葬儀のマナーを調べる

葬儀のときはどんな数珠を選ぶ?持ち方や注意点などのマナーも解説!

クリス
クリス
  • 色の指定はあるの?
  • 持つときに気をつけることは?
  • 自分で数珠買っちゃダメって言われたんだけど、それホントなの?

葬儀のとき、みなさんが腕につける「数珠」。しかし、数珠は本当に様々な色やデザインがあります。

そんな中で、「この数珠はマナー違反にならない?」なんて思ったり、もしくは誰かがそんな風に言っているのを聞いたりして、不安になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

また、どんな風に持つか、置いていいのかなども気になるところですよね。

神様
神様

この疑問に答えるぞい。

本記事の内容
  • 男女別の数珠のデザインの違い
  • 色はお好みで大丈夫
  • 持ち方や注意点は?

この記事で、数珠のデザインの違いや身につける際のマナーがわかります。

では、さっそく説明していきます。

数珠を持って行くうえで、ルールやマナーはあるの?

実は、男性用と女性用で数珠のデザインが少し違う

実は、男性と女性で数珠のデザインがちょっと違います。一体どんな違いがあるのか、見ていきましょう。

男性用の数珠の特徴

男性用の数珠は、

  • ひとつひとつの珠が大きい※直径10mm以上
  • 全体的に濃い色合い

という特徴があります。

女性用の数珠の特徴

女性用の数珠は、

  • ひとつひとつの珠が小さい※直径8mm以下
  • 全体的に淡い色合い

という特徴があります。

男女両方OKなデザインも!

最近では、ファッションや日常行動などのあらゆる物事がジェンダーフリーになってきています。

どうやら数珠も例外ではなさそうです。

ネットの通販でも素敵なものがたくさんあります。おすすめの数珠をおひとつ、紹介としてリンクを貼らせていただきますね。→男女兼用の数珠(yahooショッピングより)

シンプルで清楚なデザイン。色のバリエーションも豊富です。

どんな色の数珠を持つのがマナー?

基本的に何色でもOK

特に女性用の数珠は、ピンクや紫、水色などのカラフルな珠でできている物が多いです。どんな色を選べばいいか悩ましいところかと思いますが、喪服や供花と違って数珠はカラフルなものを使って問題はないようです。

また、数珠は葬儀に使うためだけでなく、日常的にも厄除けとして活躍してくれます。男性の皆さんも女性の皆さんも、ぜひお気に入りのデザインを選んでくださいね。

地域の慣習は要確認

上の項目と少し矛盾してしまうようですが、実際のところ地域や宗教によっては色に決まりがあるようです。

たとえば東海や北陸などの一部では、葬儀の時は透明な珠の数珠を使い、カラフルなものは墓参りや法事などで使うというルールがあるようです。

また、宗派によってはそもそも数珠を使わないところもあるそうです。

数珠の持ち方・使うときの注意点

数珠の持ち方

宗派によって少しずつ変わってきますが、基本的な持ち方のマナーは共通しています。

使わないとき

ふさの部分が下になるように左手で持ちます(※ちなみに、下図の矢印がついている部分を「ふさ」と呼びます)。

数珠が長い場合は、8の字にねじって二連にして持っていましょう。

なお、席をはずす際にもそのまま置き去りにはせず、数珠袋に入れてからカバンやポケットにしまうのがマナーです。数珠袋がなければ、小さい巾着袋に包んでもかまいません。

座っているとき

座っているときは、しまわずに左の手首に掛けておきます。

宗派別・数珠の持ち方

とくに合掌するときは宗派によって持ち方が変わります。と言っても、結構ややこしいところですよね。

ここでは各宗派の数珠の持ち方について、簡単に説明させていただきますね。

真言宗 両手の中指に(あやとりのように)お念珠を掛け、両手を合わせる。ふさは自然に垂らします。
浄土真宗(本願寺派) 長いお念珠を二重にして両手に掛け、ふさは自然に垂らします。
浄土真宗(大谷派) 本願寺派と同じように掛けますが、ふさは左手側に垂らします。
日蓮宗 長いお念珠を8の字にねじって両手の中指に掛け、ふさが3つある方を左手側に垂らして両手を合わせます。
曹洞宗・臨済宗 左手の親指と人差し指の間に数珠を掛け、そのまま両手を合わせます。ふさは自然に垂らします。
天台宗 数珠を人差し指と中指の間に掛け、そのまま両手を合わせます。ふさは自然に垂らします。
浄土宗 二つついている親玉(大きい珠)をそろえ、ふさは手のひらの間から手前に垂らします。時々、外側に垂らすところもあります。

なお上記にない宗教の方は、そもそも葬儀で数珠を使わない場合が多いです。

数珠を使うときの注意点

数珠を使うにあたって、いくつかの注意点があります。

家族や友人と共有しない

数珠は家族や友人と共有したり、貸し借りするものではありません

数珠というのは、お守りのようなものです。たとえば「今日は遠くまで出張だから、交通安全のお守りを貸してよ」とはなりませんよね?

ただの飾りでもなく、そして葬儀に必ず必要なものでもないのが数珠です。もし急な葬儀で数珠を持ち合わせていない場合は、無理に調達せず数珠を持たずに参加してかまいません

迷信にご注意を

数珠は葬儀で使われたりお守りとして使われたりするので、数珠にまつわる様々な話があります。

こんな話、聞いたことはありませんか?
  • 「数珠を自分で買ってしまうと、本当に必要な事態になってしまう(=身近な誰かが亡くなる)」
  • 「誰かから数珠をもらうのは、よくない念がこもっているからダメだ」

ご安心ください。このような話はもちろん迷信です。数珠を自分で手に入れたことで誰かが亡くなるのはありえないことですし、そもそも数珠を誰かにもらう人より自分で買う人の方が多いです。

また、誰かに数珠をプレゼントすることはむしろ幸福をもたらすいいことであり、成人祝いや結婚祝いなどのお祝いの機会に数珠がプレゼントされること多いようです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

数珠は、葬儀のために用意するものだと考えるより、ずっと使えるお守りとして考えた方が選びやすいかもしれません。そう考えると、数珠がなんだか身近なものに感じてきませんか?

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。