葬儀についての基礎知識

内縁の夫の葬儀で喪主になれる?義理の親が亡くなった際は何をしたらいい?

クリス
クリス

この前、友人のお姉さんが内縁の夫を亡くしたって聞いて気になった事が3つあって、それが

  • 内縁の関係でも喪主になれるの?
  • 内縁の夫を亡くして喪主になったら何をするの?
  • 内縁の夫の親が亡くなった時の自分の立場はどうなるの?

こういう不安になるのにも理由があります。なぜなら内縁は法律上で認められた夫婦ではないので権利や立場が曖昧になりがちだからです。

神様
神様

この疑問に答えるぞい。

本記事の内容
  • 内縁関係の人が喪主になれるかなれないかを解説
  • 内縁の夫の親が亡くなった時あなたの位置関係を説明!

この記事を読むことで内縁関係の喪主について理解できるというメリットがあります。では早速お伝えしていきます。

内縁関係の人が喪主になれるのか

A.内縁関係の人でも喪主になることは可能です。

喪主は生前に故人と関係が深かった人が行うものなので戸籍の関係は必要ありません。それでも故人と喪主の姓が違うだけで葬儀の準備中に困ることも多いでしょう。ここでは喪主を決める時の注意点や喪主になった時のことについて簡単に説明します。

よくある喪主決めトラブル

故人の親兄弟などの血縁者は法定相続人なので葬儀の全てを取り仕切ろうとする場合があります。

一般的な葬儀の喪主は法定相続人が行うため、遺された内縁の夫(妻)は故人の遺書に喪主をする人を書いておくようにしてもらったり、親族も交えたりした話し合いをあらかじめしておくとトラブルが少なくなるでしょう。

トラブルの一例に相続問題がありますが、記事の本題とそれてしまうため割愛します。

喪主になったら

やるべきことは内縁でも結婚している場合の喪主とほとんど変わりません。葬儀会社に連絡し、葬儀に必要な準備を進めましょう。

信頼できる会社は24時間365日電話対応が可能な環境なので、内縁を含めた親族に相談してみたり、ネットで評判や電話対応のことについて確認してから決めても構いません。

安置所に運ぶ際に「後の手続きは全て任せてほしい」という所は後に高額請求などのトラブルになりやすいので気をつけましょう。

特に病院で逝去された場合は、気が動転しているのに安置所までの移送を急かされたりしてしまうことがあるので、病院と提携している葬儀会社にお葬式まで全て任せがちですが本当に任せていいのか一度落ち着いてから決めるようにしてください。

喪主としてやるべきことについてもこの記事で簡単に説明します。

内縁の妻が喪主になった際、何をしたらいいの?

義理の両親が亡くなった際、遺言で喪主を内縁の妻の、あなたにしたいと言う話になってしまった場合、どうしたらいいのでしょうか。

葬儀に参列する際、お葬式におけるあなたの立場は「内縁が認知されている場合」「内縁が認知されていない場合で」あなたがやるべきことが変わってきます。どのように変わるのか、ご紹介していきます。

内縁が認知されている場合

まずは周りの人、特に親族から二人が内縁の関係であると認知してもらえているかで立場が変わります。

あなたに内縁の妻がいると親族から認知されている場合、あなたは葬式中も喪主側となります。喪主になった内縁の妻を支えてあげる立場です。

悲しい出来事ですので、パートナーが落ち着いて行動できない時などはあなたが喪主のやるべきことを冷静に確認し、まとめておいてあげるてください。

喪主の代わりに、夫がすぐに対処しやすくなります。

内縁が認知されていない場合

親族があなたの存在を認知していない場合は「故人の子供の友人・知人」という一般参列者の立場になります。葬式周りの準備の手伝いまではできても、式中までは喪主のパートナーとして支えてあげることができません。

上記同様にやるべきことをまとめておくなど、準備にあたってはお手伝いしますが、お葬式では一般参列者として香典を渡すことになります。席も喪主と離れた位置になります。

喪主になった時の葬儀までの手順

正式に結婚している場合の喪主と同じというだけでは何をしていいかわかりませんよね。ここではお葬式までに喪主がやるべき流れを大まかに紹介していきます。

内縁の夫(妻)が亡くなってからすぐ

なくなったのが病院の場合、2~3時間以内に遺体を自宅や安置所に移さないといけないことがあります。

葬儀会社が決まっていない場合は病院と提携しているところに搬送と遺体安置だけお願いして、改めて葬儀までしてもらうのか別の葬儀会社に依頼するのか決めましょう。

亡くなった時点で既に葬儀会社が決まっている場合はそこに連絡をしてください。

連絡するときは以下のことを伝えます。

  1. 氏名、住所、連絡先
  2. 故人の氏名と生年月日
  3. 連絡した人と故人の関係
  4. 病院・施設などお迎えの住所
  5. 遺体安置の場所(自宅なのか専用の安置所なのか)

自宅で安置する場合はその部屋を片付けておきましょう。

布団一枚分と祭壇を飾るスペースがあれば大丈夫です。

遺体の移送を済ませたら

菩提寺(先祖代々のお墓があるお寺)がある場合はそこに連絡し、葬儀会社のエンディングプランナーと都合のつく日を確認します。打ち合わせをして葬儀プランや日取りを決めましょう。

周りの人に連絡するときはまず親族に、その後葬儀の日程や場所が決まったら故人が生前お世話になった友人や職場などにも訃報を伝えます。
もし家族葬などで親族以外の参列をお断りする場合はその旨も話しておきましょう。

祭壇に飾る供花(遺族・親族分)をとりまとめて注文しておくことも忘れずに。

各書類の提出について

葬儀を行うには以下の書類を提出してください。特に、埋火葬申請書は提出しないと火葬ができませんが、葬儀会社の多くはこうした書類提出の代行をしてくれます。依頼する葬儀会社がこうした代行サービスをしてくれるのか、きちんと確認しておくと良いでしょう。

  • 死亡届・埋火葬許可申請書
    死後7日以内に死亡地・本籍地・現住地のいずれかの市区町村に提出します。
    死亡届は医師からの死亡診断書か死体検案書のどちらかを一緒に提出することになるので気をつけましょう。
  • 埋火葬許可証
    火葬の前に会場へ提出します。
  • 埋葬許可証
    納骨時に墓所・霊園の管理者に提出します。

まとめ

いかがでしたか?今回は内縁の夫(妻)が亡くなった場合とその親が亡くなった場合について書きました。

それでは記事のおさらいをしましょう

  • 内縁の夫(妻)が亡くなった時、自分が喪主になることは可能
  • 喪主決めについて親族と揉めないようにきちんと話し合っておくと良い
  • 内縁でもやることは法的に婚姻関係にある人が喪主をする場合と変わらない
  • 内縁の夫(妻)が喪主になった時、周りの人に内縁の関係が認知されていれば葬式中も喪主のそばで支える
  • 内縁の夫(妻)が喪主になった時、周りの人に内縁の関係が認知されていない場合は葬式の準備などで喪主を支え、参列時は一般参列者となる
  • 内縁の夫(妻)が亡くなったら葬儀会社に遺体の移送をしてもらう
  • 菩提寺がある場合は僧侶に連絡を入れ、都合を確認して葬儀日程やプランを決める
  • 周りの人に訃報を知らせる
  • 遺族・親族分の供花をとりまとめて注文する
  • 葬儀には各書類の提出が必要。葬儀会社が代行してくれるのかも確認する

内縁は苗字や戸籍の処理において気楽な関係ではありますが、こうした公の場ではどうしても立場が違ってしまったり、手続きが面倒になってしまうこともあります。

いざという時に備えてどうするか話し合っておいたり、特に親族には内縁のパートナーがいることをしっかり伝えて周知してもらうようにしましょう。

一人ですべてをやろうとしなくても大丈夫です。困った時は周りの人に手伝ってもらって悔いのないお別れをできるようにしてください。