香典返し・法事返し

香典返しの「のし」に名前がない!?その理由と注意点を徹底解説します!

クリス
クリス
  • 香典返しののしに送り主の名前がないのはどんな時?
  • 喪主側として香典返しを送る時に名前は書かなきゃいけないの?
  • 香典返しで他に気を付けることはあるかな?

生前お世話になった人や親族のお葬式、その香典返しについている紙に名前が書かれないことがあるようです。

名前を書いてある時と書いてない時の違いが分からず、いざ自分が喪主側になった時どうしていいのかわからなくて困るかもしれません。

神様
神様

この疑問に答えるぞい。

本記事の内容
  • 香典返しののしに名前がない時の理由
  • 自分が香典返しを送る立場の時、名前を書くかどうか
  • 香典返しで気を付けたいその他のこと

この記事を読むことで、香典返しについている紙やのしの意味や必要なものについてわかります。

それでは説明していきましょう。

香典返しにのしは使わない!

実は香典返しにのしは使いません

のしとは?

のしとは、縁起物としてアワビを薄く伸ばした「のしアワビ」を用いたことが元で、お年玉のポチ袋の右上に印刷されているようなマークのことを指します。

なので、「のし」はお正月や結婚式のような、めでたいときに使いましょう。

香典返しに使う紙は何?

香典返しの時は「のし」のついてない、「掛け紙」というものを使うそうです。気を付けないといけないですね。

掛け紙であれば冠婚葬祭、どの場合でも失礼にはあたりません。最近では、専用に表書きも水引も印刷された掛け紙がありますので、それを使用しても良いでしょう。

香典返しののしなし紙(掛け紙)に名前がない時の理由

香典返しに名前が書かれないということ自体あまりありませんが、特別な事情や誰からの者か確実にわかる場合はごくまれに、名前を記載していないことがあります。

家族葬など親族のみの葬式だった場合

理由の1つ目は家族葬などの場合です。特に近年では、一般葬よりお別れの時間がゆっくりとれるということから、親族のみの小規模なお葬式が増えています。

そうしたお葬式の場合、香典を頂く相手のことをよく知っているので、お互いが納得している場合のみ、香典返しの品物と送り主の名前の記載がなくても構いません。

当日返しの場合

2つ目は当日返しの場合です。本来の香典返しは、葬儀への参列などに対し感謝をすることと、四十九日を無事に明けられましたという報告で送るものでした。

ところが、様々な事情から最近では当日返しが増えています。

当日返しの場合、直接香典返しをお渡しするので、名前がなくても誰からいただいたものかがわかります。そのため、当日返しの時は名前の記載がないことがあります。

自分が香典返しを送る立場の時、名前を書くべき?

では、今度は自分が喪主側として香典返しを送る際に、掛け紙にあなたの名前を記載しておくべきかどうかについて説明していきます。

原則として名前は記載する

名前がなくても良い事例があるとしても、受け取る側も誰の葬儀のだったか、誰が喪主をしたのか忘れられないためにも、きちんと名前は書いておきましょう

送り主はフルネームでも構いませんし、苗字だけでも大丈夫です。もし結婚などによって故人と苗字が違うことで混乱させたくないという場合は、横にカッコ()で旧姓を書くという方法もあります。

礼儀に厳しい方に香典返しを送る時は、名前がないと失礼だと思われる場合があります

また、郵送などの場合は特に名前がないと誰から送られたものかわかりません。送り状の伝票で気づく場合もありますが、苗字が変わっていたり、思い出せないといった時には受け取り拒否される可能性もあるでしょう。

よほどの事情でない限りは名前の記載は必要です。

どうしても名前を伏せたいとき

人によっては事情があって名前を伏せておきたい場合もあるでしょう。

その場合は、事情により、香典返しの掛け紙には送り主の名前を書かない旨を相手に伝えておいて了承を得るお礼状にのみ名前を記しておくなど気をつけなければいけません。

上記にもあったように、「誰から送られたかもわからないものを受け取れない」と思われる場合があるので、それを防ぐためです。

香典返しで気を付けたいその他のポイント

ここでは、香典返しについて名前以外に気を付けておくべきポイントを3つ紹介します。

それぞれの書き方や形式にはきちんと理由が存在します。意味を知って、相手に失礼のないよう、心がけましょう。

表書きはどう書く?

表書きとは、『志』や『満中陰志』といった掛け紙の中央上に書かれている文字のことです。一般的には『志』と書きますが、地域や宗教によっては違う字の場合もあります。

最近は薄墨を使う人が多いですが、四十九日以降は普通の黒い墨でも構いません。

お礼状の注意点

香典返しの送り方によっては、お礼状がいらない場合があります。

お礼状がいらないパターン
  • 当日返しをしている場合
  • 直接、香典返しを持っていく場合

この場合は、会葬礼状にまとめて書いたり、口頭で伝えるのでお礼状は必要ありません。

ただし、当日返しで相場以上の香典をいただいた場合は、四十九日が明けたころに改めて送るので、その時に直接渡さないのであれば、お礼状は必要になります。

水引の形に気をつけよう!

水引とは、のしや掛け紙にある紐のことです。

お年玉のように、何度もあって嬉しいものはリボン結びが多いですが、結婚式やお葬式のように「繰り返したくない行事」には結びきり(固結び)の物を使用します。

一般的には白と黒の水引を使い、地域によっては色が金と白のものを使うことがあります。

まとめ

いかがでしょうか。今回は香典返しにつけるのし(掛け紙)の名前について紹介しました。それでは記事のおさらいをしましょう。

おさらい
  • 香典返しはのしなしの掛け紙を使う
  • 家族葬や当日返しの時は名前を書かない場合がある
  • 原則として掛け紙には名前を書いておく
  • 掛け紙に名前を書かない場合は相手の了承を得ておく
  • 表書きには『志』と薄墨か黒の墨で書く
  • 当日返しをした時や直接香典返しを持っていく場合、挨拶状は不要
  • 水引は黒と白の結びきりを使う

最近では、インターネットから香典返しを注文してそのまま配送することができる所が増えています。そのため、必要な記載などはショップ側が代行してくれることがあるので、とても便利です。

それでも香典返しを送る時は、故人を想ってくれたことに感謝の気持ちは忘れずに込めたいですね。