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【親族編】葬儀でのマナーや振る舞い・遺族との違いは?香典の相場や手伝える事を解説

クリス
クリス
  • 親族の葬儀ではどんな振る舞いをすればいいのかな
  • 一般の人と同じ香典だとマナー違反?
  • 何か手伝える事や、やったほうがいい事とかあるの?

親族の訃報が入った時、「一般の人と同じように参列しているだけで大丈夫なのかな?」「葬儀の際に何か手伝える事はあるのかな?」そんな不安に思ったことはありませんか?

親族といっても遺族のような身近な人、遠縁の人、など立場によっても振舞い方に違いが出てきそうなので、親族のマナーについての知識があると安心材料になると思います。

神様
神様

この疑問に答えるぞい。

本記事の内容
  • 葬儀における遺族と親族の違いを解説
  • 葬儀での親族のマナーとは
  • 親族と一般の香典の相場を解説
  • 親族が遺族の為に出来る事とは

この記事を読むことで親族の葬儀でのマナーや知識を習得できます。では早速お伝えしていきます。

葬儀における「親族」と「遺族」の違いとは

合掌のイラスト(家族)

葬儀の際に「親族」と「遺族」と呼ばれる場面がありますよね。似た意味を持つように思いませんか?

遺族の定義としては故人と生活を共にしてきた人達の事を指していて、それ以外の血縁関係者を親族と呼んでいます。

これらを区別するために、葬儀の際には「遺族」「親族」と分けられています。理由としては、「遺族」と「親族」は葬儀での振る舞い方に若干の違いがあるからです。

神様
神様
親族の範囲についての説明するぞ

「親族」の範囲

親族は血縁関係がある人々とお伝えしまたが、どこからどのくらいまでを親族と呼ぶのでしょうか?

少し難しいかも知れませんが、民法725条では親族の範囲についてこのように説明しています。下記について葬儀は関係なく一般的に「親族」と言われる範囲の事です。

  • 六親等内の血縁
  • 配偶者
  • 三親等内の姻族(配偶者の血族とその配偶者)

それでは、葬儀の時に呼ばれている「遺族」「親族」具体的な例を挙げていきます。

「遺族」は故人の家族 配偶者・子供・両親・兄弟・祖父母・孫
「親族」は血縁関係にある人 叔父叔母・いとこ・はとこ・など遺族以外の血縁関係者

近年は核家族化が進んでいる事もあり、「遺族・親族の方」と一括りにされる事が多くなってきているようです。

葬儀での親族のマナーとは

行儀の悪い食事のイラスト(マナー)

葬儀において、親族は参列した方に対してご挨拶をする場合があります。参列者に対して失礼の無いようにマナーに気を付けて振舞いましょう。

  • 服装のマナー
  • 通夜ふるまい
  • 葬儀の流れ

この3つについて解説いていきます。

親族のマナー(服装編)

服装に関しては、一般の参列者と同じです。

男性の場合
  • 喪服(ブラックスーツ・ブラックフォーマル)
  • ベルト(無地で黒いもの)
  • 靴下(無地で黒いもの)
  • 黒い革靴
女性の場合
  • 喪服(ブラックスーツ・ブラックフォーマル)
  • ストッキングは薄手の黒
  • 黒で無地の靴(パンプス)
子どもの場合
  • 新生児~1歳までは白黒のロンパース
  • 1歳~上は黒か紺のカーディガンに白シャツ
  • 1歳~下は黒いズボン・スカート
  • 靴はローファーか、黒いスニーカーでも可。
  • 中学生以降は制服。

喪服は光沢のある黒い生地のものは避けましょう。

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親族マナー(通夜ふるまい)

通夜ふるまいとは、通夜の終了後に僧侶や参列者とお酒を飲みながらお食事をする習慣の事を指します。親族としてするべき事は、弔問客にご挨拶をし、お酌をすることです。

地方のしきたりが根強い地域や、親戚付き合いが密な場合には覚えておくといいと思います。

ご挨拶とお酌は喪主が始まりの挨拶をした後に行います。故人を偲ぶ想いをお話ししてもいいですし、挨拶した方との共通点があれば他愛もないお話をしても良いでしょう。

通夜ふるまいの時間は1時間~2時間程度なので、時間配分を考えてご挨拶・お酌に回りましょう。

通夜ふるまい自体を行わない、近年では遺族に近い存在じゃない場合はそこまでしなくてもいいという考え方もあります。

葬儀の流れ

一般の参列者であれば、案内状(ご礼状)に記された時間に通夜や葬儀に参列さえすれば問題ありませんが、親族は集合時間など流れに違いがあるので、知っておくと安心です。

  1. 葬儀の40分~1時間前には会場へ
  2. 受付など、手伝いがあれば打ち合わせをする
  3. 葬儀が行われる(焼香の順番などは指示に従う)
  4. お別れの儀が行われる(棺の中にお花や思い出の品を入れる)
  5. 出棺に立ち会う(霊柩車までの移動をサポートする場合もある)
  6. 火葬場へ向かう(後火葬の場合)
  7. 精進落としに参加する火葬後の会食の事で精進明け・精進上げなど地域によって呼び方が異なる)
  8. 先においとまする場合は遺族に挨拶をする

通夜の流れとしては③が通夜、④~⑥はカット、⑦は通夜ふるまいになります。

親族は通夜ふるまいに参加されなかった方から、「この度はご愁傷様でした」など声がかかる場合もあります。

「遺族でもないのにのになぜ声をかけられたのだろう?」と戸惑う反応は見せずに、スマートに感謝の気持ちを伝えましょう。

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親族の香典の相場とは

香典袋のイラスト(御香典)

「香典」とは線香や花の代わりに故人の霊前等に供える金品の事です。香典袋の表書きや形式は故人の宗教で異なります、形式別の表書きの例は下記を参考にして下さい。

仏教・仏式 「御香典」「御霊前」「御香料」「御悔」
浄土真宗では「御仏前」と書くこともあります。
キリスト教式 「お花料」「御花料」
神教式 「御榊料」「玉串料」「御玉串料」「御神前」

親族なので宗教に関しては把握している場合が多いと思いますが、遺族に確認すると間違いないと思います。

また、親族は故人との関係性により香典の相場に違いがあります。一般の参列者の相場とも異なるので順番にご紹介していきます。

親族の香典の相場

香典の相場に幅があるのは、故人との関係性や自分の年齢によって変わります。20代で10万円を包むのは金銭的に大きいので5万円~で問題ありません。

故人との関係性 香典金額の相場
両親・義理の両親 5万円~10万円
兄弟姉妹・義理の兄弟姉妹 3万円~5万円
祖父母 1万円~3万円
叔父・叔母・その他の親族 1万円~2万円

身近な家族と相談をして金額を合わせると間違いないと思います。

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一般の香典の相場

参考に一般の香典の相場もご紹介していきます。

故人との関係性 香典金額の相場
友人やその家族 5千円~1万円
近所の方 3千円~1万円
勤務先の上司や部下とその家族 5千円
仕事の取引先関係の方 5千円~1万円

個人的な付き合いの深さやを考慮し、一緒に参列する方と相談して金額を合わせるといいでしょう。

親族が遺族の為に手伝える事とは

お葬式の心配をしている人のイラスト

大変そうな遺族を前に、自分に何かできる事はないだろうかと悩む方もいますよね。

葬儀社が、多くの事をサポートしてくれる場合があるのですが、親族として手伝える事はどんな事なのか知ることで、出来る事があるかもしれません。

そこで葬儀社がサポートしてくれる事は何なのか、その上でどんなお手伝いが出来るのかご紹介していきます。

葬儀社がサポートしてくれる事とは

親戚が亡くなってしまったら遺族の負担が大きくとても大変なイメージです。しかし斎場で葬儀をする場合は、故人が亡くなった時から多くの事を葬儀社側でサポートをしてくれる場合が多いので、葬儀社選びはポイントになってきます。

どのような事をサポートしてもらえるのかまとめました。

  • 故人の安置から納棺
  • 斎場や火葬場の手配
  • 供花・供え物の準備
  • 遺影の準備
  • 式場の設営(花祭壇・受付など)
  • 会葬者への礼状・返礼品・料理の手配
  • 交通手段の手配(霊柩車やマイクロバスなど)

葬儀会社はこれらの事を遺族とヒアリングしながら、準備を進めて行ってくれます。そんな中でも親族が出来る裏方の仕事もあるので、お伝えしてきます。

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受付・帳場の手伝い

通夜や、葬式の受付は親族の役割になります。帳場係に関しては、お金の事もあり防犯上敢えて設けない場合もあるそうです。

受付の仕事は参列者から香典を受け取り、引き換えに香典返しを渡します。

香典返しは即日返しの場合に限ります。

帳場を任された場合は香典の会計も合わせて行います。

湯茶接待をする

控室では親族や参列者に菓子やお茶が出されます。私も祖母が亡くなった際には湯茶接待を手伝いをしました。

通夜ふるまいでのお酌では、何か話さないといけない・・・と少し気負いをしてしまうという人でも、湯茶接待であれば会話を広げる必要もないので、手伝いやすいと思ます。

親族や参列者に、飲み物は何がいいかお伺いして軽くご挨拶をしてお出ししましょう。

移動時の運転手

移動にはバスが出る場合が多いですが、バスがない時には家から葬儀場に行くときや、葬儀場から火葬場に行く時に運転手をかって出ると大変役に立てます。必要であれば事前に決めておくと良いでしょう。

カメラマン

通夜や葬儀の際に撮影をする事は、不謹慎だと捉える人もいるので、事前に遺族から依頼されたり、相談をして決めましょう。

最近は葬儀社がオプションで撮影をしてくれるサービスもあるくらいなので、時代と共に捉え方が変わってきているのかも知れません。

オプションとして追加するほどでもないけど、故人との思い出として残しておきたい。と遺族が考える際にはカメラマンとして手伝える事もあります。

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まとめ

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この記事のまとめ
  • 遺族とは故人と共に過ごしてきた家族の事
  • 遺族以外の血縁関係者を親族と呼ぶ
  • 服装は光沢のないブラックフォーマル
  • 通夜振ふるまいでは必要に応じてあいさつ回りとお酌をする
  • 親族は葬儀40分~1時間前には会場入りする
  • 香典の相場は故人との関係により変わる
  • 葬儀社は遺族のやるべき多くの事をカバーしてくれる
  • 親族として出来る事は受付や湯茶接待、運転手やカメラマンなどの裏方仕事

いかがでしたか?遺族も親族も故人を亡くした悲しみは同じですが、遺族は喪主としての仕事で大変だったり、葬儀後も様々な仕事があるので負担軽減の為に、少しでも役に立てたらいいな、と思いますよね。

親族として出来る事を調べているうちに、以前叔母の葬儀で何もできなかった自分の事を思い出しました。「もっと遺族に寄り添って手伝いをするべきだったのかも知れないな。」と感じました。

この記事を読んだ方が葬儀の際に親族としてどのように振舞うべきか、参考になれば幸いです。