香典返し・法事返し

香典返しにカタログギフトは失礼?カタログギフトの選び方とメリデメを徹底解説!

クリス
クリス
  • 香典返しって頭を悩ますよね。何にしようかなぁ?
  • 結婚式の引き出物としてはカタログギフトいただくけど、香典返しとしては失礼なのかなぁ?
  • カタログギフトってどんなものを選んだらいいんだろう?

葬儀やお通夜に参列した人から頂いた香典に対して、感謝の意味を込めてお返しをするのが香典返しです。

せっかく贈るのなら相手に喜んでもらいたいのはもちろん、失礼にならないか、役立ててもらえるかということも不安になりませんか?

近年、香典返しにカタログギフトを選ぶ人が増えています。便利なシステムですが、これは失礼にはならないのでしょうか?また、香典返しに適したカタログとはどんなものなのでしょうか。

そこで、今回は香典返しに適したカタログの選び方について解説します。

神様
神様

この疑問に答えるぞい。

本記事の内容
  • 香典返しにカタログギフトを選ぶのは失礼ではない
  • カタログを選ぶ際には失礼にならないように気を付ける
  • カタログギフトには独特のシステムがあることを理解する

この記事では、カタログギフトを贈るときに気を付けることや、カタログギフトのシステムが理解できます。では早速お伝えしていきます。

香典返しにカタログギフトは失礼なの?

結論から言うと失礼ではありません。1980年代後半から始まった香典返しにカタログギフトを贈るという選択肢。

簡単・スピーディー・相手に自由に品物を選んでもらえるというメリットもある、そんな画期的なアイテムの登場で、香典返しの考え方も変わってきました。

香典返しといえば昔から「消え物」と言われる食品や消耗品が選ばれていました。これは不祝儀を残さないという意味合いを持っています。

香典返しの品はもらっても困らないけど、そんなにうれしくもないですね

そんな意見が多いのではないでしょうか。

しかし、カタログギフトというと、ちょっと変わった視点で見ることができます。では、「カタログギフト」のメリットとデメリットについて考えてみたいと思います。

カタログギフトのメリットとデメリット

冠婚葬祭、あらゆる場面で近年ではカタログギフトが人気です。

メリットといえば、何といってもカタログの中から自由に品物が選べる楽しみと、手軽さではないでしょうか。

香典返し・カタログギフトのメリット
  • カタログは細かく金額が設定してあるので選びやすい
  • 注文をすると、必要なもの(挨拶状・掛け紙・包装・発送など)全てやってもらえる
  • 割引のカタログを購入しても価格があからさまにならない
  • 受け取った人も選ぶ楽しみがある。好みの商品を選ぶことができる
  • 香典返しにタブーとされている品物も贈られた人が選ぶのならOK
  • 年齢層や家族構成の違いに柔軟に対応できる

お返しの品はどんなに良いと思われる品を選んでも、相手が気に入ってくれるとは限りません。カタログギフトは贈られた人が自由に品物を選べるのが最大の強みですね。

では反対にデメリットにはどんなことが考えられるでしょうか。

香典返し・カタログギフトのデメリット
  • 高齢の方にはシステムが分かりにくい場合もある
  • 後で・・・と思っていると、うっかり申し込みを忘れることがある
  • カタログギフトには特有のシステムがあり、割高になる
  • 品物を選ぶ努力をしていない、心がこもっていないという風に受け取られる場合がある

このデメリットについては後で詳しく説明していきますね。

カタログギフトの選び方~失礼にならないように配慮

カタログの表紙を見てわくわくするような華やかなギフトとはちょっと趣の異なるのが、弔事用のカタログです。

贈られた人が手に取ったとき、違和感なく自然に受け入れてもらえるようなカタログを選ぶ必要があります。

失礼にならないカタログの選び方とは?

では、どんな点に注意したらよいのか見ていきましょう。

表紙の雰囲気は大切

落ち着いた色合いやデザインのものを選びましょう。例えばシックな風合いで和風のもの等。

カタログの掲載商品は同じでも、表紙のデザインを目的別に変えているものもあります。できれば「弔事用」のものを選びましょう。

掲載品の数とアイテムも大切

カタログの掲載商品は数百から1000点を大きく越すものまで、さまざまです。もちろん、掲載商品の多いほど好みの物を選んでもらえますよね。

年代層や家族構成を考えてカタログを選びましょう。

しかし、相手によってはシンプルなものが選びやすい場合もあります。相手を思いながらカタログを選ぶことも大切です。

配送方法を確認しよう

カタログ自体は大きな荷物ではありません。通販ショップからカタログを取り寄せたことはありませんか?たいてい自宅のポストに届いていますよね。

しかし、カタログギフトは贈り物です手から手へ渡すという意味でもメール便は避けた方がいいですね。

ただ、不在がちの人にはメール便の方が手を煩わすことがなくて喜ばれる場合もあります。

弔事専用のカタログなら安心

多くのカタログメーカーでは弔事専用のカタログも作成しています。また弔事専門のサイトもあるので、選ぶのに自信の無い方はそういうものを利用すると安心です。

カタログギフトの選び方~付帯サービスはついているか?

付帯サービスには割引・ポイントなどもありますが、一番大切なのは「アフターフォロー」というものです。

カタログには有効期限があります。ギフトの三大メーカーと呼ばれるものを見てみると、シャディー(6か月)・リンベル(6か月)ハーモニック(4か月)がカタログの有効期限です。

有効期限が近くなっても申し込みのない場合、アフターフォローがついているかどうかが重要になってきますね。「後で・・・」と思っているとついうっかり忘れてしまう場合もあるんですよ。

アフターフォローとはそんな場合の対応です。

贈られた人に対して 「お申し込みのお願い」の葉書が届く。

それでも申し込みが無い場合「特定商品」に定められている商品が届けられる。

贈り主に対して 「お申込み状況の報告」が届けられる。

 

クリス
クリス
申し込みをしなかったら送り主が代金を払わなくてもすむんでしょ。
神様
神様
勘違いをする人もいるんじゃが、カタログギフトは送り主がカタログを購入しているので代金は支払い済みなんじゃ。申し込みをしなくても返金もされないし、お返しを受け取らないと失礼にもなるので気をつけよう。 

言い方を変えると「挨拶状を添えてお返しの品を持ってきているのに、私は受け取れませんと言っているのと同じ」という表現をした人がいましたが、思わず「なるほど」とうなずいてしまいました。

「お返しいただくほどの金額も包んでいないし」と申し込まないという話も時々耳にしますが、「カタログギフト」をいただいたら必ず商品と交換しましょう。

カタログギフトの選び方~価格を決める際のポイント

カタログギフトには独特のシステムがあります。

カタログギフトに必要な「システム料」

システム料、聞きなれない言葉ではないでしょうか。

システム料とは
  • カタログの印刷から商品が届くまでの経費
    (印刷代・送料・掛け紙・包装紙・化粧箱・挨拶状・申し込み葉書の返信料等)
  • メーカーによって異なるが、相場は大体800円~1000円程度

例えば、2800円コースのカタログを選んだとします。システム料が800円の場合、実際の商品価格は2000円になります。

システム料の占める割合は28.6パーセントと結構な割合ですね。システム料はどの価格帯のカタログでも同一なので高額になるほど占める割合は低くなってきます。

さらに多くの場合、カタログの送料は別途かかりますシステム料に含まれている「送料」は選んだ商品の送料です。

ここで数社の送料とシステム料を比べてみました。

メーカー 特徴 カタログ送料 システム料
シャディ カタログギフトのパイオニア 539円 880円
ハーモニック 大手カタログギフト店 385円 880円
リンベル 品揃えトップクラス 400円 800円
三越 老舗百貨店 550円 含まれる
穂乃香 弔事専門 無料 800円

※(カタログ送料に関しては例外もあります)

システム料に関しては商品価格に「システム料含む」システム料〇〇円を含む」「表示していない」3パターンがあります。明記してない場合も800円程度のシステム料金が含まれていると考えられます。

他えば「穂乃香」。商品欄にも「よくある質問」にもシステム料に関しては目立つ記載はありません。

クリス
クリス
じゃ、ここで注文すればシステム料抜きで購入できるのかなぁ。

クリスの疑問に答えるために、ちょっと電話で聞いてみました。残念ながらシステム料は800円程度という答えでした。

HPに明記していなくてもシステム料は含まれています。

ということで、カタログギフトにはシステム料はつきものです。

ここでまた「?」が出てきます。

送料・システム料は送り主が負担するの?

例えば、香典5000円に対して2800円コースのカタログを選んだ場合、送料・システム料はどれくらいかかるでしょうか。

カタログの送料500円、システム料800円と仮定した場合、その分は2800円から差し引かれて1500円になります。つまり、実質1500円のお返し(商品)ということです。

半返しの場合、これらの金額を含めた「半返し」でよいのでしょうか?難しい問題ですよね。「こうすべき」という決まったルールはないのです。

個人的にはこれらの費用は送り主が負担したほうがよいのではないかと思います。気になるのであれば、ワンランク上の金額のカタログを選ぶ方法もあります。

贈る相手との関係によっては、「商品の価格」が「半返し」であることが望ましいでしょう。

ただ、それでもカタログギフトが人気があるのは、簡単で便利なシステムであることには違いなく百貨店のカタログならそのブランド力が相手に安心感を与えるということも考えられます。

香典返しの件数が多いならなおさら、ネットでカタログを選んで注文すると後のことは全て任せることができます。カタログの注文時、贈る相手の住所録はExcelでも入力できて便利です。

広告に踊らされるのは危険

ネットで購入する場合、様々な魅力的な言葉が躍っています。

「送料無料」「挨拶状無料」「掛け紙・包装・化粧箱無料」なんて書いてありますね。

「お得」と考えがちですが、個別に価格設定をしてはないものの「システム料」としてきちんと徴収はされています。

「込々料金〇〇円・送料無料」

ネット上で「込々2500円・送料無料」のうたい文句を見かけます。

これを見ると確かに「込々2500円」しかも「送料無料」、お得に感じませんか?

この表記は決して「誇大広告」でも「間違っている」わけでもありません。見た人がカタログギフトの仕組みを知っていれば広告の意味は簡単に理解できます。

サイトのどこかに小さな文字で「システム料含む」とかQ&Aで説明しているメーカーもありますね。

「込々2500円」の内訳は「2500円の中にシステム料の800円(カタログメーカーによって異なります)も含まれているので、包装や掛け紙、挨拶状など必要なものは全て込々です。

そして商品の送料は無料(システム料として徴収されています)です。実際の商品は1700円程度のものになります」という意味合いを持っています。

加えて、カタログの送料は別途かかるかもしれないので確認が必要です。

格安カタログ・割引率の高いカタログってどうなの?

楽天やAmazonを見ると、格安のカタログや最大50%引きなどのカタログを見かけます。

格安のカタログに関しては、カタログメーカーや掲載商品の内容をよく見る必要があります。掲載アイテムの数自体が少なかったり、品質が悪かったりということも懸念されます。

付帯サービスは?品質は?カタログ古くない?数はそろっている?等々、確認しましょう。

企業努力で割引率を高くしているメーカーや販売店もあります。

例えば「丁寧な対応でクレームを少なくする」

社内で独自のシステムの開発をして作業効率を上げる等。

贈り主は「良い商品をより安く」と願うでしょう。質のよいカタログを割引価格で購入できればそれにこしたことはないですよね。

カタログの価格はネットで調べると分かりますが、割引価格で購入したかどうかはわかりません。

割引カタログを購入するときには内容をよく吟味しましょう。自信が無い人は大手の会社のものを購入することをお勧めします。

大切な贈り物です。相手に喜んでもらえることが一番です。後悔のないようにしましょう。

カタログギフトの裏側を少し・・・。

カタログの掲載品は「定価を揃える」というルールがあり、どの商品も定価は同じです。

以前は「定価」「希望販売価格」を基準に販売価格を定めていました。現在では販売店が独自に「原価に利益を上乗せして」販売価格を決めています。

カタログギフトの商品は「定価」は同じですが「原価」は異なります。

クリス
クリス
ということは、原価の高いものがお得ということだよね

原価率の高いものの代表としては「チケット」(レストラン・温泉の日帰り旅行等)・ブランド品が挙げられます。

金額から言えば「お得」なのですが、これらは実際には引き換えの数は少ないのだそうです。レストランのチケットはペア用でなかったり、温泉は交通費が含まれていなかったりします。

反面、原価の低いものとしてはキッチン雑貨やキッチン家電の類が挙げられます。

しかり、これらの商品の引き換えが多いのです。

つまり、お得な品と欲しい品物は別なのです。例えば包丁などは人気です。「お金を出して買い換えようとは思わないけど、ギフトでもらえるのなら交換しよう」というようなケースが多いようです。

クリス
クリス
どんな商品が人気なんだろう
女性の口コミ
女性の口コミ
人気商品は便利なキッチン家電・食器・鍋・包丁・有名店のグルメ・寝具やタオルなどが人気ですね

まとめ

香典返しは香典をいただいた方々に感謝の気持ちをこめてお返しする贈り物です。

近年香典返しの品として選ばれているカタログギフトですが、どんなものを選べばよいのかというお話をしました。

まとめ
  • 香典返しにカタログギフトを選ぶことは失礼ではない。
  • 選ぶ際には失礼の無いものを選ぶことが必要。
  • カタログギフトには「システム料」が必要となる。
  • カタログギフトのシステムを知って、賢い選択をしよう。

カタログギフトはいただいた人が自由に商品を選べる素敵なシステムです。受け取った人は、送り主の気持ちを無にしないように好みの物を選びましょう。