お焼香のマナー

もう葬儀で失敗しない!正しい焼香のマナーを基本から詳しく解説します!

クリス
クリス
  • 急に葬儀に出ることになった
  • 焼香の正しいマナーが知りたい
  • 宗派によってどう違うのか

よく葬儀で焼香がありますが、やり方がわからず内心焦ったことはありませんか? 焼香は基本一人でやるもの。大勢を前に、少しでも不安を解消して臨みたいですよね。

神様
神様

この疑問に答えるぞい。

本記事の内容
  • 焼香とは
  • 焼香の正しいやり方
  • 宗派別の焼香のマナー

この記事を読むことで焼香の基本的なやり方がわかり、急な葬儀でもきちんと焼香をあげることができます。では早速お伝えしていきます。

焼香ってそもそも何?

焼香とは、仏教の葬儀でお香を焚く行為です。香を焼くと書いて焼香と書きますよね。

焚くお香は

  • 抹香(まっこう)
  • 線香

の2種類が主にあります。抹香とはシキミの葉や皮を粉にしたもの。皆さんお馴染みの、壺の中から少し取って香炉に移す時、この抹香が用いられます。一方、線香を折って焼香をあげることもあります。どちらもお香を焚くことには変わりありません。

抹香(まっこう)とはお香の一種で、つまむタイプのものです

知らなかった!焼香の意味とは

では焼香にはどんな意味があるのでしょうか。様々な説がありますが、大きくこれらが有名なようです。

  1. 焼香をする人の肉体と精神を清める
  2. 極楽浄土からの迎えを再現
  3. 仏教の教えが広まる
  4. 人生の儚さを伝える

葬儀もまた儀式ですから、儀式前には身も心も清めることが大事です。

そして仏教では、極楽浄土は良い香りでいっぱいだそうです。香りいっぱいの極楽浄土から仏さまが迎えに来てくださる、そんな様子を焼香で表しているのかもしれません。また香りの広がりは仏教の広がりを、香りが消えるのは人生の虚しさを表しているとも言われます。

たくさんの意味がある焼香。きちんと心身を清め、故人の冥福を祈って行いましょう。

これでバッチリ!焼香の正しいやり方

焼香には

  • 立礼焼香
  • 座礼焼香
  • 回し焼香

の3種類がありますが、この記事では一番基本的な立礼焼香(抹香)に限定してご紹介します。

一般的な焼香のやり方

画像引用:株式会社全国葬儀サービス

焼香のやり方はこのようにわかれます。

  1. 焼香台の手前まで進み。遺族と僧侶に一礼、遺影に一礼します。
  2. 数珠は左手に持ちましょう。右手の親指・人差し指・中指で抹香をつまみ、取ったまま額の高さまであげます。(このように抹香を取り額の高さまであげることを、押しいただくと言います)
  3. 抹香を静かに、香炉の上にくべます。
  4. 両手に数珠をかけ合掌。遺影に一礼、遺族と僧侶に一礼して戻ります。

厳密には決まっていませんが、礼は大抵2回します。遺族・僧侶と、遺影に対しての2回です。もちろん状況にはよります。知り合いの話では、礼をしないで立ち去ると参列者から嘲笑をあびたと言っていました。哀悼の意を込める意味でも礼は大事です。

焼香をあげるには順番があった!

焼香には順番があります。基本的には故人と血縁の濃い順です。最初は親族が焼香をあげますが、同時にトラブルも多いものです。

親族の場合

最初に焼香をあげる親族内では、このような順番で焼香があげられます。

  1. 喪主
  2. 故人や喪主の配偶者
  3. 故人の子ども(故人と姓が同じ方から)
  4. 故人の両親
  5. 故人の孫
  6. 故人の兄弟姉妹

あくまでも一例で、故人や喪主によっても変わってくることもあるのでしょう。また、お子さまがご結婚されている場合は苗字が変わっています。その場合は故人と同じ姓のお子さまから行いましょう。

相手のご家族の葬儀に出席する場合

例えば義父が故人の場合、妻(故人の子)の後に配偶者が焼香をするのが基本です。夫婦は普通一つと見なされます。ただここがもめるポイントでもあります。事前に確認することが大切です。

実は宗派によって違う焼香

ここまで焼香の基本的なやり方、順番を見てきました。しかし焼香のやり方は宗派によって少し違います。どのような違いがあるか一覧にしてみました!

宗派 回数 押しいただき
(額の高さまで抹香を上げて香炉に落とすこと)
天台宗 3回
真言宗 3回 最初の1回のみ
浄土宗 決まりはなし
浄土真宗(本願寺派) 1回 ×
浄土真宗(大谷派) 2回 ×
臨済宗 2回 最初の1回のみ
曹洞宗 2回 最初の1回のみ
日蓮宗 決まりはなし(通例1回)

宗派によっては回数に決まりがないこともありますね。また押しいただくかどうかにも違いがあります。いずれにせよ、参列する葬儀はどの宗派なのか、きちんと確認することが大切です。

助けて!こんな時はどうしたら…

どちらからお香を取るのかわからない

焼香にはお香の入れ物と、お香をくべる香炉が二つ並んで置いてあります。ただでさえ葬儀に馴染みがないのに、見分けがつかず本番焦ったことはないでしょうか? このようにお香と香炉を間違えてしまったという話は意外とあります。

先日友人が間違えて火のついている香炉に指をいれて火傷してしまったそうです。幸い大事にはいたりませんでしたが、本人は笑いをこらえるのに必死だったとか(笑)。ちなみに周りの方も一部笑わないよう耐えていたと言っていました。

基本的には、色がついている大きい粒が抹香です。もし間違えてしまった場合は、そのまま焼香をしても問題ありません。もし火傷がひどい場合は、お礼をして去り水で冷やしてはいかがでしょうか? 皆さん気を付けてくださいね。

ネイルしてもいいの?

女性にとって指先や足先はオシャレの対象。お休みの日だけネイルをつけて楽しむ方も多いのではないでしょうか。しかし葬儀ですから当然派手なものはNGです。どうしても落とせない場合は黒色の手袋をするのもいいかもしれません。

詳しくはこちらの記事をチェックしましょう↓

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マスクはつけたままでもOK?

普段なら、焼香の際はマスクを外すのが一般的です。ですが昨今の感染症対策を受け、受付でも焼香でもマスクをつける方がマナーとなってきています。なお、色は白色。葬儀だと黒のイメージですが、黒色のマスクはかえってカジュアルな印象があるためです。

まとめ。焼香はこれさえできればOK

ここまで基本的な焼香について見てきました。

まとめ
  1. 遺族と僧侶、遺影にそれぞれ一礼
  2. 右手の親指・人差し指・中指で抹香をつまみ、取ったまま額の高さまであげる。
  3. 抹香を静かに香炉の上にくべる。
  4. 両手に数珠をかけ合掌。遺影、遺族と僧侶にそれぞれ一して戻る。

順番ややり方は葬儀により異なるので、事前によく確認すること。

焼香は自身を清め故人をしのぶ行いです。少しでも不安を解消して葬儀に臨みましょう!

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