができないというパターンも。だからと言って遠くの火葬場に変更するのはリスクがあります。遠い分、遺体の搬送費用が増えたり、遺族・親族の方々の移動の手間が増えたりと、費用やタイムスケジュールにも大きく影響が出ます。

火葬場、もしくは火葬場が併設されている斎場などの予約さえ取れればその前後の日時も自然と決まりますので、候補の施設には予約の空き状況を確認の上、早めに予約を入れましょう。

  • 火葬場の空き状況を確認する
  • 火葬場の予約が決まればそれを中心に葬儀・告別式のスケジュールを決めることができる

宗教者のに連絡して都合を確認

通夜や葬儀・告別式では宗教者に連絡し、式を執り行って頂くようにお願いします。付き合いのある寺院がある場合は、そこの僧侶に連絡しましょう。

しかし、僧侶にも予定があるため、いつでも来られるというわけではありません。葬儀の日程を決める際には、僧侶の都合も確認し、お通夜・葬儀・告別式の予定を決めましょう。

  • 宗教者に連絡し、式を執り行って頂くようにお願いする
  • 僧侶の予定も考慮して葬儀の予定を決める

訃報の連絡

家族や親戚には、故人の安置が完了した後すぐに訃報の連絡を入れるのが望ましいです。すぐに連絡の取れる電話で亡くなったことを知らせます。メールではタイミングが悪く確認してもらえない事もあるので気を付けましょう。

その際、まだ通夜や葬儀・告別式の日程が決まっていないことがほとんどなので、「詳細は後ほど連絡します」と付け加えると良いでしょう。

葬儀の日程や場所が決まったら、もう一度連絡をし、詳細を報告します。故人が勤務していた会社や取引先、自治会などには、詳細が決定し次第お知らせするのが良いでしょう。

訃報のことにつてもっと知りたい場合はこちらをどうぞ。

【訃報の連絡で使える文例付き】訃報のお知らせの意味と書き方

  • 安置が完了したら家族・親戚に訃報の連絡を入れる
  • 訃報の連絡は電話でするのが基本
  • 葬儀の詳細が決まったら故人に縁がある方々に連絡する

弔辞の依頼

弔辞とは、葬儀で故人と親しかった人が読む、最期のお別れの言葉のことです。

葬儀では宗教を問わず弔辞が読まれるのが一般的で、故人と親しかった人や付き合いが長かった人に依頼します。葬儀の規模にもよりますが、事前に1〜3人の人に依頼しておきましょう。

弔辞は弔いの気持ちを伝えると共に、故人の生前の業績や経歴、人柄などを参列者に伝えるという意味合いもあります。そのため、依頼するの友人の他、故人の立場によっては会社関係者、お世話になった恩師、孫などにお願いするケースも。

複数人に依頼する場合は内容が重複しないように、他に弔辞を読む方々と故人との関係性についても事前に伝えておくと良いでしょう。また、亡くなられてから葬儀までの少ない時間の中で依頼し弔辞の内容を考えてもらう必要があるので、相手のためにも早めにお願いしましょう

弔辞を読む順番は年長者もしくは関係が深かった方からお願いしますが、決めるのが難しい場合は葬儀の進行を取り仕切る葬儀社に相談しましょう。

弔辞を依頼された時の例文やマナーは以下のサイトで紹介されているのでご参考にどうぞ。

【例文付き】弔辞を依頼されたときに押さえておきたい書き方とマナー / よりそうお葬式

  • 弔辞は故人と親しかった人や付き合いが長かった人に依頼する
  • 葬儀の規模にもよるが、1〜3人の人に依頼する
  • 内容が重複しないように、他に弔辞を読む方々と故人との関係性についても事前に伝えておく
  • 弔辞の依頼は早めにする
補足 弔電とは?

弔電とは、お通夜や葬儀・告別式に参列できない時など、故人やご遺族にお悔やみの気持ちを伝える「電報」のことです。近年では家族葬などが増え、参列できないケースも多いのでその場合は弔電を利用しましょう。

受付係のお願い

葬儀・告別式の受付は、参列者を適切に迎えて金品を預かり、その後の記録にも繋がる重要な仕事です。そのため信頼できる人に受付係をお願いすることが肝心です。

通夜から受付をお願いする場合はそちらにも参加できる人が適しています。

受付係を決める場合の決まりは特にありませんが、遺族席に座るような喪主やその家族、故人の直系の親族は選ばないのが一般的です。遺族は参列者への挨拶や葬儀・告別式の進行など、他にすべきことが沢山あります。

一般的な葬儀であれば遠い親戚や喪主の友人・知人、故人の会社関係者、近所の人が適任です。また家族葬であれば参列者が限られているので、故人の孫や少し遠い親戚、友人・知人にお願いしましょう。

なるべく複数人にお願いできればスムーズに受付が進みますし、記載や会計のミスも少なくなるのである程度の人数は確保したいですね。

  • 受付は参列者を迎え、金品を預かる重要な仕事
  • 葬儀を進行する遺族以外で信頼できる人にお願いするのが望ましい
  • なるべく複数人にお願いする

遺影写真

遺影写真とは、ご存知の通り葬儀の時に飾られている故人の写真です。普段、仏壇の近くに飾られている遺影写真は、葬儀の時に準備しているのです。葬儀中はもちろん、葬儀後も納骨までお骨を安置しておく「後飾り壇」や仏壇の近くに飾っておく写真なので、なるべく綺麗に写っている写真を選びたいですね。

通常は亡くなった時期の近くに撮られた写真を使用します。ですが、長い間病気を患っていた場合は、元気だった頃の写真を選ぶことも。

以前の遺影写真といえば白黒の写真が主流だったように思いますが、今ではカラーで綺麗な写真を用意するのが一般的になりました。葬儀に参列した方や仏壇に手を合わせる方は、遺影を見て故人を偲びます。ぜひ納得のいく1枚を選びましょう。

また、故人が生前に自分で用意している場合もあります。終活の一環として写真をご自身で選ばれていたり、写真店で撮影されている場合も少なくありません。本人の希望がある場合は、きちんと家族がその旨を知っておくことが大切です。

  • 遺影写真は葬儀中だけでなく、葬儀後も使用する
  • 納得のいく1枚を選びましょう
  • 故人が自分で準備されている場合もある

家紋の確認

ご自身の家の家紋を確認されたことはありますか?仏壇やお墓に表記してある場合が多いですが、意外と見逃しているものです。

家紋とは自らの家系、血統、家柄、地位を表すために用いられてきた紋章のことで、およそ4千個以上の家紋が存在します。

葬儀では家紋を参列者にお渡しする返礼品(粗供養品)に同封する挨拶状に記載します。一度確認しておくと良いでしょう。

家紋がわからない場合は、家紋無しでも挨拶状を作成することもできますので、必ずしも家紋が必要というわけではありません

  • 返礼品(粗供養品)に同封する挨拶状に家紋を記載する
  • 家紋が分からない場合は家紋なしでも良い

葬儀の当日にすることは?

喪主と遺族、葬儀の受付係は葬儀の1時間前には集合し準備をします。

喪主は式の前に改めて葬儀社と内容を確認します。式の進行で不明な点があればこの時に質問しましょう。

受付の準備では、事前に打ち合わせしておいた役割を確認し、香典の受け取りや芳名帳、筆記用具など必要な物が揃っているかを確認します。先にお通夜をされた場合は、香典をすでに受け取っている参列者もいるので二重で受け取らないように確認しておきます。

弔電や弔辞の確認もこの時に行っておけば後で慌てずに済みますね。

また告別式以降に続けて火葬場まで行く場合、時間の都合が合わずに告別式までて帰られる参列者もいます。火葬場に向かうバスやそのあとの料理の手配に間違えが無いように、その都度人数確認をしてください。

  • 喪主と遺族、葬儀の受付係は葬儀の1時間前には集合
  • 受付の準備
  • 弔電・弔辞の内容を確認
  • 告別式後の人数も把握しておく
クリス
クリス
結構たくさんやることがあるな…
神様
神様
焦らず、葬儀社と一緒に一つ一つ準備すれば問題無いぞい。

葬儀・告別式のスケジュール

次は葬儀・告別式の日程を決める時の注意点とタイムスケジュールをご紹介します。

亡くなられた方がしっかりと終活されていて葬儀内容が明確に決まっている場合や、病気などで徐々に衰弱していった場合は、予め準備を進めているためすぐに日程を決められるでしょう。

しかし、人が亡くなるのは殆どが突然のことで、葬儀までの少ない時間の中で親族と話し合わなければなりません。さらに遺体の腐敗も進んでいくため、なるべく早めに葬儀を行うのが望ましいでしょう。

日程を決める注意点

葬儀プランによって日数が変わる

一般的な葬儀のスケジュールは、亡くなった次の日にお通夜を行い、2日目以降に葬儀・告別式・火葬などを行います。

ですが、喪主や親族の来られる日が限られているため1日で葬儀を行いたい時などは、お通夜を省略する場合もあります。1日で葬儀と告別式のみを行う、いわいる「一日葬」と呼ばれるものがこれに当たります。

自分たちの都合にあったプランを葬儀社と決めましょう。

風習や来てもらいたい方によってお通夜の日時が変わる

お通夜のスケジュールは地域の風習やどういった方に参列してほしいかで決まります。

都市部では仕事終わりにお通夜に参加できるように、18時以降に開かれ短時間で終わるスタイルが主流です。葬儀・告別式に参加できない人でも参加しやすいようにという考え方があるため、このような時間帯に行います。

地域によっては通夜を亡くなった当日に行うケースや、仮通夜・本通夜と分かれて行われることも。どのような通夜を行うのか、ということだけでも日数は左右されます

お通夜について詳しく知りたい方はこちらも合わせてお読み下さい。

お通夜とは?意味やマナーを徹底解説!/ よりそうお葬式

お通夜の流れについては動画で分かりやすく説明されているものもあります。

お通夜での喪主も挨拶、ルールやポイントについてはこちらの記事もあります。

【例文あり】通夜で行う喪主挨拶のルールやポイントは?【失敗しない】 このような疑問や不安を抱えてはいませんか?お葬式に参列することはあっても、実際に喪主を務めるという経験はなかなかないですよね。「...

そして今回の議題である葬儀・告別式は、基本的には火葬も込みで1日で終わる内容となっています

こちらは風習によって日数が左右されるというよりは、会場の装飾であったり、火葬のタイミング、お香典の額の違いなどがあり、どれも日数が変わるものではありません。

つまり、先に行われるお通夜の影響で葬儀・告別式を行う日程が変わってくるのでご注意ください。

「友引」は避ける

六曜は仏事とは関係ありまっせんが、「友引」の日は避けるべきと考える人が多いです。「友引」の字面から、友を引き連れていくというイメージが定着しているため、仏事とは関係がなくてもこの日は避けられています。

「友引」に葬儀を行うのはもちろん可能ですが、トラブルを避けるという点であれば、葬儀の日程が友引になる場合には、親せきなどにあらかじめ相談して了承を得た上で決めるとよいでしょう。

もし、どうしても気になる場合には、葬儀・告別式の日程を1日後にずらします。なお、通夜の日は友引と重なっても問題ありません。

補足 仏滅は?

友引と同様に、仏滅に葬儀・告別式をしても宗教的な問題はありません。仏滅は、「仏が滅びる」という字から分かるように、凶日であることを表しています。そのため、お祝いごとはあまり行われません。しかし通夜や葬式は、故人の冥福をお祈りするためのものです。祝い事では無いですし、友引よりは悪い印象を持たれることは少ないでしょう。

お葬式後の法要のスケジュールも合わせて決めておくと○

お葬式が終わってすぐ後にあるのは初七日の法要です。亡くなられてから告別式が終わるまで4日かかったとすると、初七日は亡くなられてから7日後に行うので、告別式が終わってからたった3日でまた親族を集めて法要を行うことになるのです。

1週間以内に再度親族に集まってもらうというのはなかなか難しいですよね。近年では僧侶を呼ぶようなきちんとした初七日は行わず、亡くなられた方に近しい親族だけで供養するようですが、立て続けに式を行うのはとても大変です。

そのため最近は初七日法要を葬儀と同時に行うことが多くなりました。葬儀の読経の後、そのまま20分から30分をかけて読経と焼香をします。ここまでを一連の葬儀として考えるのが一般的になってきているで、葬儀と合わせて考えておきましょう。

初七日の次に行うのは四十九日です。初七日は親族のみで行うことが多いですが、四十九日は生前に親しかった友人や関わりの深かった知人なども出席します。また宗派や地域によっては三十五日の法要を重視することもあるようです。

四十九日の法要についてはこちらをご参考にしてください。

四十九日法要のマナーや基礎知識について解説【どんな準備をする?】 はじめての四十九日法要となると、なにをすればいいのかピンときませんよね。 まして施主としておこなうとなれば、不安も相当なも...

葬儀・告別式のタイムスケジュール

今回は11時に葬儀・告別式を開始するものとしてタイムスケジュールを組みました。

「葬儀・告別式の流れ」のところでご説明しましたが、焼香〜出棺を告別式とする場合も多いので、出棺までの流れを記載しました。

宗教や風習による違いはあります。葬儀・告別式前に火葬を行う地域も多いのでどのタイミングで火葬をするかも変わってきます。あくまで参考程度に。

10:00 喪主・遺族集合
受付開始
10:45 着席
10:55 僧侶入場
11:00 開式の辞【葬儀開始】
読経
弔辞拝受・弔電奉読
焼香(遺族・親族)
焼香(弔問客)【告別式開始】
僧侶退場
11:40 閉式の辞
11:45 お別れの儀(別れ花、釘打ち)
棺の搬出
遺族代表挨拶
12:00 出棺

葬儀・告別式は午前中のうちに終わるように設定されているので、この場合は午後からは火葬などを行います。初七日法要も含む時は、葬儀の読経の後、そのまま20分から30分をかけて読経と焼香が追加されます。

クリス
クリス
1日でこんなにたくさんの事をするのか。僕にもできるかな?
神様
神様
葬儀社と親族のみんなで協力すれば大丈夫じゃから安心せい。

まとめ

大切な人が亡くなった直後であれば精神的に辛く、葬儀の進行を考える余裕が無いことも。そういった場合は葬儀社の方が主導で決めてくれるので、一人で抱え込まずに相談しましょう。葬儀は一人では行えないので遺族や親族、葬儀社の方々を頼っても大丈夫です。

また、あらかじめ「やること」を確認しておけば当日慌てずに対応できるので安心です。

葬儀の準備は想像以上に大変でしょうが、一つ一つ確実に準備を進めていきましょう。