喪中のマナー

喪中葉書とお年賀のマナーとは?どうやって発送すればいい?

クリス
クリス
  • 喪中葉書のマナーって?どう書けばいいのか不安
  • お年賀のマナーって?喪中の場合はどうするの?
  • 喪中葉書やお年賀はどう発送すればいいんだろう

このような不安や疑問を抱えていませんか?身内が亡くなる経験というのは人生の中で多くあることではないので「喪中葉書やお年賀についてなにも分からない」と不安になりますよね。多くあってほしくないですが、その経験の少なさからこういった不安の原因につながります。

失敗しないために、神様が詳しく解説してくれるので一緒に解決していきましょう。

神様
神様

まかせてくれ!ワシがくわしく解説するぞい!

本記事の内容
  • 失敗しない!喪中葉書のマナーと書き方
  • 初めてでも安心!喪中に関するお年賀のマナー
  • 喪中葉書とお年賀の発送方法をご紹介!

この記事を読むことで、「喪中葉書のマナーや具体的な書き方、喪中の場合にお年賀を持っていく際のマナー、その両方の発送の方法」についてより詳しく知れるので、初めて喪中に関わる方でも安心して行動に移すことができるかと思います。

では早速お伝えしていきます。

失敗しない!喪中葉書のマナーと書き方

初めて喪中葉書を出す場合、「どんなマナーがあるの?」「喪中葉書の書き方がわからない」と様々なことが気になりますよね。そんな方のために喪中葉書のマナーや例文などもご紹介していきます。

喪中葉書のマナーについては大きくわけて、

  1. ハガキを出す期間
  2. 喪中葉書の書き方とデザイン

この2つがあります。

喪中葉書ってなに?

1年以内に身内に不幸があった場合に「身内を亡くした悲しみが大きく、新年をお祝いできるほどの元気がないので、年賀状は送らないです。ごめんなさい」という旨のメッセージを伝えるご挨拶状であり、お詫び状にもなります。

正式には「喪中欠礼状」と呼ばれています

ハガキを出す期間

11月下旬~12月初旬までに送れるといいですなぜなら、この期間を過ぎると相手からの年賀状が届く場合があるからです。

一般的に「新年をお祝いする」意味がある年賀状は喪中の相手には送りません。なので年賀状がこちらに届いてからでは、相手に喪中ということが伝わらず「送ってしまった」と気まずい思いをさせてしまう事になります。

とはいえ亡くなる時期は分からないので、12月初旬までに相手に届かない状態であれば、喪中葉書は出さずに年明けの松の内(松飾りを飾っておく期間)17日を過ぎてから寒中見舞いとして○○日に亡くなったので、ハガキを出すのは控えさせていただきます」との旨を伝えるのがいいでしょう。

また、相手から年賀状が届いた場合は喪中にある方に年賀状を絶対に送ってはいけないという決まりは無いので、ありがたく拝読しておくのがいいでしょう。

寒中見舞いってなに?

もともとは寒い季節に出す相手の様子を気遣う挨拶状のことですが、最近では自分や相手が喪中で年賀状を出せなかった場合の挨拶状として使用されることが多くなっています。

「寒中見舞いってどう書けばいいのか分からない」という方も多いかと思いますので、寒中見舞いの例文についてもご紹介していきますね。

引用:挨拶状ドットコム寒中見舞い

寒中見舞いのイメージとしてはこのような感じになります。

喪中にもらった年賀状への返事
  1. 寒中見舞いの言葉
  2. 年賀状を貰ったことへのお礼
  3. 喪中のお知らせ
  4. 喪中にハガキを出せなかったことのお詫び
  5. 締めの挨拶

を構成文のポイントとして書きます。

例文

寒中見舞い申し上げますご丁寧なお年始状をいただき有難く存じます。昨年○○月に(故人続柄、愛称)○○が他界し、年頭のご挨拶を差し控えさせていただきました。

ご連絡ができず申し訳ありません。今年も変わらぬご厚誼のほどどうぞよろしくお願い致します。令和○○○○

喪中の人へ出す寒中見舞い
  1. 寒中見舞いの言葉
  2. 故人を偲ぶ言葉や相手を思いやる言葉
  3. 締めの挨拶

を構成文のポイントとして書きます。

例文

寒中謹んでお見舞い申し上げます服喪中のことと存じ年頭のご挨拶をご遠慮させていただきました。(故人名、愛称)がご逝去なさりご家族の皆様にとっては寂しい毎日をお過ごしのこととお察しいたします。

今年は暖冬といえ厳しい寒さが続いておりますのでどうぞお体にお気をつけてお過ごしください。令和○○○○

喪中の人に年賀状を出してしまった時のお詫びとして送る場合
  1. 寒中見舞いの言葉
  2. 年始状を送ったことに対してのお詫び
  3. お悔やみの言葉
  4. 締めの挨拶

を構成文のポイントとして書きます。

例文

寒中見舞い申し上げますこのたびはご服喪中と存じ上げず、年始状を差し上げてしまい深くお詫び申し上げますとともにご尊父様の逝去を心よりお悔やみ申し上げます。

厳しい寒さが続いておりますので、お体にお気をつけて元気でお過ごしください。令和○○○○

以上、寒中見舞いの例文をご紹介いたしました。

喪中葉書の書き方とデザイン

「喪中葉書ってどうやって書いたらいいの?」と悩んでしまいますよね。そんな方のために書き方や例文について詳しくご紹介していきます。ハガキのデザインなどにも気を付けたいポイントがあるので注意しましょう。

書き方のマナー

普通の手紙などは、前文(書き始めの文章)、主文1番伝えたい言葉の主な文章)、末文(結末の文章)になりますが、喪中ハガキは「弔辞」に関わるお手紙になるため前文を省略し、主文から書き始めます。

全体的な構成として

  • 喪中なので年賀状は出さないことを伝える
  • 亡くなった人の情報
  • これからもお付き合いをお願いすること
  • 差し出し月
  • 差し出し人の名前

になります。イメージとしてはこのような感じです。

引用:しまうまプリント

それでは例文とともに詳しくご紹介させて頂きます。

書き始め

「喪中なので年賀状を出さない」ということを先に述べます。

例文

「喪中につき新年のご挨拶を御遠慮申し上げます」「喪中につき勝手ながら新年のご挨拶は差し控えさせて頂きます」「服喪中につき年末年始のご挨拶をご遠慮申し上げます」

注意ポイント

「賀」の文字はお祝いの言葉にあたるため弔辞では「年賀」という表現は使わずに年末年始や新年という言葉で代用します。

主文の書き方

だれの喪中なのかをお知らせする文章を書く「亡くなった方のお名前、故人との関係性、亡くなった月、享年(生きていた年数)」を記載します。

例文

「母○○月に歳にて永眠致しました」日に息子○○○○(享年歳)が永眠致しました」

注意ポイント

「母、娘、息子、義父、義母、兄、姉、妹、弟」などの関係性を記載します。夫婦など、2人以上が名前を並べて出す時は一般的に夫の属柄に合わせて記載することが多いです。

例えば妻のお母さんが亡くなった場合は「今年○○月に(妻の名前)の母○○○○歳にて永眠致しました。」などになり、その上で夫婦連名として名前を記載します。

享年については数え年(生まれたその年を1歳とし、以降、正月が来る事に1歳ずつ年齢を増やしていく数え方)で数えるのが一般的です。

末文の書き方

これまでの感謝の言葉とこれからも変わらないお付き合いをお願いする旨や、相手の安否を気遣う言葉を書きます。

例文

「生前のご厚意に、深く感謝致しますとともに年明けも変わらぬご厚誼(こうぎ)のほどお願い申し上げます」

「本年中に皆様よりご厚情(こうじょう)賜(たまわ)りましたこと、深く感謝致しますとともに皆様が健やかなる新年をお迎えになりますよう心からお祈り申し上げます」

注意ポイント

喪中葉書には句読点をいれないように気をつけましょう。また文章の初めの行を1字下げることもしないです。結婚式の招待状や表彰状なども同じになります。

差し出しをおこなった月

ハガキの差し出しをおこなった日付を書きます。「月」までを書き、何日かは書かないように気をつけましょう。横書きの場合は数字で書き、縦書きの場合は漢字で書きます。

差出人の名前

住所、名前を記載します。喪中ハガキの名前は個人でも連名でもどちらでもよいです。連名の場合は夫の名前を先に、妻の名前を後に書き、子供の名前は書かないのが一般的です。

では、次に喪中葉書のデザインについてのマナーをご紹介していきますね。

華やかなデザインの物はNG

今回は「弔辞」「大切な人が亡くなって悲しい、落ち込んでいる」という気持ちを表すお知らせで、決していいお知らせでは無いので、華やかなデザインなどは避けた方がいいでしょう。

使用してもいいハガキのデザイン

霊前などに供えるお花をイメージしたユリ、菊、胡蝶蘭などのデザインを使用するのが一般的です。

また故人が好きだったお花を選ばれる方や、故人を花言葉からイメージしたデザインを選ぶ方もいるようです。

花言葉の例

ユリ「純粋、無垢、威厳」、菊「高貴、高尚(知性や品が高いこと)」、胡蝶蘭「純粋な愛」など

文字の色は薄墨でも黒色でもよい

喪中葉書はあらかじめ予定が分かっており準備できる期間があることから、墨色は薄墨でなくてもよいとされています。

しかし表面は黒色のほうがいいです。なぜなら、郵便局では郵便番号を機械で読み取り仕分けをする作業がおこなわれるので、薄墨だと読み取れない可能性があるためです。

フォントは「明朝体(みんちょうたい)と楷書体(かいしょたい)

明朝体はこのようなフォントになります。

引用:FontGarage

楷書体はこのようなフォントになります。

引用:武蔵システム

弔辞関係にはこの2つのフォントが一般的によく使われているようです。

郵便局の通常ハガキは「胡蝶蘭のマーク」

引用:日本郵便

喪中葉書に使用するハガキは、裏面の切手に類似する図柄が「胡蝶蘭のマーク」になっているものを使うことが定番化しているようです。なお、引用先のリンクをクリックしていただくと購入ページへ飛べます。

もとから挨拶文がついている喪中葉書などもり、郵便局やコンビニ、インターネットサイトから買うことができます。

切手は「弔辞用63円花文様」を使用する

引用:スタマガネット

自分で作ったハガキなどに切手を貼って投函する場合には「弔辞用63円普通切手・花文様(はなもんよう)」が定番となっています。

こうして書いてみると、漢字ばかりで「何だか呪文みたいだなぁ」と少し戸惑ってしまいますね!購入する際にわからない場合は販売員さんなどに「弔辞用の切手はありますか?と聞いてみるか、切手の写真をみせてみるのがいいかもしれません。

郵便局やコンビニ、ネットでも販売しているので気軽に買えます。さきほど上記で紹介した切手の引用元、スタマガネットさんは1枚から販売しているようです。引用元をクリックしていただくとそのまま購入ページに飛べますので購入を考えている方はぜひ利用してみてください。

郵便局のサイトでは100枚のまとめ売りをしているので、大量に送られるかたにおすすめです。詳しくはコチラ弔事用63円普通切手・花文様|郵便局のネットショップ (japanpost.jp)

初めてでも安心!喪中に関するお年賀のマナー

「お年賀のマナーってなに?」「喪中でもお年賀は贈ってもいいの?」と気になる方も多いのではないでしょうか。そんな方のためにお年賀のマナーや、さまざまな疑問について詳しくご紹介させて頂きます。

喪中に関するお年賀の気をつけるべきマナーには

  1. 自分や相手が喪中の場合の贈り方
  2. 熨斗について

この2つがあります。

お年賀って何?

日頃お世話になっている人のお宅へ「今年もよろしくお願いします」という気持ちを込めて、新年のご挨拶をする際に持っていく贈り物のことをいいます。

正式には11~3日「三が日」の間に新年の挨拶として贈る品物のことをお年賀といいますが、最近では相手との都合が、合わない場合もあるため、松の内(17日)までに贈れば良いとされています。

相手や自分が喪中の場合の贈り方

お年賀には「新年をよろこびお祝いする」という意味が含まれているので、相手や自分が喪中の場合は喪中葉書と同様に松の内(17日)が過ぎてから「寒中見舞い」「寒中御伺」として品物を贈りましょう。

どうしても松の内までしかお伺いできないという場合は表書きを「ご挨拶」として品物を持参するのがよいです。

「寒中見舞い」を贈る時期は?

17日(地域によっては15日)~春が始まる立春までです。その年によって違いますが大体2月上旬頃になるので、その間に相手の元へ持参することが一般的です。

寒中見舞いの相場はいくら?

3000~5000円になります。冬にの寒い時期に贈る品物になるので、それに合った食べ物飲み物を贈る方が多いようです。相手の好みによって選ぶのもいいですね。

私は「どれにしようかな」とずっと悩んで決まらない気がするのでカタログギフトを選んでいると思います。

お歳暮は贈ってもいいの?

お歳暮は「今年も1年お世話になりました」という感謝の気持ちを込めて日頃お世話になっている人や、ご無沙汰になっている人への挨拶として贈る品物のことを言い、お祝い事にはあたらないので喪中に贈っても問題はありません。

ただし、忌中の場合は控えるのがマナーとされているので、「四十九日」が過ぎてからご挨拶にお伺いするのがよいです。寒中見舞いのハガキに四十九日を過ぎてからお伺いする旨を書いておきましょう。

忌中(きちゅう)とは?

親族が亡くなった後、遺族が身を慎んでいる期間のことを言い、死後49日間のことになります。

お歳暮を贈る時期は?

一般的には1225日までに届くようにしますが地域によっては11月末から贈るという場合もあるそうです。

お歳暮の相場はいくら?

3000円から5000円になります。特にお世話になっている人などには10000円程度の物を贈る場合もあります。

お歳暮にはお正月に向けて食べれる品物としてハムやソーセージ、数の子のほか、女性や子供がいるご家庭には入浴剤やスイーツなども人気なようです。

お年賀の相場はいくら?

一般的には3000円前後になります。親戚や会社の上司などには3000円まで近所の方には2000円までを選ぶことが多いです。石鹸、タオル、日持ちするお菓子などがオススメです。

熨斗についてのマナー

通常のお年賀には「御年賀」や「御年始」と書かれた紅白蝶結びののし紙や短冊を使用しますが、喪中の場合はお祝い事にあたる紅白の熨斗紙は使用しません。

最初に述べたように「寒中見舞い」として送るので、シンプな短冊に「寒中御見舞」と書いているものを熨斗の代わりに使用することが多いです。また無地の熨斗に「寒中御見舞」と書いたものを付ける場合もあります。

キリスト教の場合は喪という概念がないため、お年賀については贈っても問題ありません。

喪中葉書とお年賀の発送方法をご紹介!

喪中葉書とお年賀はどうやって相手に発送すればいいのか迷いますよね?そんな方のために詳しくご紹介させて頂きます。

喪中葉書の発送方法

喪中葉書の発送方法は普通の年賀状と同様にポストに投函します。大量に送る場合は輪ゴムでまとめても問題はありません。

喪中葉書を出す範囲は?

一般的に2親等までになります。

  • 0親等 配偶者
  • 1親等 子供、子供の配偶者、両親、義理の両親
  • 2親等 兄弟姉妹、義理の兄弟姉妹、祖父母、義理の祖父母

あくまでも目安であり必ず2親等までとは決まっているわけではありません。また地域の風習などによって違います。

お年賀の発送方法

お年賀は一般的に相手の元へと持参するのがマナーとなっています。しかし、最近ではコロナの関係などもあり、直接相手の元へお伺いするのも控えたいという場合や遠方の方に贈るという場合は、相手方に一言電話や手紙で理由を伝え最低限のマナーを守り、ネットなどから品物を発送するのが良いでしょう。

お歳暮や寒中見舞いも同様です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。喪中葉書やお年賀マナー、発送方法についてご紹介させて頂きました。今回の内容をおさらいすると

まとめ
  • 喪中葉書のマナーは「ハガキを出す期間と書き方やデザイン」
  • ハガキは11月下旬~12月下旬までに出すのがよい
  • 12月下旬を過ぎる場合は1月7日以降に寒中見舞いとして出す
  • ハガキの書き方は「前文を省略し、主文から書く」
  • ハガキのデザインは「霊前に供えるお花をイメージしたもの」
  • ハガキの文字の色は薄いねずみ色で、フォントは「明朝体と楷書体」
  • 「胡蝶蘭のマーク」がついたものを使い、切手は「弔辞用63円切手・花文様」
  • お年賀は相手や自分が喪中の場合、寒中見舞いとして贈る
  • 喪中の熨斗はシンプルな短冊や無地のものを使用する
  • 喪中葉書はポスト投函、お年賀は相手のもとへ持参する

以上が今回の記事についてのまとめになります。喪中に関するマナーはほんとにたくさんあって覚えるのも大変ですよね。しかし、ひとつずつ確認しながら行っていくことで相手への失礼のないマナーを身に着けることができます。

喪中葉書とお年賀について今回の記事があなたのお役に立てれば幸いです。