葬儀についての基礎知識

葬儀で使うお花の種類!場面ごとに飾るお花が違う?それぞれの場面の注意点も!

 

クリス
クリス
  • どんな種類のお花があるの?
  • どのタイミングでどのお花を飾るのかがわからない・・・
  • せっかくだから生前好きだったお花を飾ってあげたいけど、大丈夫なの?

といった疑問がある方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

それもそのはずです。お葬式でどんなお花を使うのか、またどんなふうに使うのか、日常生活で考えたり教わったりする機会はそうそうないですよね。

今回はこの疑問に答えるぞい。

本記事の内容
  • 葬儀で使うお花は大きく分けて4種類!
  • 飾る場面や品種も解説?
  • 飾るときの注意点って?

この記事を読むことで

  • お葬式で使うお花の種類がわかる
  • 場面ごとの飾り方や注意点が分かる

というメリットがあります。では早速お伝えしていきます。

葬儀で使うお花は大きく分けて4種類

葬儀の時に飾られるお花は、大きく分けて枕花、供花、献花、花輪の4種類です。

それぞれ違うタイミングで使われます。

どこの場面で使われるのか、どんなお花が使われるのか、それぞれ見ていきましょう。

枕花(まくらばな)

画像引用:セレモニー

こちらは名前の通り、故人様の枕元に飾るお花です。

枕花はご遺族や近い知り合いの方が、訃報を受けて故人様へと贈ります。故人様の魂を鎮め、またご遺族の心を慰めるという役割があります。

亡くなられてからお通夜までの間、自宅や安置施設に枕花が置かれます。一般的には白ユリ、胡蝶蘭などのお花がよく使われているようです。

枕花は白や青系の控えめな色にして、故人様に追悼の念をお伝えしましょう。また、できるだけ故人様に近いところに置いてあげましょう。

親戚や知り合いの方が亡くなられて枕花を贈りたいという場合は、最寄りの生花店で「枕花をお願いします」と申し出れば作っていただけます。

供花(きょうか/くげ)

こちらはお通夜から告別式までの間に、葬儀会場内や葬儀会場の入り口に飾られるお花です。

供花は、故人様の親戚や知り合いの方は勿論、誰でも贈ることができます。

会社などの団体で贈られることも多いようです。

平均的な相場は15,000円~30,000円程度です。

1基(スタンド1つのみ)で買うか、1対(スタンド2つで1セット)で買うかでも値段が変わってきます。

しかし供花は後からお返しをするのがマナーですので、

変に気を遣わせないためにも1基あたり30,000円以内に収めるのが好ましいです。

祭壇の傍に飾られたり、会場の壁を伝うように並べられたりしています。大半の場合は(特にキリスト教式のお葬式では必ず)、生花を使います。

花束にして贈る方もいらっしゃれば、

学校の入学式や卒業式でよく見るようなスタンドにアレンジされた状態で贈る方もいらっしゃいます。

どちらかというと前者は個人で贈る方、後者は団体で贈る方が多いと思います。

供花であれば、あまり派手すぎない程度にカラフルなお花を使っても問題のない場合が多いです。

最近ではご本人やご遺族の意向を尊重して、

故人様が好きだったお花を飾ることができる葬儀屋さんも増えてきました。

しかしこればかりは葬儀屋さんによって違ってくるので、

「せっかくだから好きだったお花を飾りたい、でも派手にならないか心配」という方は、

まず葬儀屋さんに相談するのが賢明です。

供花がたくさん贈られると会場も華やかになるため、ご遺族の寂しい気持ちも少しは紛れることでしょう。

※ただし、遺族によっては供花を受け取りたがらないことがあるので注意が必要です(詳しくは記事後半にてお話しします)。

献花(けんか)

こちらは告別式のときに、葬儀に参列した方々全員で1本ずつ祭壇に飾るお花です。必ず白のお花を飾ります。

とは言っても献花に関しては個人で用意する必要はありません。

あらかじめ葬儀屋さんで「このお花を飾ってくださいね」と、白いバラ、菊、カーネーションなどのお花が用意されていますのでご安心ください。

また宗派によってはこの献花のかわりに、出棺前に棺の中に参列者全員でお花を入れる「別れ花」というものがあります。

仏式の葬儀などがこれに当たります。

花輪(はなわ)

画像引用:みち葬祭

※「花環」とも表記します。

こちらは葬儀会場の入り口に飾られます。

一見すると「お花」には見えないかと思いますが、こちらは丸い部分に造花がたくさん使われています。

平均的な相場は10,000~2,0000円程度で、大きさやデザインによっても変わってきます。

花輪は外に飾るため、雨風の影響が考えられるという理由から、

生花より造花が使われることのほうが多いです。

花輪に「親戚一同」「〇〇株式会社社員一同」などと書かれているのを見たことはないでしょうか?

花輪は故人様と関わりのあった会社や、町内会の方々といった団体で贈られるのが一般的です。

飾る時の注意点って?

枕花を飾る時の注意点

枕花の注意点は、

①訃報を聞いてすぐには贈らないこと、

また

②派手な色のお花は避けること

です。

①については、枕花はお通夜までの間に贈るものですが、あまり早く贈ってしまうと、(極端な話)まるで亡くなるのを待ち構えていたかのような印象を受けかねません。

突然の訃報でつい焦ってしまうと思いますが、枕花は訃報を受けてから(お通夜までには間に合うように)少し時間をおいて贈るのが好ましいです。

また②については、故人様の魂を鎮め、ご遺族の心を癒す・慰めるという枕花の役割から考えると、華美な色のお花を枕花に使うのは避けたほうがよいでしょう。

供花の注意点

供花の注意点は、①ご遺族、葬儀屋さんが供花を受け取れるか受け取れないか前もって確認する(遺族側であれば葬儀屋さん、参列する方々に前もって連絡する)こと。

また②高すぎる供花は用意しないことです。

①については、「葬儀会場のスペースを取りたくない(または取れない)」「お返しをできる余裕がない」といった事情で、ご遺族が供花を受け取りたがらない場合があります。

またご遺族が受け取る方向でも、葬儀屋さんの方でスペースを取れない場合があります。

そしてご自身が遺族側だった場合ですが、供花を贈りたい方々が「本当に贈っていいのか、迷惑にならないか」と戸惑ってしまうことがあります。ですから、供花を贈って大丈夫か、贈っていただいて大丈夫か、しっかり連絡をとり合いましょう。

また②については、記事前半でもお伝えしましたが、お返しのことを考えるとやはり相場を大きく上回るものは避けたいところです。

献花を飾る時の注意点

献花の注意点は、献花を行うタイプの葬儀の場合は手順に気を付けることです。全員が同じことを順番に行うので前の人を見ていれば大体の流れは分かるのですが、自分の番になるとやはり自信がなくなってしまうこともあると思います。

そんな時のために、献花の手順をお伝えしますね。

一般的に献花の手順はこのようになっています。

  1. 葬儀屋さんからお花を両手で受け取ります(右手の方に花がくるようにして、左手は茎の先端を軽くつかむように持ちます)。
  2. ご遺族に一礼します。
  3. 祭壇に進んで、その場で一礼します。
  4. 茎の先端の方を献花台に向けて、両手でお花をお供えします。
  5. 一方下がって、祭壇に一礼します。
  6. 僧侶さん、ご遺族にもう一度礼をして、元の席に戻ります。

このようにして、故人様が安らかに眠れるようお祈りしましょう。

花輪を飾るときの注意点

花輪の注意点は、

①贈って大丈夫か葬儀屋さんに確認すること、

②会場の雰囲気に合った花輪を選ぶこと

です。

①については、葬儀の形式・会場の状況によって、花輪が置けない場合があるからです。まずは葬儀屋さん(業者さんでも会場の方でも◎)に確認してから贈りましょう。

※ご遺族や喪主の方に直接問い合わせることはマナー違反になります。

花輪に関しては必ず葬儀屋さんの方に確認をお願いします。贈って大丈夫な場合は、葬儀前日までには届くように手配しましょう。飾り付けなどで時間がかかる場合もあるため、前日までに届いていた方が余裕ができます。

②については、それぞれの地域や風習・宗教に合わせたデザインを選ぶようにしましょう。白や黄色などのシンプルな色がおすすめです。あまり派手な花輪はご法度になる場合があります。

こちらも、葬儀屋さんに確認するのが一番です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

葬儀で使うお花は、「枕花」「供花」「献花」「花輪」の4種類があります。

お花を飾る時のマナーや注意点もお伝えしましたが、

宗派や地域によっても差があるため、気になることは葬儀屋さんにお聞きするのが一番です。

素敵なお花を選んで、故人様を天国に送り出してあげてくださいね。