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葬儀の受付を頼まれた!葬儀の受付係とはどのような役割やマナーがあるの?

クリス
クリス
  • 葬儀の受付係を頼まれたけど、どのような役割やマナーがあるの?
  • 今回は受付係だけど、受付係を頼まれていない時の葬儀の受付でのマナーも知っておきたい!

身近な方に、不幸があった場合、葬儀に参列するだけでなく、受付係をお願いされることがあります。

葬儀の受付係はめったにお願いされるものではありません。ですから、受付係の役割やマナーを知らない方も多いのではないでしょうか。

受付係は、遺族側の立場として他の参列者の方を迎えます。ですから、マナーを守り、失礼のない対応をしたいところです。適切な対応ができていないと参列者だけではなく、遺族に対しても失礼な印象を与えてしまいます。

受付係を引き受けるのであれば、事前に受付係としての役割やマナーを知っておくことは、もちろん大切なのことです。それだけではなく、一般参列者の受付での流れやマナーも知っておくことがおすすめです。そうすることにより、相手への気遣いなどがスムーズにできるからです。

神様
神様

この疑問に答えるぞい。

本記事の内容
  • 葬儀の受付係として行うことやマナーについて
  • 葬儀に参列するときの受付でのマナーについて

この記事を読むことで葬儀の受付係として行うことやマナーと葬儀に参列するときの受付でのマナーについて知ることができます。では早速お伝えしていきます。

葬儀の受付係とは

葬儀の受付係は、遺族を代表し、受付で最初に参列者をお迎えする重要な存在です。ですから、遺族の代理としての心構えでのぞみましょう。

香典など貴重品を扱うため葬儀社スタッフではなく喪主側から選出します。受付係は遅れてきた参列の受け入れや貴重品管理のため、葬儀中その場を離れることができません。そのため直系の親族ではなく、故人や喪主と親しい友人や会社関係者に頼む場合が一般的です。

受付係は、会場の案内など何かと人手が必要なので、葬儀の規模などにもよりますが2~3人程度で行います。仕事としては芳名帳への記帳のお願い、香典の受け取り、参列者の案内などがあげられます。

神様
神様
受付係を頼まれた場合は、やむを得ない事情がない限り、引き受けるんじゃ。受付係を任せるということは相手はあなたを信頼しているという証拠だからの。

受付係の大まかな流れ

受付係のおおまかな流れは、以下の通りです。後ほど前半と後半にわけてそれぞれ解説します。

  1. 葬儀会場に式の1時間から1時間半を目安に到着し、遺族に挨拶をする
  2. 葬儀社スタッフから受付のやり方について、説明を受ける
  1. 受付開始
  2. 受付に来られた参列者の対応として、記帳の案内、御香典の受け取り、返礼品を渡す。この対応を参列者がなくなるまで行う。

受付係は式場の他に、お手洗い、喫煙所、駐車場、自動販売機などの場所を聞かれる場合が多いので事前に確認しておきましょう。受付係は、参列者の焼香がすべて済み次第、式中に交代で式場に入り、焼香を行います。

受付係の流れ【前半】

ここからは受付係の流れを大きく二つにわけて解説をします。前半は、会場に到着してから受付の準備までです。

葬儀会場に行く

葬儀会場に式の1時間から1時間半を目安に行きましょう。到着したらまずは、遺族にお悔やみの言葉を述べましょう。次に葬儀社スタッフがいれば挨拶をします。

葬儀社スタッフから受付のやり方について、説明を受ける

説明を受け、分からないことや疑問に思ったことは質問しましょう。記帳方法、返礼品の内容、数量、渡し方(御香典が連名で出された場合や一同で出された場合の対応を確認する)などもここでしっかり確認しておきましょう。

事前準備

式場、お手洗い、喫煙所、駐車場、自動販売機などの場所を聞かれることが多いので、地図を用意するだけでなく、事前に確認しておきましょう。スムーズに受付ができるように、芳名帳、筆記用具、香典受などの備品を用意し、返礼品を渡しやすい場所へ配置します。

遺族の意向、葬儀社、会場、葬儀の形式、地域により異なるので、遺族や葬儀社スタッフに事前に確認しましょう。

また、受付係が複数いる場合は役割分担を決めます。受付係の役割は大きく分けると以下の4つです。

芳名帳記入のお願い 「恐れ入りますが、こちらにお名前とご住所をご記入ください」と声掛けをして、芳名帳の記入を案内する
香典の受け取り 参列者が香典をお持ちの場合は受け取り、葬儀社スタッフに渡し祭壇にお供えしてもらう
返礼品のお返し 参列者に返礼品を渡す
会計 受付で香典を預かっておく

 

受付係の流れ【後半】

受付係の後半は、実際に受付する場面を詳しく見ていきます。受付では参列者が来られますね。参列者が来られたときのおおまかな対応は、以下の通りです。

  1. 参列者の挨拶を受ける
  2. 記帳をお願いする
  3. 香典を受け取る
  4. 返礼品を渡す
  5. 参列者がお持ちの場合は、お供え物、弔電を受け取る
  6. クロークがある場合は、お荷物や上着を預かる
  7. 式場に案内する
  8. 御香典を会計担当に渡す

それぞれ見ていきます。

参列者の挨拶

参列者がお悔やみの言葉とともに、受付係は「本日はお忙しい中、お越しいただきありがとうございます」とお礼を伝えましょう。当日、雨天の場合は「足元が悪い中、ご参列いただきありがとうございます」と一言追加します。

参列者が何を言ったらよいか躊躇して無言の場合は、気遣いとしてこちらが先にご挨拶をしましょう。どちらが先かは、問題ありません。その時の雰囲気を察して機転を利かすのも大切な気配りです。

記帳をお願いする

「恐れ入りますが、こちらにお名前とご住所をご記入ください」と声掛けをして、芳名帳の記入をお願いします。ご高齢の方や外国の方に代筆を頼まれた場合は、名前と住所を聞き、代わりに記帳しましょう。

香典を受け取る

香典を受け取る際は「お預かりします」と言い、両手で受け取り一礼します。記帳したお名前と香典袋を確認し、間違えが起きないように香典袋に番号を書き記しておきます。

返礼品を渡す

記帳を済ませ御香典をいただいたら「ありがとうございます。こちらお礼の品でございます」とお礼を言い、参列者に両手で返礼品を渡します。

お供え物、弔電を受け取る

参列者がお供え物や弔電などをお持ちなら、お礼を言って受け取り記帳します。その後、葬儀社スタッフに渡します。お供え物は祭壇にお供えしてもらい、弔電は司会者や進行係に渡してもらいます。

クロークがある場合は、荷物や上着を預かる

クロークがある場合は、荷物や上着を預かります。荷物やコートを預かる際には、引き換えの番号札などお渡します。貴重品はトラブルを避けるため預からないのが無難です。

式場に案内する

最後に「告別式はあちらで行います」などと声をかけ、参列者を式場に案内します。ドアを開けて式場に入る場合は、ドアを押さえておくなど気遣いを忘れないようにしましょう。

香典を会計担当に渡す

受付が済み、参列者が目の前を立ち去ってから会計担当に香典を渡します。現金が入っているので、取り扱いには注意しましょう。

会計担当は、香典袋の中身と記入された金額が合っているか確認します。もし、入れ忘れなどで記載された金額と違た場合を考えトラブルを避けるためです。香典は参列者が途絶え、ひと段落したところで確認しましょう。

参列者の目の前で香典袋を開けるのは失礼にあたるので絶対にしてはいけません。

受付係の服装、持ち物

受付係は、遺族側の立場として、他の参列者の方を迎えることになるのでマナーを守った服装をしましょう。

服装

服装は、受付係をする場合でも一般参列者と同じように葬儀に参列するときの服装のマナーと同じです。

男性は、喪服として黒スーツに黒ネクタイ、白ワイシャツ、黒靴下、黒革靴が基本です。女性は、黒のアンサンブル、ワンピース、スーツのいずれかに黒のインナー、黒のストッキング、黒のパンプスを着用しましょう。

持ち物

受付係をする場合でも一般参列者と同じよう数珠、ハンカチ、ふくさ、香典などを持っていきます。

念のために、自分用のメモ帳と筆記用具を用意しましょう。時には、予想外の質問をされる場合があります。即答できないことや遺族にお聞きすることはメモしておくと安心です。他に準備するべきものがあるかは、受付係を頼まれた時に確認しましょう。

立ち振る舞い

受付係は、遺族側の立場として言葉や表現をするのが肝心です。明るい声や笑顔は慎み、丁寧な対応を心がけましょう。

話すときははっきりした口調で、少し大きめの声で話しましょう。低音は、聞き取りにくい可能性があるので、男性の場合は、少し高めの声を意識して話すのがおすすめです。不幸が続くことを連想させるため、忌み言葉を使わないようにしましょう。

避けるべき忌み言葉
  • かさねがさね
  • いろいろ
  • またまた
  • くれぐれも
  • たびたび
  • 数字の4と9

香典を受け取るとき、返礼品を渡すときなどは両手を添えるのがマナーです。片手だと雑な印象を与える場合があるので気をつけましょう。

参列する場合の受付での流れとマナー

続いて葬儀に参列する際の受付での流れとマナーについて解説します。まず、お葬儀に参列する際の受付でのおまかな流れは、以下の通りです。

  1. 受付係にお悔やみ言葉の挨拶をする
  2. 芳名帳に名前や住所を記帳する
  3. 香典を渡す
  4. クロークがある場合は、上着や荷物を預ける

お悔やみの挨拶、言葉

  • 「このたびはご愁傷様でございます」
  • 「心よりお悔やみ申し上げます」

などのお悔やみの挨拶をします。受付係同様、不幸が続くことが連想される忌み言葉は使わないように気をつけましょう。

芳名帳に記帳をする

芳名帳に住所と名前を記帳します。この作業を怠ると、誰が参列したかがわからなくなり、遺族が困りますので間違えがないように記帳をしましょう。

香典を渡す

香典をふくさから出して、受付係に差し出します。差し出す際は、表書きの名前が受付係に読めるように向きを変え、簡単にたたんだふくさの載せます。受付係から返礼品を渡されたら、受け取ります。お供え物や弔電などをお持ちなら受付係に渡します。

クロークがある場合は、荷物や上着を預ける

クロークがある場合は、荷物や上着を預けましょう。荷物やコートを預ける際には、引き換えの番号札などが渡されます。貴重品はトラブルを避けるため、預けずに持っておきましょう。

服装、持ち物

こちらも、受付係の時と服装のマナーは同じです。詳しくは下記の記事をチェック!

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まとめ

いかがでしょうか。今回は葬儀の受付係として行うことやマナーと葬儀に参列するときの受付でのマナーについてお伝えしました。

受付係は、遺族の代理という立場で行う役割です。なので、適切な対応ができていないと遺族に対しても失礼な印象を与えてしまいますので気をつけましょう。

葬儀の受付係として行うことやマナー
  • 遺族の立場で参列者を迎える
  • 芳名帳への記帳のお願い、香典の受け取り
  • 参列者の案内
  • クロークがある場合は、荷物や上着などの預かり
  • 香典を受け取るとき、返礼品を渡すときは両手で渡す
  • 明るい声や笑顔は慎み、丁寧な対応を心がける
  • 話すときははっきりした口調で、少し大きめの声で話し、忌み言葉は使わない

相手への気遣いなどがスムーズにできるように、一般参列者の受付での流れも覚えておきましょう。マナーに関しては、受付係同様、明るい声や笑顔は慎み、忌み言葉は使わないようにしましょう。

一般参列者の受付での流れ
  • 受付係にお悔やみ言葉の挨拶をする
  • 芳名帳に名前や住所を記帳する
  • 香典を渡す
  • クロークがある場合は、上着や荷物を預ける

参列者の気持ちにも立って、マナーのある受付係をしましょう!