葬儀のマナーを調べる

葬儀に参列するときのマナーは大丈夫!?注意点や絶対ダメな行動を徹底解説!

クリス
クリス

葬儀に参列するんだけど、ちょっと気になったことがあるんだよね。

  • 葬儀のマナーがちょっと不安
  • ダメだと知らなくて、失礼なことをしないかな?

葬儀に参列するなんて、数えたくないですがそんなに多くはないですよね。すると、意外と知らなかったマナーがあったりします。

中には気づかず大変失礼な言動を取ってしまうことも!

では、そんな知らなかった状態のまま葬儀に参列しないためには、どうしたら良いでしょうか?

神様
神様

この疑問に答えるぞい。

本記事の内容
  • 一般葬の大まかな流れを紹介
  • 葬儀のマナー注意点
  • 葬儀参列の小ネタ

この記事を読むことで、葬儀で必要な最低限のマナー知識が得られます

それではそれでは本題に行きましょう!

一般葬の大まかな流れ

一日葬や家族葬などは、通夜などを省くくらいでほぼ同じ流れとなりますので、今回は多くの人が行う仏教式の一般葬に重点を置いて説明していきます。

通夜(つや)

葬儀式の前日の夜(18時頃~)に遺族の方・故人と親しかった人たちと食事をしながら故人を偲ぶものです。「通夜式」や「お通夜」とも呼ばれます。

通夜という名前は、昔は供養のために夜通し行っていた名残で、現在は1~2時間ほどで終わります。

地域によっては、告別式を先に行う場合などもあるので、参列する地域の葬儀風習についても確認しておきましょう。

葬儀式

葬儀式は、親族・知人が故人の冥福を祈るための宗教儀式となります。そのため、細かい決まりごとが宗派によって異なるので、気をつけたいポイントですね。

主な内容は、僧侶による読経や焼香で、通夜の翌日、昼間に1~3時間ほどかけて行われます。

他のほとんどの宗派ではマナーとされている事柄が、故人の宗派や形式だけはマナー違反とされていることもあるので、気をつけましょう。

告別式

葬儀式の直後にそのまま続けて行われることが多く、葬儀式との明確な区切りはありません。

違いとしては、告別式は宗教儀式にあまり囚われていないところで、一般会葬者も含めた最期のお別れをする式典というくらいです。

火葬

告別式が終わると、出棺式を経て荼毘(だび 火葬すること)にふされます。

火葬中は控室で過ごすか、式場に戻ることもあります。火葬場によっては1時間程度で終わることもあれば、2時間以上かかることもあります。

待ち時間のお葬式の一環なので、騒いだりせず、静かに故人との思い出について語ったり、気持ちを落ち着けるためにゆっくり過ごしましょう。

火葬が終わったら、二人一組で骨上げ(収骨)をします。

精進落とし

火葬を終えてから斎場や料亭に移り、食事を頂く席です。

代表者の挨拶と献杯で食事が始まりますが、乾杯と違い、近くの人と杯を合わせません。

この時、故人との思い出話で談笑するのが供養になると考えられています。そのためか、お酒も振る舞われますが、酔いすぎて雰囲気を壊さないように意識することが大切です。

葬儀のマナー注意点

葬儀では、故人や遺族に対する思いやりが何よりも大切です。マナーはルールとは違って強制力はありませんが、相手への気遣いを表します。

自分は気遣ってるつもりでも、相手にとっては迷惑と思われてはマナーになりません。

そこで、ここでは葬儀において特に気を付けたいポイントと、絶対にやってはいけない行動について紹介していきます。

気を付けたいマナーポイント

葬儀中に気を付けておきたいポイントについて、3つ解説していきます。

  • 小さい子供を参列させない
  • 儀式中は上着を脱いでおく
  • 焼香のやり方には違いがある

小さい子供を参列させない

ぐずりやすい年頃の子供は、親戚以外は連れて行かないようにしましょう。

周りの方は涙をこらえて、静かに故人を偲んでいます。その最中に子供が泣いてしまうと声が響いてしまいますし、気が散ってしまいます。

精進落としの席で雰囲気を壊さないというのと同じですね。

静かにしていられる子なら、連れて行っても構いません。しかし、子どもが何時間もじっとしていられるのは難しいものです。夫婦のどちらかが代表して参列する子どもを預かってくれる施設やベビーシッターなどに任せる葬儀の連絡を受けた時点で参列させて良いか確認するといった対策をしましょう。

会場によっては、キッズスペースなどを設けているところもあります。

儀式中は上着を脱いでおく

これは葬儀に関わらず、多くの場面で共通のマナーです。

時期によっては寒い場合もありますし、逆に空調が効きすぎて肌寒く感じる場面もあるでしょう。それでも儀式中は、上着を脱いでおくようにしましょう。

これは私の考え方ですが、似たような場面で帽子を脱ぐというのがありますね。あれは相手に敬意を払うという意味で行われていますが、上着も同じ理由なのではないでしょうか。

もしくは、埃などのついた汚れた面を相手に向けないという意味かもしれません。

焼香のやり方には違いがある

焼香といえば、抹香を額の高さまで上げる(押しいただく)イメージがありませんか?

実は宗派によってはそんなに高く上げないで、つまんでそのまま香炉に抹香をくべる場合もあるんです!

宗派 ご焼香の回数
日蓮宗 押しいただいて1回または3回
浄土宗 押しいただいて1~3回
真言宗 押しいただいて3回
日蓮正宗 押しいただいて3回
臨済宗 押しいただいて1回
曹洞宗 押しいただいて1回、押しいただかないで1回の合わせて2回
天台宗 回数は決まっていない
浄土真宗 本願寺派 押しいただかないで1回
真宗大谷派 押しいただかないで2回
真宗高田派 押しいただかないで3回

香炉にくべる回数は、あなたの宗派ではなく、故人の宗派のやり方に従うように気を付けます。ただし、都合によって作法が異なる場合があるので、最も大切なのは、心をこめることです。

絶対にやってはいけないマナー違反

  • 葬儀に遅刻する
  • 香典に新札
  • 遺族と長話
  • 亡くなられた経緯を聞く
  • 知り合いと世間話
  • 通夜振る舞いの遠慮

上記の内容は、故人や遺族に対して思いやりを欠いた行動ですので、気をつけましょう。

年始にやっている、高級品とそこら辺で買えるものを比べる特番で「絶対アカン」を選んだみたいにランクダウンで済めばいいですが、そのまま周りから離縁されかねないことでもあります。

葬儀に遅刻してはいけない

葬儀に関係なく、そもそも遅刻は良くないですね。よほどのことがない限り、遅刻は厳禁です。

もし遅れてしまった場合は、お詫びを述べてご焼香させてもらいましょう。

香典に新札を入れてはいけない

香典に新札を入れるというのは、訃報にも関わらず、前もって予期して準備していたと古くから考えられていました。あまり見た目の良くない紙幣も失礼ですが、新札を入れないようにします。

遺族と長話しない

遺族と親しい間柄でも、長話はしないようにするものです。また、遺族と親しい間柄でない場合は挨拶は控えます。

あなたが参列したという行動そのものが、故人を悼んでいると示しているからです。

亡くなった経緯を聞いてはいけない

これはマナー違反の中でも、最も失礼な行動です。遺族に亡くなった瞬間の辛いことを思い出させて聞き出す行為です。

自分の思い出したくない嫌な思い出を、無理やり答えさせられたら嫌ですよね。悲しい気持ちが強くなるような言動はしないよう気を付けます。

知り合いと世間話をしない

知り合いに会っても、「最近調子どう?」などのような私語は控えましょう。なんのために参列したのかと思われる、失礼な行動です。

最低限でも葬儀会場を出てから話すのがマナーです。

通夜振る舞いを遠慮してはいけない

通夜振る舞いには、故人のためにわざわざ弔問してくれたことに対する、遺族からの感謝の表しが込められています。遠慮して全く箸をつけないのは、感謝の気持ちを無下にする行為です。

一口箸をつけるだけでも構わないので、断らないようにしましょう。

葬儀参列の小ネタ

これはマナーとは関係ありませんが、葬式関連ではちょっと有名な話なので紹介します。

帰り道は行きと違うルートで

あなたはオバケの存在を信じていますか?似たようなもので、葬儀を終えたばかりの死者の魂は、まだ成仏しきっていないという考えがあります。

葬儀会場に来た時と同じ道をたどって帰ると、死者の魂は道を覚えて、住んでいた家に帰ってこれてしまうのです。住み慣れた場所に戻ってくると、成仏するのが惜しくなって、そこから離れ難くなるのではないでしょうか。

そのため、行きとは違うルートで帰って追跡をまくことで、「追いかけてもあなたの帰る所はこっちにはありません」とあえて突き放す行動をとります。

とはいっても、これはおまじないのようなものです。お盆になれば、きゅうりとナスで馬と牛を用意して死者の帰宅を待っていますよね。

あくまで今までと環境が変わり、それぞれの正しい場所で生活しないといけないという事実を、故人の魂や遺族たちに認識させるためのものだと思われます。

ちょっと気になった方は、帰りの道を少し変えてみてはいかがでしょうか。

まとめ

いかがでしょうか。今回は、葬儀に参列する側として失礼のないマナーについて紹介していきました。それでは今回の本文の内容をまとめましょう

記事のまとめ
  • お葬式は通夜・葬儀式・告別式・火葬・精進落としの構成でなっている(地域や葬儀の内容によっては順番が入れ替わることもある)
  • 親族以外は小さい子供を参列させないようにする
  • 葬儀式や火葬式など、式典中は上着を脱ぐ
  • 焼香は宗派によって違いますが、大切なのは故人を想って行うということ
  • 葬儀では遅刻しないように、時間に余裕をもって会場に来ること
  • 香典には新札を入れない
  • 遺族と長話したり、故人が亡くなった経緯を聞くような行動をしない
  • 世間話をしない。どうしても話すなら会場を出てから
  • 通夜振る舞いには必ず一口は箸をつけて、断らない

近年では考え方の違いや健康面からいくつかマナーの内容について反対意見も挙げられています。マナーは相手を不快にさせないための思いやりです。やむを得ない事情がある時以外はなるべく周りに合わせた方が無難でしょう。

大事なことなので何度も書きますが、マナーとは相手を思いやり、不快にさせないための行動です。ルールのように強制されるものではありません。

参列するときは、周りの状況と自身の事情を把握して失礼のない行動を心掛けたいですね。